
ブラックスターで生まれ育ち、地球へ派遣された10番目の円盤生物。てるてる坊主の様なユニークな外見だが、容姿とは裏腹に凶悪な性格の持ち主であり、狡猾な戦略家。体内には毒の触手を2万本も有し、これを絡み合わせて鎌や三又の鞭を形成する。その他、口から吐き出す発狂ガス「レッドクレイジーガス」、目から放つ30万度の破壊光線「ノーバレーザー」が武器。体を回転させて血のような赤い雨を周囲に降らせることができる。相次いで家族を失い、精神状態が空虚な状態になったトオルにてるてる坊主の姿で接近。トオルに憑依し、街中に真っ赤な発狂ガスを撒き散らし人々を暴徒化させたが、トオルが正気を取り戻した後、警官の銃撃を受け巨大化した。ウルトラマンレオがかけつけると戦ったが、最期はシューティングビームとエネルギー光球を受けて消滅した。
データ
別名 | 円盤生物 |
身長 | 0.1~57m |
右手の長さ | 60m |
体重 | 20g~1万t |
出身地 | ブラックスター |
初登場作品 | ウルトラマンレオ 第49話「恐怖の円盤生物シリーズ!死を呼ぶ赤い暗殺者!」(1974年3月15日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
映画第2作にて、ベリアル軍の戦力として登場している。撮影にはウルトラ怪獣シリーズを使用している。
余談
- 鳴き声はウルフ星人の流用。
- 街で狂暴化する警官を演じたのは、この回の脚本を担当した阿井文瓶である。阿井文瓶は第47話ではテリナQを回収する警官役でも出演している。
- 日本のバスケットボールリーグのbjリーグとのコラボ企画であるウルトラ怪獣ドラフト2010のノミネート怪獣として候補に挙がり、東京アパッチに指名された。
- 大怪獣バトルでも技カード、怪獣カードの両方で参戦。技カードは「赤き暴走」で、効果はお互いのアタックに+200の補正がつくが、代償としてスピードゲージが止めにくくなる、というもの。必殺技は円盤形態になって体当たり攻撃をする「ファントムアタック」、ウルトラマンメビウスで登場したノーバが使っていた、口から発射する光線弾「ヘルボール」、そして画面全体に真っ赤な雨を降らせ、凶暴化ガスを噴射する毒属性最高威力の必殺技「レッドクレイジーガス」。シルバーブルーメとのタッグ必殺技「クレイジーダンス」も使用できる。
添付ファイル