蟲の開発(工事中)
L:蟲の開発={
t:名称=蟲の開発(イベント)
t:要点={蟲とは高度な機械的、生物的な措置を施された生き物であり、スピリチアダンサーの標準装備である。これを装備することでスピリチアダンサーは数々の特殊能力を得られる。
}
t:周辺環境=宇宙
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『……そして金剛は一振りの刀を両手に持つと、えいや、というかけ声と共に振り下ろしました』
――越前藩国に伝わる伝説の一部
――越前藩国に伝わる伝説の一部
今でこそ情報化により発展している越前藩国だが、その昔、伝説に語られる金剛が存命であった頃には未開の辺境であった。
汗に触れると鋼のように堅くなる米、たわわに実らせた稲穂を爆発とともに籾殻もろとも弾き飛ばして鋼鉄すらも切り裂く米。
そういった厳しい自然環境の他にも、原住生物という恐ろしい驚異が越前藩国に存在していたのである。
汗に触れると鋼のように堅くなる米、たわわに実らせた稲穂を爆発とともに籾殻もろとも弾き飛ばして鋼鉄すらも切り裂く米。
そういった厳しい自然環境の他にも、原住生物という恐ろしい驚異が越前藩国に存在していたのである。
その中でも、越前藩国の伝説の剣士・金剛の物語にも登場し、今もその姿を残すある生物がいる。
エチゼンキョウジンチュウ
金剛の物語を紐解くと、次のような一説がある。
『その躯、子供の背丈ほどあり。
矢も刀も通さぬ頑丈な殻を持ち、青黒い色は磨き上げられた鋼を思わせる。
八本の足で素早く動き、一対の鋏は人はおろか城壁さえも容易に引き裂いた。
潮の満ちるにあわせて人里を襲うこの虫を、民はこれをエチゼンキョウジンチュウと呼び恐れた』
矢も刀も通さぬ頑丈な殻を持ち、青黒い色は磨き上げられた鋼を思わせる。
八本の足で素早く動き、一対の鋏は人はおろか城壁さえも容易に引き裂いた。
潮の満ちるにあわせて人里を襲うこの虫を、民はこれをエチゼンキョウジンチュウと呼び恐れた』
ここで語られているエチゼンキョウジンチュウとは、越前藩国に古くから生息する原住生物である。
主に海に生息し、8本の足、そして1対の鋏を持つ、蟹に似た生き物ではあるが、その大きさは人間並とかなり大きい。
雑食性であるが、奇妙なことに鉱物を好んで食し、年に数度海洋開発ドームの基礎部分に穴を開けるという事件を起こすのだが、
食べた金属から非常に堅い殻を形成するという特性を持っている。
野生のエチゼンキョウジンチュウの性格は獰猛とされ、伝説に残る通り、満潮と共に上陸して海岸沿いの城壁を破壊し、人を襲っていた害虫であった。
主に海に生息し、8本の足、そして1対の鋏を持つ、蟹に似た生き物ではあるが、その大きさは人間並とかなり大きい。
雑食性であるが、奇妙なことに鉱物を好んで食し、年に数度海洋開発ドームの基礎部分に穴を開けるという事件を起こすのだが、
食べた金属から非常に堅い殻を形成するという特性を持っている。
野生のエチゼンキョウジンチュウの性格は獰猛とされ、伝説に残る通り、満潮と共に上陸して海岸沿いの城壁を破壊し、人を襲っていた害虫であった。
但し、天然の個体は人間の背丈ほどまで成長した後、自重で動けなくなって餓死したりするなど、寿命という観点では極めて短い生物であった。
この害虫が越前藩国の歴史の中で益虫と変わったきっかけは、伝説の剣士・金剛の物語の中で語られている。
金剛が港町の漁師に請われて夜の砂浜を訪れると、満潮に乗って多くのエチゼンキョウジンチュウが上陸してきていた。
すらり、と腰に下げた太刀を抜いて両手に持ち、気合いと共に振り下ろすが、火花が散るばかりで一向に手応えがない。
殺到するエチゼンキョウジンチュウ達に囲まれた金剛は、さりとて刃物も通らぬこの害虫に大苦戦を強いられるが、ふと気付いて手を止めた。
すらり、と腰に下げた太刀を抜いて両手に持ち、気合いと共に振り下ろすが、火花が散るばかりで一向に手応えがない。
殺到するエチゼンキョウジンチュウ達に囲まれた金剛は、さりとて刃物も通らぬこの害虫に大苦戦を強いられるが、ふと気付いて手を止めた。
数度となく火花を散らして殻を削られたエチゼンキョウジンチュウ達はすっかりおとなしくなっていて、むしろせがむように金剛の足下にまとわりついていたのだ。
後の研究で、エチゼンキョウジンチュウの凶暴性は成長し続けながらも堅すぎるため全くすり減らず重くなる一方であった殻に由来するものであり、殻をヤスリなどで適度に削ってやると途端におとなしくなり、逆に人になついてくる性格であることが明らかになったのである。
このヤスリがけで人になつく性質は、繁殖期にオスとメスが体を擦りつけあって殻をすり減らし、抱卵時に襲われた際に素早く逃げられるようにする行動に由来すると考えられている。
この性質が広く知れ渡り、野生のエチゼンキョウジンチュウを年に数度、ヤスリがけをして凶暴性を押さえる措置が執られるようになると、人に害をなすというイメージは次第に薄れていった。
この性質が広く知れ渡り、野生のエチゼンキョウジンチュウを年に数度、ヤスリがけをして凶暴性を押さえる措置が執られるようになると、人に害をなすというイメージは次第に薄れていった。
自然界では自重で動けなくなって餓死したり、重さのストレスで死ぬ事の多かったエチゼンキョウジンチュウはその寿命を次第に伸ばしていき、人に飼われるようになると大人の背丈ほどにまで成長する個体も珍しくなくなったのである。
(以下続く)
設定アイデアメモ…どんどん書くがよろし
- 剣蟲。白兵プラス。そーど1とかあるから微妙ですけどー -- SEIRYU@越前 (2008-07-15 23:14:11)
- 盾蟲。装甲プラス。しーるど2(ry -- SEIRYU@越前 (2008-07-15 23:14:31)
- 情報収集蟲。各地の虫に擬態して情報収集を行なう。資源あたり消費? -- SEIRYU@越前 (2008-07-15 23:24:46)
- 医療用蟲キット…医療行為がイベント中1回できる(非消費型) -- 心太@越前 (2008-07-15 23:44:29)
- 燃料生産蟲…食料1を消費して燃料1を生産する蟲 -- 心太@越前 (2008-07-15 23:45:35)
- 羽根蟲。装着者のARを増加させる。 -- 刀岐乃 (2008-07-16 00:08:01)
- 整備蟲。所持者が整備できるようになる蟲。ちょっと武装とは違うか -- 刀岐乃 (2008-07-16 01:01:00)
- ふと思い付き。蟲使い以外でも使える蟲どうかなと。自動で装備者守って装甲+Nみたいな。 -- トキノ (2008-12-19 15:57:02)