
何も間違った事をしていない人が、闇属性と言うだけで差別されるような世界が正しいと言うのなら、私はその世界を否定します!!
……大丈夫、私は今も昔も、ずっとそのつもりだから
双眼転生闇黒戦記の主人公。魔眼と神眼の能力を持った少女。肉体年齢17歳、精神年齢23歳。元々は黒乃月の兄だったが、とある闇の眷属との戦いで命を落とし、自身と同じタイミングで命を落とした異世界の女子生徒の身体へと魂を宿した。だが、母であるサキュバスのフィアレスと、父である天上界人のルシファーから受け継いだ魔眼と神眼も少女の身体に共に宿った事により、元は青一色だった少女の瞳は右目が魔眼の赤、左目が神眼の黄に変化した。装備品は黒コートの闇夜の守護者《ニュクス・トゥテラティ》と、自身の魔力や過去を糧に力となる犠牲の剣《サクリファイス》である。また、武器を生成する能力、具現化《マテリアライズ》を有しており、これで剣や銃を生成できる。また、コートの下に着ている制服も、自身の能力の一つである強化《エンハンス》で特殊な加工がなされており、金属製の鎧を遥かに凌駕する守備力を有している。
プロフィール
身長 | 163㎝ |
体重 | 52㎏ |
誕生日 | 9月21日 |
血液型 | O型 |
年齢 | 15歳→17歳 |
一人称 | 私 |
胸のサイズ | Bカップ |
趣味 | 不明 |
出身地 | 不明 |
所属 | ルーデンフォード学園→ファントムレギオン |
種族 | 人間 |
属性 | 闇、光 |
好きなもの | メロンパン |
嫌いなもの | 人の死、殺生事 |
イメージCV | 会沢紗弥 |
CV | 常闇乃黒百合 |
初登場作品 | 双眼転生闇黒戦記 第2話「新たな人生が始まる日」(2025年5月21日初投稿) 映画 ドラゴニュートの人形劇 究極の15人(2024年12月10日初投稿) |
装備
- 犠牲の剣《サクリファイス》
短剣の両脇に長剣が装着されたトライデントの様な形状の武器。普通の手持ち武器として使用でき、中心の短剣部分から光弾を放て、そこから魔力の刃を生成する事ができると言う実体剣、魔力武器、射撃武器として使える万能武器。但し、魔力の刃は強力すぎる一方で大量の魔力を食う為、一撃必殺の捨て身システムとも言える。また、持ち主の成長と共に進化する武器であり、動画などに登場するのはLEVEL1の状態(小説のネタバレ防止の為の苦肉の策)。
- ルーデンフォード学園制服
強化《エンハンス》の能力付与済みの為、金属製の鎧より硬く、肌の露出部分も守られている。
- 闇夜の守護者《ニュクス・トゥテラティ》
黒のロングコート、強化《エンハンス》の能力で強化された装備以上の強度を誇る、制服の上から羽織っている。
技
- 虚無の咆哮《カオス・ロア》
右掌に闇の魔力を収束させた後、鈍い音と共に巨大なエネルギー波として一直線に目標目掛けて放つ闇魔法。その威力は凄まじく、余波で周辺に被害が出るほど。作者曰く、闇版ライトブラスト。
- 闇の断裂《ブラック・レンド》
犠牲の剣《サクリファイス》に闇の魔力を込めて闇の刃を生成し、切り裂く技。魔眼の能力との併用で更に巨大に、協力にする事が出来るが、その威力故に魔力を大量消費する。だが、その威力は山をも砕く。
- 黒夜の波動《ミッドナイト・バースト》
右掌を正面に向け、複数の魔方陣を展開後、魔方陣から闇の光線を発射、直後拡散し、広範囲を攻撃できる法撃。
能力
- 具現化《マテリアライズ》
武器を生成する魔法。前世で3年かけて習得した魔法で、武器の大まかな設計図さえ頭の中に入っていて魔力さえ足りれば、どんな武器でも生成できる。使用の際の掛け声は〇〇(剣なら剣《ソード》、銃なら銃《バレット》など)具現化《マテリアライズ》。
- 格納《ストレージ》
様々な物を別空間にしまう魔法。この魔法の習得者は魔法でできた異空間を所持できる為、その異空間に様々な物を格納できる便利な魔法。軍人はほぼ全員この魔法を習得している為、鞘が浸透していない。使用者が命を落とすと格納していた物は消滅する。
- 結合《コネクト》
格納《ストレージ》でしまった物を取り出す為に使用する魔法。格納《ストレージ》とワンセットとなる魔法。
魔眼に宿した能力
- 重力制御《グラビティ》
重力を制御する能力。相手を押し潰したり、物体を持ち上げる事も出来る便利な能力だが、高重力を発生させて足止めさせる程度にしか使えない能力で、これ単体では攻撃に使う事はできない。
- 予知《ヴィジョン》
最大で15秒先の未来を見ることが出来る能力、体力の消耗が激しい為、連続使用は不可能。
- 門《ゲート》
今いる場所と行った事のある場所を繋いで移動する能力。行きたい場所を念じてこの能力を使用すると次元を切り裂いてその場所が現れ、その中に入る事で移動完了できる便利な能力。別世界には繋げない。
- 念力《サイコキネシス》
生物以外の物を自由自在に動かす能力。体力の消費が激しいものの、様々な物を自由自在に動かすことができる。また、機甲騎士は生物である為に動かす事はできないが、機甲騎士の武器は機甲覚醒と共に出現する装備品に該当する為、動かすことができる。
