
ギャアァオオォォォォン!!
1954年の初代ゴジラの後、日本にたびたび上陸しているゴジラ。成長しきっていない個体という設定があり、頭身は低く目は大きい。背鰭は燃え盛る炎のような形となっている。細胞には強力な再生力を有する「オルガナイザーG1」という物質があることが明らかにされている。放射熱線はオレンジ色。熱線放出時の発光している背鰭は高熱となり、ケーブルを焼き切るほどの熱量。オルガ戦では、全身をオレンジ色に発光させて放つ熱攻撃をしていたが、体内放射なのか放射熱線なのか、或いはバーニング化に近い技なのかは不明。書籍などにより解釈が分かれている。知能も高いのか、オルガが口を開いた際には自分から口内に入り内側から吹き飛ばすといった行動もしている。人間の作り出すエネルギーを憎んでおり、原子力発電所などを積極的に狙う性質がある。
データ
別名 | 怪獣王、ミレゴジ |
身長 | 55m |
全長 | 122.5m、直立時105m |
顔幅 | 7.8m、横幅10m |
口幅 | 6.5m、横幅7.8m |
肩幅 | 20m |
腹幅 | 14m |
腰幅 | 22m |
足の長さ | 19m |
腕の長さ | 14m |
手の長さ | 3.8m、幅3m |
尻尾の長さ | 78m |
体重 | 2万5千t |
歩行速度 | 40km/h |
出身地 | 不明 |
出現地 | 北海道・根室 |
初登場作品 | ゴジラ2000 ミレニアム(1999年12月11日公開) |
ドラゴニュートの人形劇では…
余談
- 体の色は黒に近い濃緑色で、本作以前の直立姿勢から若干前傾姿勢になり、口も大きめに造形されているなど、より爬虫類に近い印象をもつ。背びれは炎をイメージした巨大かつ鋭利なものとなり、配色も従来とは異なり紫がかっている。また、足の指の付き方は初代ゴジラのものと同様になり、歯並びもビオゴジの二列から一列に戻され、以降継承される。本作の特殊技術を担当した鈴木健二によると、「まだ成長しきっていないやんちゃな個体」としてこのゴジラをイメージしたという。
- 着ぐるみは海用とアップ用と爆破用が製作された。
- 海中を泳ぐシーンではゴジラを初めてフルCGで描いている。
- 本作に登場するゴジラの性別は長々らしく《内緒》だったらしいが、人形劇「ゴジばん」にて性別をメスとしてゴジラくんの母親怪獣という公式での設定となった。なお、名前は『魅麗(ミレイ)』であり、由来も『ミレニアム』からとっている。
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