
ユニウス条約締結後から開発がスタートされていたとされる、ダガー系MSの後継機でストライクの完全量産を目指して制作された機体。ユニウス条約によってMS配備数に制限が生じたことによって安価な機体で数の有利を頼むことができなくなり、保有枠内で戦力を拡充するために既存機のマイナーチェンジでなく高性能な次世代機が求められたことから開発が行われた。スペック上では前大戦の名機・ストライクガンダムと同等とされ、地球軍の悲願であったストライクの完全量産化を実現した機体で、地球軍MSの集大成の機体である。各部の軽量化と、スラスターの追加により機動性はダガーより向上している。当然ストライカーパックの運用も可能で、ダガーと同様に汎用性は高い。戦闘性能はストライクと同等とされるが、重量が軽く、スラスターの追加や後述の武装等を含めた総合性能はストライク以上であり、特に機動力と運動性能は上回っている。パイロット次第ではザクとも渡り合えるポテンシャルを誇る。
スペック
分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | GAT-04 |
全高 | 18.67m |
重量 | 58.20t |
動力 | バッテリー |
装甲材質 | 不明(VPS装甲とする資料あり) |
開発 | 地球連合軍 |
所属 | 地球連合軍 |
パイロット | ネオ・ノアローク、地球連合兵 |
初登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-09「驕れる牙」(2004年12月11日放送) |
武装
- トーデスシュレッケン
頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。
- ビームサーベル
ストライクダガーなどに装備された物の改良型。
- スティレット
両腰アーマーに収納されている投擲武器。
- ビームライフル
中距離射撃用の武装。
- 攻盾タイプE
対ビームコーティング処理の施された、本機専用のシールド。
- ヴュルガーSA10
シールドの裏側に内蔵されているミサイル。
余談
- ジェットストライカーを装着したときの外見が頭部の形状と相まって、過去に福田氏が製作に関わったドラグナーに似ていると評判。
- 「設定上高性能機とされながら、乗り手に恵まれず実力を発揮できなかった量産機」という点ではドラグーンやゲルググと同類と言える。
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