神眼に宿した能力
- 強化《エンハンス》
装備を強化する能力。使用すると両掌から金色のオーラが放たれるので、これを装備品に浴びせる事で強化が完了する。これだけで特殊な守護能力が働き、着心地はそのまま、強度はその辺の金属製の鎧を遥かに超える強度となる。この能力で強化した装備は特殊な結界が装備者の身体全体を覆う為、素肌が出ている装備でも鉄壁の防御力となる、
- 守護《パラディウム》
攻撃や魔法を防ぐ薄水色のガラスに似た結界、バリアを使用者の周りに張る能力。守備力はそこそこで、強力な攻撃で打ち破られやすい。
- 洗濯《クリーニング》
洗濯空間を生成する能力。洗濯空間とは宙に浮かぶ水溜まりで、この洗濯空間に入れたものは新品同様に綺麗になる。
- 加速《アクセラレート》
使用者の走行速度を高める能力。魔法などで飛行している際は飛行速度を高める事も出来、基本的に現在の速度の2倍ほど高める事が出来る。
- 飛行《フライト》
自由自在に飛行する事が可能となる能力。飛行速度は時速300キロ程で、飛行時は特殊な空気の膜に包まれており、空気抵抗や落ちてくる葉っぱなどを弾く為、安全に飛行できる。また、この能力には特にデメリットが無く、普段の移動に使える便利な能力であると同時に、戦略性を広げる能力となっている。
- 装着《ウェアー》
1秒ほどでどんな装備にも着替える事ができる便利な能力。
- 身体強化《フィジカル》
一時的に身体能力を強化する能力。使用に魔力を使う以外のデメリットは『基本的に』ない便利な能力である。これを使う事で身体能力が向上し、攻撃面、防御面、速度が強化される。強化は三段階まで行う事が出来るが、段階を上げる毎に身体にかかる負荷が大きくなると言うデメリットがある。
ドラゴニュートの人形劇では…
映画第3作にて初登場。究極の15人の最後の二人の内の一人。その戦闘力でエスクード、デズナラク8世を黙らせた。Episode6「新生、ネオダークアビス」では、商業都市ニアスに滞在していた際、狼鬼率いるネオダークアビスの部隊と遭遇、妹と共に高い戦闘力で部隊を制圧した。
名台詞
- 「その魔王デストルドと言う人物がした事はよく知りません……今の闇属性の人間に対しての差別から恐ろしい事をしたのは分かります……でも! 何の罪もない人間が、闇属性と言うだけで差別されて迫害されるなんて……そんなの、絶対に間違っています!!」
- 「何も間違った事をしていない人が、闇属性と言うだけで差別されるような世界が正しいと言うのなら、私はその世界を否定します!!」
第3話より。闇属性の人間が差別される異世界に怒りを覚えた一言。今の自身の身体の持ち主は迫害によって自殺に追い込まれた、だからこそ心の底から怒っている優しさが伝わる台詞である。
- 「私は、まだここで死ねない……」
- エリス「だよね、なら、私と契約してみる?」
- 「うん、私がこれからどうしたいか、まだ分からない……でも、ここで死ぬわけにはいかない……だから、あなたの力を貸してほしい、契約してほしい」
第4話より。異世界に転生してまだ何も分からない状態、しかし、もし元の世界に戻って仲間を、妹を助けられるなら?そう考えたミハルはエリスとの契約を決意する。
- リゼット「まさか、このまま握りつぶすつもりじゃないでしょうね!?」
- 「そんな事はしないよ、でも、私達を殺そうとした事は事実だ、あなたの身柄は拘束させてもらう」
- リゼット「あなた、優しいのね……でも、その優しさはいつかあなた自身を殺す事になるわよ」
- 「そうかもしれない……それでも私は、もう誰も殺したくないんです……」
第10話より。ミハル自身やミハルの仲間を殺そうとしたリゼット、例え悪人だろうと命を奪う事を嫌うミハル、その過去には悲しい大量殺戮の過去があったのだ。
- 「分かりました、私は闇属性です、ですが、心まで闇に染まってない事を全力で教えます!」
第11話より。ミハルの信念にも通じる言葉。
- 「幸せ……か……正直分からないかな、確かに優しくしてくれる人達はいる、少しずつだけど、学園での私の扱いは良くなってきている……それでも、まだ闇属性の人間が差別されているのが現状だ、私にとって、闇属性が差別されて迫害されている限り、本当の幸せは訪れないのかもしれない……」
- サビーナ「ではミハルさんはこの世界を変えるつもりですか?」
- 「正直できるかどうかは分からない、それでも、闇属性が差別されて迫害される、こんな事が永遠に続くなんて嫌だ、何百年何千年と闇属性を差別する歴史を繰り返す……こんな事はもう、終わりにしないといけない!」
第15話より。サビーナに今が幸せかと聞かれて。とても難しい事かもしれないが、この世界を変えたいと強く願うミハルの想いが伝わる台詞。
- 「シュヴァルツさん……私はあなたを救いたい……だから……!!」
第18話より。シュヴァルツとの本気の殺し合いの中でも、ミハルは決して殺さず、助けたいとの願い、一筋の光弾を放つ。
- (しかしこの戦法……どこかで見た事あるな……そうか! この戦法は……!)
