音を電子回路によって電気的に合成・発音する装置の総称。
電子楽器の一種でもある。
シンセサイザーの種類
シンセサイザーには合成方法によりいくつか種類がある。
- ハードウェア型
電子回路によって電気的に直接音を合成するシンセサイザー。
- ソフトウェア型
デバイス(主にパソコン)を制御して音を合成するシンセサイザー。
- 減算方式合成
倍音を減衰させて合成する方式。
- 加算方式合成
周波数の異なる正弦波を重ねて合成する方式。
- 変調方式合成
音を異なる音で変調させて合成する方式。
- PCM方式合成
元となる音を符号化してその音を合成する方式。
- モデリング合成
回路や楽器の仕組みを仮想的に模倣して音を合成する方式。
ハードウェア型の形状
楽器としてのシンセサイザーには様々な形状をしているものがある。
また、これらの中で
MIDI規格に適合するものはパソコンのMIDI入力機器としても使える。
- 鍵盤型
最もポピュラーな形状。音色の切り替えボタンやピアノのような鍵盤が付いている。
- ギター型
ギターのような形状。弦を弾いて演奏する。
- 弦楽器型
弦楽器のような形状。弦を専用の弓で弾いて演奏する。
- ウィンドシンセ型
木管楽器のような形状。咥えて吹く。
- ブラスシンセ型
金管楽器のような形状。息や声を吹きかけるタイプが主流。
- ドラム型
薄い板のような形状。専用の棒で叩いて演奏する。
- 音源モジュール型
箱型の形状。入力機器ではないが音声として出力するためのものである。
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最終更新:2013年03月17日 22:59