再生機材

「再生機材」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

再生機材 - (2010/03/14 (日) 05:21:05) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**再生機材 いくらソフトがあっても再生する媒体を通さないと何も音がしません.出力音を一切聞かないで作曲ができる超人的な人は別にして,普通はデータの出す音を聞きながらトライアンドエラーで作曲するものです.一般的には音を確認することから,「モニタリング」といって,このモニタリング環境の構築は,作品のクォリティに直結することから非常に重要とされています. *データの流れ PCの内部にあるデータが最終的に音となって出力されるまで,その流れの系統は大きく分けて二つになります. 一つはMIDIデータが外部の音源に出力され,その音源が内部のデータを用いてアナログの電気信号に変化しスピーカーなどから再生するタイプです.この場合はPCは曲を構成するMIDIデータを,曲がきちんとしたタイミングで再生されるように制御しながら,音源に送ることが主な仕事になります.当然PCへの負荷は軽くなりますが,出てくる音は外部音源に依存したものになります.GM規格,GS規格,XG規格などがあります. もう一つはPCの内部で再生される音のデジタル信号をあらかじめ作っておいて,それをUSBなどで外部のコンバーターに送り電気信号に変換して出力する方法です.このコンバータは「オーディオインタフェース」と呼ばれます.この場合はPC内部で出力されるべきデータをすべて用意しなければならないので,必然的に負荷は高くなります.ただ外部音源に比べていろいろなことが手軽にできます.ASIO規格が一般的. つまり以下のような経路になります. [PC]--(MIDI信号)--[音源]--(アナログ電気信号)--[スピーカー]-->音 [PC]--(デジタルwav信号)--[オーディオインタフェース]--(アナログ電気信号)--[スピーカー]-->音 音源については別の項に譲るとして,ここでは後者の方法を使うものとしましょう. *オーディオインタフェース PCから出てきたデジタル信号をアナログの電気信号に直す重要な役割を担う機材です.同時にアナログの電気信号をデジタルにしてPCに取り込むことができるのがほとんどです.デジタルデータとアナログデータのコンバートが主な仕事ですが,その種類とクォリティは機種によって千差万別.
**再生機材 いくらソフトがあっても再生する媒体を通さないと何も音がしません.出力音を一切聞かないで作曲ができる超人的な人は別にして,普通はデータの出す音を聞きながらトライアンドエラーで作曲するものです.一般的には音を確認することから,「モニタリング」といって,このモニタリング環境の構築は,作品のクォリティに直結することから非常に重要とされています. *データの流れ PCの内部にあるデータが最終的に音となって出力されるまで,その流れの系統は大きく分けて二つになります. 一つはMIDIデータが外部の音源に出力され,その音源が内部のデータを用いてアナログの電気信号に変化しスピーカーなどから再生するタイプです.この場合はPCは曲を構成するMIDIデータを,曲がきちんとしたタイミングで再生されるように制御しながら,音源に送ることが主な仕事になります.当然PCへの負荷は軽くなりますが,出てくる音は外部音源に依存したものになります.GM規格,GS規格,XG規格などがあります. もう一つはPCの内部で再生される音のデジタル信号をあらかじめ作っておいて,それをUSBなどで外部のコンバーターに送り電気信号に変換して出力する方法です.このコンバータは「オーディオインタフェース」と呼ばれます.この場合はPC内部で出力されるべきデータをすべて用意しなければならないので,必然的に負荷は高くなります.ただ外部音源に比べていろいろなことが手軽にできます.ASIO規格が一般的. つまり以下のような経路になります. [PC]-----(MIDI信号)------------[音源]------------(アナログ電気信号)--[スピーカー]-->音 [PC]--(デジタルwav信号)--[オーディオインタフェース]--(アナログ電気信号)--[スピーカー]-->音 音源については別の項に譲るとして,ここでは後者の方法を使うものとしましょう. *オーディオインタフェース PCから出てきたデジタル信号をアナログの電気信号に直す重要な役割を担う機材です.同時にアナログの電気信号をデジタルにしてPCに取り込むことができるのがほとんどです.デジタルデータとアナログデータのコンバートが主な仕事ですが,その種類とクォリティは機種によって千差万別. オーディオインタフェースを選ぶ上での注意点をいくつか挙げます. 1:PCとの接続方法 USB,FireWire,PCIなどの接続方法があります.現在主流なのはUSBによる接続でしょう.ただどれを選んでも通る信号はデジタルなので,経路の差によるクォリティはほとんどないと言っていいと思います.PCの形状やポートの数などから最適なものを選ぶのがいいと思います.やっぱりUSBがとりまわしもよくてオススメかな・・・? 2:入出力 当然入出力できる端子は多いほどよいのですが,もちろんただ多ければよいわけではなく,例えば同時にいくつまで処理できるのか,ビットレートやサンプリングレートは対応しているのか,マイク入力とライン入力の割合など考慮すべき点はいくつかあります.やたら端子が多くても使わなければ意味ないわけですし.ただ少なくとも,しっかりとしたモニタ出力端子,ヘッドフォン端子,マイク入力端子,ライン入力端子はあるべきでしょう.できればファンタム電源を供給できてプリアンプつきのがあるといいですね. 3:サンプリングレート 後々のことを考えるなら,多くのサンプリングレートに対応している機種を選ぶのがよいでしょう.機種の中には,高サンプリングレートにすると再生しながら録音ができなくなったりするものものあるので注意がいります.またオーでイオインタフェースのサンプリングレートがDAWのサンプルレートを決定するので,自分が望むサンプルレートを実現できるオーディオインタフェースを選ばなければなりません.またレートの変更時に再起動しないといけない機種があるので地味に注意です.クロック同期がインタフェース依存だとさらに面倒ですね.(小生はの持っているUA-101はこれが地味に嫌です) 4:その他 録音などの簡易化を考えるなら,ファンタム電源,プリアンプつきのXLR端子マイク入力があると便利です.あとはリミッターを内臓,ソフトウェアで動作を制御できる,ゲートやディレイ,リバーブなどのDSPを内蔵しているなど,機種によって色々売りがあるようです. *スピーカー アナログ信号を空気の振動に変換する機材で,いわずもがな,伝送経路の最後を担う重要な機材です.これの機種によって音がダイレクトに変化するため選定は慎重に行わなければなりません.また一般的に,作曲やミキシング用の,スタジオにおいてあるスピーカーはモニタリングスピーカーと呼ばれ,観賞用のスピーカーとは区別されるようです.このモニタリングスピーカーに求められる性能はただ一つ 「信号を正確に再生できること」 です. では信号を正確に再生できることとはどういうことでしょうか?それは,低音から高音まで,周波数特性がフラットで,位相がずれないということです.入力されてきた信号より,低音が出たり,高音が出たりすると,正しいモニタリングができず,高音低音のバランスが狂ったミックスをしてしまいます.また入力された信号が音になるまでラグがあったりすると,干渉によって特定の周波数の音が消えてしまうなどの問題も起こります.

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。