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レーダー施設

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echizen

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だれでも歓迎! 編集

防空レーダー&指揮所



L:防空レーダー&指揮所={
 t:名称=防空レーダー&指揮所(施設)
 t:要点=巨大スクリーン,地下指揮所,防空レーダー
 t:周辺環境=越前藩
 t:評価=なし
 t:特殊={
  *防空レーダー&指揮所の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *防空レーダー&指揮所の指揮下にあるものは対空戦闘時に+5の修正を受け、AR+3として扱う。
  *この建築物には1000m2の土地が必要になる。
 }
 t:→次のアイドレス = 防空ミサイル(兵器),防空機関砲(兵器),無人防空戦闘機(兵器),帝國防空回廊(兵器)


HQチェック通過

○対空戦闘時にさらに+1
http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/17985



物語的補講


 宇宙進出を図る越前の統合進宙計画「彦星計画」推進の一環として先の赤オーマ侵攻の際の空爆で破壊され、放置されていたレーダー指揮所を再建する形で同計画はスタートした。この再建の指揮は藩王セントラル越前その人が陣頭指揮をとった。

 先に破壊されたレーダーと指揮所はイワヤト山に設置されていたが、今回の計画では攻撃目標となるリスクを鑑み、主となる指揮所のより堅牢性の高い地下への移設、さらに破壊された際の代替指揮所の建設や、棚織島に設けられたフェイクとなるレーダーの建設、また索敵手段もレーダーだけでなく複数手段での索敵網を設置することなど単なる再建にとどまらない根本的な見直しが図られた。

 これは先のルージュ戦において、たった一度の空爆で指揮、索敵能力ともに壊滅したという手痛い経験が活きていると言えよう。 しかしそれ以上に、この施設は越前首脳部の同施設に対する並外れた執着の賜物でもある。

 宰相府の施設を訪問し、関連の資料を比較検討し、問題点の洗いだし、運用方法の改善など、細かなものも含めおよそ一万点以上に及ぶ改良点をピックアップし、またその全てを実現化すべくプランを練り上げた。これらのほとんどを藩王セントラル越前が一人で行ったのだから驚きである。
そしてそれは、この施設に対して向ける情熱の裏返しであるとも言える。

ここに一つ、興味深い話がある。

「今、何のためにレーダーを再建するのか?」

そう問われた彼は、天を仰ぎながら、こう答えたと言われる。

――――この空の平穏は、妹の笑顔につながっている、と。

結果として開戦まじかで何とか間に合ったこの施設は、この後の防空回廊の基幹として帝国の盾と呼ぶにふさわしい働きを見せることになる。





多角複合型防空索敵網システム 「セヴンスター」諸元


「私の行いをありがたいと思ったのなら、私ではなく、他の誰かにそれをしてあげてほしい」

                 ――セントラル越前の、恩を返したい、という申し出に対する彼の恩人の答え



 「セヴンスター」とは、かつて越前藩国に建設された防空レーダーシステムの名である。
 ビアナオーマの空爆を受け壊滅的打撃を受けた後、再建される段となったとき、この名を引き継ぐか否かで熱く議論が交わされていた。
 曰く、縁起が悪い。曰く、更新されたのだからセヴンスター2が良いのではないか。
 それらの意見についてひとしきり耳を傾けた後、藩王・セントラル越前は厳かに告げた。

 「名前は変えない。我らの空を護るものの名は、二つと不要である」

 この藩王の鶴の一声により、再建されることとなった新たな防空レーダーシステムは、かつての「セヴンスター」の名をそのまま引き継ぐことが決定された。


 新たに建設された防空レーダーシステム「セヴンスター」は、その名の通り、7つの要素によって構成されている。


地下指揮所「碇星」





 かつてイワヤト山山頂付近に設置され、ビアナオーマによる空爆で破壊された防空レーダー設備。
 今回再建にあたって、まずは跡地の視察が行われた。
 その結果、地下に建設されていた指揮所については、若干修繕が必要なものの、ほぼそのままの形で流用することが可能である、という事が明らかになった。
 元々指揮所はイワヤト山内部に設置された観測ドームを改造して用いられており、火山観測所として設立された経緯から防御力が高く、そのためにあの空爆をもってしても完全に破壊することは出来なかったのだと推測されている。

(あるいは、越前藩国の昔話にあってイワヤト山の火口に消えたとされる伝説の剣士・金剛の加護により破壊を免れたのだ、とする信心深い見解も存在する)


 指揮所内部にかつて存在していた夢見行為を補助するための瞑想室は、スタッフの要望もあり再設置された。
 妖精軌道(東国人+犬妖精+ドラッカー+ドラッグマジシャン)の夢見行為による敵進路と目標の予測を行う超早期警戒システムも活用されており、『目で見えない場所を見通す眼』として重宝されている。
(このデータはレーダーシステムにより収集された地形・天文などのデータと相互比較して双方の精度を高めるのにも使用されている)


