
敵ながらいい根性をしている、流石だ、Xライダー
『仮面ライダーX』に登場するGOD機関の幹部。幾度となくXライダーを苦しめた名悪役である。第8話から登場したが、本格的活動は第9話から。普段は白いスーツに身を包み、「アポロ・チェーンジ!」の掛け声とともに変身する。GOD秘密警察第一室長で怪人達の監視と処罰が主な任務。独断で怪人を処刑する権限を持ち、作戦の失敗は辛辣な口調で糾弾し、役立たずな者は即刻処刑するため、味方からは嫌われている(処刑されたマッハアキレスは再生された後も処刑されたことを根に持っていて、神敬介の口車に乗り寝返りすらした)。総司令への忠誠心は誰よりも厚く、自身の死期を悟った際は2度ともXライダーを道連れにしようとした。作中で確認できるGOD機関の構成員の中では唯一GOD総司令と直通の連絡手段となる通信機を持つ事を許され(他の構成員には一方的にテープレコーダーを送り付ける事で指令を出している)、GOD総司令に面会したこともあるなど、GOD総司令からもかなりの信頼を得ていることがわかる。武器は強力な銃・アポロショットと盾・アポロガイストカッター。そして隠し武装のアーム爆弾。第14話で自ら古代ギリシャの昆虫「くるい虫」を利用して日本中の人間を殺人鬼に仕立てる「日本きちがい作戦」を実行。元GODの青田博士を狂人にかえて事件を起こした上に作戦がばれないよう救急車に偽装させた車で暗殺をもくろむも、神敬介には陰謀を察知され(曰く「あまりタイミングが良すぎると逆に疑ってみたくなるもんだ」)、それを称賛すると「お前に褒められると妙な気持になる。何、これもGOD、特にお前との付き合いをはじめたおかげだ、簡単に人間を信用できなくなったんでな!」と返している。(なお、口封じ自体は成功した)くるい虫をコーヒーショップCOLに流して殺人事件をおこし、立花藤兵衛を秘密警察東京分署に拉致したが、店に虫を放った工作員の口をXが割らせたことで場所が知られ、虫も全滅。激闘の末、X必殺キックを喰らい爆死…したと思いきや、人間態に戻り負けを認め、最後の握手を求めるも、アーム爆弾で道連れにしようとした。しかし重傷により爆発のタイミングが遅れてXのみが助かった。
データ
身長 | 185.0㎝ |
体重 | 75.0㎏ |
特色/力 | 怪人たちを処罰する権限、アポロショット、ガイストカッター、アーム爆弾 |
所属 | GOD機関 |
CV | 打田康比古 |
初登場作品 | 仮面ライダーX 第8話「怪!? 小地球・中地球・大地球」(1974年4月6日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「ゴーデスの復活」にて、大ショッカーの部隊を率いてウルトラマンジョーニアス、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワードと交戦していたが、救援に来たダンクーガノヴァに苦戦した事で、撤退に追い込まれる。映画第3作では、シャロームシティの襲撃に参加するが、ズバットのズバットアタックを食らい、戦死した。大ショッカーの幹部では初の戦死者である。撮影にはライダー怪人シリーズEXを使用している。
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