
ニューギニアの虹の谷に1000年に一度誕生すると言われている怪獣。バルゴンの卵は巨大なオパールのような見た目をしており、卵をオパールと勘違いした日本人によって日本へ運ばれ、神戸で誕生。卵から成長するまでに10年かかるが、医療用の赤外線を卵に放射されたために急速に誕生・成長してしまった。長い舌を持ち、そこから出す冷凍液は一瞬にして物を凍らせ、その周囲200m四方の気温を零下20度にまで下げてしまう。動物的本能で、遥か遠くの敵の存在も察知することが可能で、その敵には背中のプリズムでできたトゲから虹色の光線を放って攻撃する。水を浴びると冷凍液が使えなくなり、長い間水に触れると皮膚が溶け、血が流れ出て死んでしまう。元来、ダイヤモンドの光を一番好む性質を持ち、ニューギニアの原住民たちはバルゴンが出現すると湖にダイヤを沈めて自滅させていた。しかし、赤外線放射による異常成長のためにその性質は失われ、代わりに赤外線を好むようになっている。自衛隊のバルゴン退治の作戦をことごとく失敗に終わらせたが、最期はガメラによって琵琶湖に沈められ、虹色の光線を出しながら絶命した。
データ
別名 | 冷凍怪獣 |
隊長 | 80m |
体重 | 70t |
出身地 | ニューギニアの虹の谷 |
初登場作品 | 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年4月17日公開) |
技
- 舌
伸縮自在の舌で人間を捕らえて捕食する。
- 冷凍液
舌の先から放つ零下100度の霧状の冷凍液。ガメラを凍らせた。
- 殺人虹光線
背中から放つ虹色の光線。
ドラゴニュートの人形劇では…
映画第1作にベリアル軍の戦力として登場した。
余談
- 平成ガメラシリーズ2作目の敵怪獣候補には当初、本作より大型の個体として登場が予定されていた。
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