
ピット星人が木曽谷の吾妻湖で育てていた怪獣。常に回転を続ける2つの角と長い尻尾が特徴。角はレーダーになっている。口からは、雷の何倍もの威力を持つ三日月状の強力な放電光線を放つ。しなやかな尻尾は敵を叩きのめすばかりか、器用に巻きつけて50万ボルトの電流「エレクトリックテール」を流して感電死させることも可能。ウルトラホークやミクラスを追い詰めた。ウルトラセブンと戦い、エメリウム光線で角を破壊された後、アイスラッガーで首を切断されて絶命した。しかしその後、月の光のエネルギーを浴び続け、再生エレキングとなって復活した。3万年前の「ウルトラ大戦争」にも参加したという(ウルトラマンタロウ 第25話より)。
データ
別名 | 宇宙怪獣、電撃怪獣 |
身長 | 0.2~53m |
体重 | 500g~2万5千t |
出身地 | ピット星 |
初登場作品 | ウルトラセブン 第3話「湖のひみつ」(1967年10月15日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「ゴーデスの復活」などで、ベリアル軍の戦力として登場している。
余談
- この回がウルトラセブンのクランクイン第1作。
- 鳴き声はカマキラスの流用とされているが、実際は怪獣島の決戦 ゴジラの息子の公開日は12月で、本作の放送日は10月(0号プリント版を含めたらそれ以前)であることからエレキングが先行ともいえる。
- 着ぐるみは最初は体が白色だったが、ミクラスとの対決シーンのときには黄色になっている。これは、湖のシーンの撮影の際に湖の水に使われた塗料が着ぐるみに付着したためと言われている。
- ミクラスとの戦闘シーンの末、右の角が折れているシーンが確認出来る(後にガムテープで補正された)。
添付ファイル