第19話より。機甲騎士カーティルの戦法を見て、前世で観た特撮番組の宇宙人の戦法を思い出す。前世での記憶が役立つ貴重なシーン。
- 「アキノ・ラーズグリーズさん、既にご存じと思われますが、ミハル・ラーズグリーズはこの世にはもういません、現在、娘さんの身体には龍居ミハルと言う名の異世界で命を落とした男性の魂が宿り、こうして生きています、娘さんの身体を事故とは言え勝手に使っている事、深くお詫びします、ですが、娘さんはこの世界で差別された事で自ら命を絶ちました、私はこの世界の悪い風潮を変える為、戦っています、娘さんの身体を悪用するつもりは全くございません、ですから、この世界を変える為、そして、私が元の世界に戻り、元の世界での戦いに決着を付けるまで、どうか娘さんの身体を私に貸してください」
第27話より。アキノの娘であるミハルの身体を事故とは言え借りている事に対し、アキノの墓前で謝罪し、世界の悪い風潮を変える為に戦うと誓った際の言葉。
- クレール「な……何だと……!? 僕の光魔法が……二度も……!?」
- 「三度です、最初に私の家を破壊したあの光魔法も含めて」
- クレール「お前……調子に乗るなよ!!」
第30話より。サルースルーメンの最高幹部であるクレールに対し、互角以上の戦いを挑むミハル。初期の頃に比べ強くなっている事をこの戦いで証明した。
- 「今までありがとう、ウィン、……行ってくるよ、必ず帰って来る」
第32話より。サルースルーメンに命を狙われ、このままでは友人達に危害が及ぶと考えたミハルは、ファントムレギオンに入り、サルースルーメンと戦う事を決意する。それは、友人達との一時の別れでもあった。
- 「私はこれ以上、苦しんでる人を増やしたくない、どこかでこの間違った伝統や世界は変わる必要がある、なら、私は今変えたいんだ」
第33話より。正式にファントムレギオンに入ったミハルは、シャワーを浴びながらエリスと今後についての相談をする、そこで語ったミハルの想いが上記の台詞である。
- 「……ありがとう」
第43話より。エリスが新たな力、ヴァルフィーネ・ファースト・エヴォルヴを覚醒させ、シュタールを撃退した後、ここまで強くなれたのは仲間がいたからと言う事に気付き、静かに感謝の言葉を述べた。
- 「これが最後の戦いになるかもしれない、エリス、行けるね?」
- エリス「勿論だよ、マスター、私はマスターを絶対に死なせはしないから!」
- 「エリス……これが終われば、みんなの所に帰れるんだ! 必ず勝って帰る!!」
第50話より。サルースルーメンを裏から操っていた聖王との決戦を前に、決意を新たにする。
迷台詞
- 「えっ!? 女の子!?」
第2話より。少女の身体に転生した事でウィンの前で盛大に驚いた。
- 「ああ、これね、気にしないで、これが寝やすいだけだから」
第5話より。寝る時の服装がYシャツである事からのツッコミに対して。この後、何度も突っ込まれ、痴女と呼ばれた事もある。
- (でも、その怪力から来る攻撃も、当たらなければどうという事はない!)
第13話より。機動戦士ガンダムのシャアの台詞をオマージュした台詞、この他にも地の文などで小ネタを挟んでいる。
- 「なんて腕力……あんなの食らったら、私は一瞬でトマトケチャップになっていたな……」
第14話より。機動戦士ガンダム 水星の魔女で一躍話題になったトマトケチャップのシーンが元ネタ。
- 「これが効いたら私、神様信じる!」
同上。機動新世紀ガンダムXの第1話でのガロード・ランの台詞のオマージュ。
- 「狙い撃つ!!」
同上。機動戦士ガンダム00のロックオン・ストラトスの台詞のオマージュ。ガンダム祭りである。
- 「よ……よろしく……ぴょん?」
第27話より。シュタールと契約している機甲精霊のソルの独特の喋り方に困惑して。
- 「レイルさん、ティブロンの上に機甲騎士を載せて飛行ってできますか?」
- レイル「おっ、ミハルくん、中々いい事を聞いてくれたね! それも想定内! 大型の機甲騎士とかでない限りは可能だよ!」
- 「つまりこれでガイアやカーティルも飛行できる……戦略の幅が広がりますね!」
- レイル「分かってるじゃないかミハルくん! 君とはいい友人になれそうだよ!」
第35話より。前世でロボットアニメが好きだった事で、レイルと意気投合した際の台詞。
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