量子コンピュータ「天象」


 情報処理用のコンピュータについてもかつてと同じように量子コンピュータが設置された。
 これは、後に全国展開されることとなる防空回廊の情報処理に一役買うこととなる。

 情報指揮所の放送設備は、情報戦部隊の介入により、関係各国への高速情報送信を可能としている。
 元々は業界標準として利用されていた通信形式によって汎用性を確保していたが、後に電子妖精(後述)による『規格の壁問題』の突破によって、おおよそ考え得る全ての防空兵器との連携を可能とした。
 無論、自動画像&音声変換機構により、ナショナルネットに接続不可能なものでも恩恵を得られるようにする等、利用者側にも配慮した設計がなされている。


電子妖精「優填」


 優填とは、越前藩国が誇る「文殊」から自然発生的に発生したプログラムを元に作成された電子妖精である。
もとは「国家機密の財務情報を黙って借りてくる」用途として発生したデーモンプロセスだったが、「隠密性に優れ、規格の違いを超えてアクセスできるプログラム」として再誕し、現在までに越前藩国の情報戦部隊を大きく助けている。
 そしてこの「優填」が、防空レーダーシステムでも一役買うこととなったのだ。
 前述したとおり、業界標準となっている通信形式を利用することで通信の汎用性を高め、各国にバラバラに存在する防空システムとの円滑な通信を行おうとしていた。
 だが、いくら業界標準といっても、それには限度がある。
 機密性保持のために独自開発されたシステムなどに対しては、この方法では通信を行うことは出来ないのである。

 この『規格の壁問題』はセヴンスター再建の折に技術者たちの頭を大いに悩ませたが、その時たまたま(いたずら目的で!)セヴンスターのコンピュータシステムに侵入していた電子妖精が彼らの目に止まった。
 彼らの間に電撃が走った。
 「規格の違いを乗り越える」という電子妖精の側面を用いることで、この『規格の壁問題』はいともたやすく突破されることとなった。

 このいたずら妖精が、後に建造された帝国防空回廊、そしてその輸出の時、大幅に異なる規格を用いている共和国軍防空網に対しても、セヴンスターが有効に作用するシステム構築のきっかけとなったことは、帝國はもとより越前藩国内部でも、あまり有名ではない。


防空レーダー「北斗」





地下設備については流用することが可能であったが、地上に設置されていたレーダーシステムについては流石に破壊され尽くしており、新しいものを設置することとなった。
とはいえ、越前藩国はセンサー・レーダーはお手の物である。
地上センサーならば50~100mにひとつは確実に設置されているし、海は海で深海レーダー施設や調査ブイが設置されている。
そして空はというと……無論、こちらにもある意味で偏執的な設備が存在する。
地上・海上・海中に無数に設置された各種センサーの設置・製造・運用ノウハウを余すところなくすべてつぎ込むことで、山頂の変わりやすい天候にも鼻歌交じりで耐えられるほどの耐久性と、高性能・小型化に成功したアンテナ素子。
それを、豪華にも約6000個ほど備え付けた30メートルほどの三角柱。それが、イワヤト山・山頂付近に設置された警戒管制レーダー「北斗」である。
亀の甲羅とも虫の複眼ともいえるこの「北斗」は、探知距離を犠牲にして精密測定を可能にする高周波数・短波長帯域と、識別能力に劣るものの広範囲の探知を行える低周波数・長波長帯域の二種類を使い分け、半径にして1500キロメートルを超えるという探索範囲を獲得している。


温度差発電システム「七曜」



セヴンスターは大規模なレーダーシステムである。消費電力も馬鹿にはならないが、そこは越前藩国の更なるお家芸・温度差発電施設を多重設置することで解決させた。
2000メートルを超える火山の山頂という立地条件は、建設においても大きな壁として立ちはだかった。しかし、それを押してまで設置された理由。それは、障害でもあった火山から膨大なエネルギーを取り出すことが出来る、という利点であった。
こんこんと湧き出る温泉と、清らかなる清流。この温度差を利用して行う温泉発電や、ほのかなぬくもりを持つ大地からエネルギーを取り出す地熱発電。これらは安定して電力を得られるということのほかに、火力発電等と比べ、空気を汚さず、発電のための燃料も必要とせず、循環してエネルギーを得ることが出来るクリーンな発電技術である、という一面も重大な要素である。
火力発電のように排気を発生させず、かつ元々地下に設置する発電機ということもあって地下施設化しやすかったため、ただでさえ目立つレーダー施設の地上面の更なる巨大化を、表面的には抑える結果に繋がった。



