代理和音(I)

代理和音とは?

代理和音は、ある和音の特徴的な部分或いはその全てを含む
和音のことで、(機能的に)元の進行の代わりに使うことが
出来ます!

これを用いることにより、コード進行のバリエーションが
一気に増えます!!

ドミナントについてはこちらを。

トニック、サブドミナントの代理和音

音階和音(ダイアトニック・コード)

音階上にできる和音の中で、主和音の代理となる和音についてです!

  1. 副和音
    ・・・実は、音階和音の副和音も代理和音の一種です。
    つまり、主和音の代理として使われていたという訳です(汗)
トニック
まずAm(=VIm)からですが、譜面の通りC6とAm7は
全く同じ構成なので同じ響きがするのは明らかですね^
(このことから、VIm7とI6は互いに転回形であるとも言えます)

次にEm(=IIIm)ですが、これは少々難しく(?)
CM7の中にEmが入っているので似た響きがすると予想がつきます。
(実際には、CM7と合わせるにはEm7のほうにb13thテンションを
使うことで完全一致します)

サブドミナント
トニックのVImと同様にF6とするとDm7(=IIm7)が転回形になるので
同じ機能を持っていると言えますね^

非音階和音(ノン・ダイアトニックコード)

音階上にはないものの、響きが似ていて代理として使える和音についてです!
※音階にはない音なので、多用すると調性がなくなります。

  1. 準固有和音(借用和音)
    聞き慣れない名前ですが、要するに短調の和音を借りて
    代わりに長調で使うことのできる和音のことです。
  2. その他の和音
    同じ音で構成される和音も見てみましょう!

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音楽理論 講座
最終更新:2009年05月22日 22:51
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