シンセサイザー

音を電子回路によって電気的に合成・発音する装置の総称。
電子楽器の一種でもある。

シンセサイザーの種類

シンセサイザーには合成方法によりいくつか種類がある。

  • ハードウェア型
    電子回路によって電気的に直接音を合成するシンセサイザー。
  • ソフトウェア型
    デバイス(主にパソコン)を制御して音を合成するシンセサイザー。



  1. 減算方式合成
    倍音を減衰させて合成する方式。
  2. 加算方式合成
    周波数の異なる正弦波を重ねて合成する方式。
  3. 変調方式合成
    音を異なる音で変調させて合成する方式。

  1. PCM方式合成
    元となる音を符号化してその音を合成する方式。
  2. モデリング合成
    回路や楽器の仕組みを仮想的に模倣して音を合成する方式。

ハードウェア型の形状

楽器としてのシンセサイザーには様々な形状をしているものがある。
また、これらの中でMIDI規格に適合するものはパソコンのMIDI入力機器としても使える。

  • 鍵盤型
    最もポピュラーな形状。音色の切り替えボタンやピアノのような鍵盤が付いている。
  • ギター型
    ギターのような形状。弦を弾いて演奏する。
  • 弦楽器型
    弦楽器のような形状。弦を専用の弓で弾いて演奏する。
  • ウィンドシンセ型
    木管楽器のような形状。咥えて吹く。
  • ブラスシンセ型
    金管楽器のような形状。息や声を吹きかけるタイプが主流。
  • ドラム型
    薄い板のような形状。専用の棒で叩いて演奏する。
  • 音源モジュール型
    箱型の形状。入力機器ではないが音声として出力するためのものである。

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最終更新:2013年03月17日 22:59
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