成層圏監視システム「南斗」





そしてもうひとつ、越前藩国の防空を支えるレーダーがある。それが、成層圏プラットフォーム「南斗」である。
成層圏プラットフォームとは比較的安価な飛行船を成層圏まで浮かべ、地上/宇宙の観察・観測・監視や無線の中継局などの情報施設として活用するものである。
そしてこの「南斗」は、地上及び宇宙への監視に特化したシステムである。
年単位での運用が可能である硬式ならではの耐久性、飛行船そのものの特性でもある低コスト、そして高積載量を生かして、バルーン上部・船首・船尾に大型のレーダーを搭載。その出力を支える大型バッテリーは船底、バルーン上部のレーダーを前後からはさむようにソーラーパネルを敷設している。
「北斗」には劣るものの、半径1000キロメートル強という範囲をカバーするこの「南斗」だが、その出力を常時維持することは単機では難しかった。
そこで考案されたのが、同型5機体制での運用である。
通常時は2機が稼動して監視を行い、他の2機は監視の結果消耗した電力をバッテリーに蓄えるために待機。最後の1機は、通信特化船であり、稼動系2機と連携して観測結果を地上へと送信している。



人力観測網「昴」



 空を護るのはレーダーに限らない。
 「セヴンスター」再建計画に先立ち、藩王および摂政によって天領の防空レーダーの視察が行われていた。
 その際、宰相と防空監視網について意見が交わされ、「人の目によって空を監視する」という案が越前にもたらされた。
監視の全てをレーダーによってまかなう事を前提として検討を重ねていた藩王・摂政にとって、このアナログかつローテクな手段による監視は完全に盲点であった。

 即座に国に持ち帰られ、技術チームによって検討が重ねられた結果、子爵領ということもあり数はそこそこ多い国民の力を借りる案が打ち出された。
 越前の民の多くは、国のイグドラシル(運命)の導きにより、大半がサイボーグである。
 すなわち、多くの国民がナショナルネットに接続することでショートメール等での情報発信が可能であり、そうでない国民も情報端末を用いることで「見上げた空」の様子を伝えることができる。

 以上のような国の特性を生かし、農作業の合間に空を見上げることの多い越前藩民の協力を得ることで、新生「セヴンスター」に新たな機能が拡張されることとなった。
 その名は昴(すばる)。「統一されている」「ひきいられている」という意味を示している

その名の由来


藩王・セントラル越前は、何故セヴンスターの名にこだわるのか。
臣下の中には、東国人らしからぬという理由で藩王の態度に疑問を持つ者もいる。
あるとき、そのうちの一人藩王に問うた。

セントラル越前は目を細めると、こう答えた。




――かつて、私を助けてくれた人がいた。
私はその恩に報いるため、彼に恩返しをさせて欲しい、と言った。
すると彼は笑いながら、こう答えたのだ。

「私の行いをありがたいと思ったのなら、私ではなく、他の誰かにそれをしてあげてほしい」

今でも、風が吹く度にその言葉を思い出す。

「セヴンスター」とは、その恩人に縁のある言葉なのだ。
おそらく彼は、今ここには居まい。
もしかしたらいるかも知れない。だが、私がそれを知り得る方法はない。
だから私は、彼の縁するこの名を使い、彼に思いを伝えたいのだ。


私は、あのときのあなたの言葉を形にしています。これで、恩返しができましたか?

きっと、答えはないだろう。
だが、それで良いのだ。


問いに対する答えではなかったが、問いを発した臣下はこの答えに納得し、引き下がったという。
あるいは、目。
その瞳の色を見て、彼は言葉以上の答えを得たのかも知れない。


セントラル越前の、何者かを護り続ける、という意志を。




関連質疑

Q:「防空レーダー&指揮所の指揮下」に置くためには宣言以外に必要な行動が発生しますでしょうか?
A:特にないですが、実際に指揮下に入れないといけません(聯合を組んでいる、など)


Q:施設である以上、編成に組み入れる必要はありませんか?
A:ええ。

Q:「*防空レーダー&指揮所の指揮下にあるものは対空戦闘時に+5の修正を受け、AR+3として扱う。」という特殊ですが、
対空評価を持たない=対空戦闘に参加できない地上部隊などがARの修正のみを得ることは可能ですか?
A:できません

Q:防空レーダー&指揮所ですが、今回1000m2の土地は別途マイルで購入しなければいけませんか?
A:今回はまけときます


Q:
防空レーダー(施設)へのHQは、ARか修正のうち任意の方を+3でいいのでしょうか?

A:
いいえ。
それは特殊だね。全部隊+3とか強すぎるので+1で十分。それもARは対象外で、修正のみ。




スクリーンセーバ





防空レーダーのスクリーン風のスクリーンセーバです。
基本的に普通のスクリーンセーバと同じですが、解像度の変更や画質の変更、透過度の変更が可能です。
(透過度125前後だと綺麗かも?)