
最後まで諦めず、不可能を可能にする!それがウルトラマンだ!!
ウルトラの父の命令で地球に派遣された新人のウルトラ戦士。ウルトラマンタロウを師としており、経験こそ浅いが、高い潜在能力を秘めている。地球へ来る途中、宇宙船アランダス号がウルトラ・ゾーンに吸い込まれそうになっている現場に遭遇し、これを救出しようと試みるも、後一歩のところで及ばなかったという経験を持つ。その時、自らを犠牲にして他のクルーたちを助けようとした青年バン・ヒロトの姿に感銘を受け、地球に到着後はヒロトの姿を借りて滞在を開始。ヒロトの父テツロウからヒビノ・ミライの名を授かり、更にサコミズ隊長を紹介され、CREW GUYSに所属する。最初はサコミズ隊長やバン・テツロウだけに正体を知られていたが、インペライザーとの戦いを機にチームメンバーの6人にも知られる事になる。ボガールの件をきっかけに、ウルトラマンヒカリとは友達となる(ヒカリは階級的にはゾフィーと同じくらいだが…)。エンペラ星人との戦いの後、故郷へ戻ったが、アーマードダークネスの事件で再び地球へ出向いた。現在ではヒカリと共に宇宙警備隊最高の称号である「ウルトラ兄弟」の仲間入りを果たし、自身は警備隊教官に就任して後輩たちの指導をしている。また、ウルトラマンゼットから、メビウス兄さんと呼ばれている。
データ
身長 | ミクロ~49m |
体重 | 3万5千t |
飛行速度 | マッハ10 |
走行速度 | マッハ2 |
水中速度 | マッハ3 |
地中速度 | マッハ2 |
ジャンプ力 | 780m |
腕力 | 9万t |
年齢 | 6800歳(人間換算で20代前半)→約10000歳以上(『タイガ』時点) |
活動時間 | 3分間 |
出身地 | M78星雲・光の国 |
変身アイテム | メビウスブレス |
人間体 | ヒビノ・ミライ |
CV | 五十嵐隼士、福山潤(スーパーヒーロージェネレーション以降) |
初登場作品 | ウルトラマンメビウス 第1話「運命の出逢い」(2006年4月8日放送) |
変身者プロフィール
- ヒビノ・ミライ
ウルトラマンメビウスの主人公。ウルトラマンメビウスが、仲間や父親を救うために自らを犠牲にした宇宙飛行士のバン・ヒロトをモデルに自ら地球人に変身した姿で、外見年齢18歳。ヒロトの父バン・テツロウから言われた言葉の中にあった「日々の未来」が名前の由来。純粋で正義感が強い明るい性格だが地球に関する一般常識は充分でなく、日常的な知識の面で疎く、言動の端々に異文化に対する戸惑いがある他、不意に正体を知られかねない言動がある。GUYS入隊直後に食べて以来、カレーが大好物である。パイロットとしての戦果が高く、墜落数はゼロである。第29・30話で隊員たちに正体を知られたが、それ以降は他の人物に対しても自分の正体を隠すことはしなかった。
演:五十嵐隼士
演:五十嵐隼士
必殺技
- メビュームシュート
メビウスの代名詞とも言える必殺光線。
- ライトニングカウンター
メビウスブレスから開放したエネルギーを左腕に集中させ、正拳突きのように突き出して放つ二重螺旋構造の電撃光線。
- ライトニングカウンター・ゼロ
ライトニングカウンターのエネルギーを左手に溜め、ゼロ距離で叩きつける応用技。その特性上、ゼットンなどの光線を吸収する能力を持った相手にも有効な技。敵の体から貫通したエネルギーが迸るほどの威力を持つ。
- メビュームスラッシュ
メビウスブレスに添えた右手を前に突き出して放つ光刃。牽制や触手の切断に用いる。メビウスブレスを呼び出せば人間体でも使える。
- メビュームブレード
メビウスブレスから伸ばした光の剣で敵を切り裂く。切れ味はナイトブレードに劣るが、近接武器として多用され、グドンやアリゲラ、ケルビム、巨大サーペント星人など、多くの強敵を葬った。
- メビュームダイナマイト
師のタロウが使っていたウルトラダイナマイトと同質の技。ウルトラダイナマイトは本来、肉片一個からでも再生できるウルトラ心臓を持つタロウだからこそできる芸当だが、メビウスはメビウスブレスをウルトラ心臓の代わりにすることで使用を可能としている。
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「エンペラ軍残党討伐」にて初登場。かつてエンペラ軍と戦ったメンバーの一人で、ウルトラマンヒカリ、仮面ライダーバースと共に残党の討伐に向かう。そこでエスクードが戦う理由を聞き、彼を止める決心をする。撮影にはウルトラヒーローシリーズを使用している。
余談
- デザインは「ツシマヤマネコ」がベース。
- 最終回プロットではウルトラの母により救出されていた設定でバン.ヒロトを再登場させ、メビウスと一体化する案もあった。
- 「ウルトラマン FIGHTING EVOLUTION 0」のCMでは、ウルトラマンタロウとゲーム対戦をしていた。
添付ファイル