- 帽子 = hat,cap
- スカーフ = scarf
- マフラー = muffler,scarf
- ネクタイ = necktie
- シャツ = shirt
- ワイシャツ = (dress) shirt
- ブラウス = blouse
- ポロシャツ = polo shirt
- Tシャツ = t-shirt
- ランニングシャツ = running shirt
- タンクトップ = tank-top
- ジャケット = jacket
- ボレロ = bolero,bolero jacker,bolero suit
- ブレザー = blazer
- ウインドブレーカー =wind-breaker
- ガウン = gown
- ローブ = robe
- キャソック = cassock
- バスローブ = bath robes
- 外套 = overcoat
- トレンチコート = trench coat
- マント = mantle
- ケープ = cape
- クローク = cloak
- インバネスコート = inverness coat
- 毛皮 = fur
- セーター = sweater
- プルオーバー = pullover
- スウェットシャツ = sweat shirt
- カーディガン = cardigan
- ジャンパー = jumper
- ベスト = vest
- ジャージー = jersey
- パーカー = parka
- ウェストコート = waistcoat
- チョッキ = vest,waistcoat
- スリーピース・スーツ = Three Piece Suit
- 背広(スーツ) = suit
- タキシード = dinner jacket,tuxedo
- モーニングコート = morning dress
- 燕尾服 = evening tailcoat,full evening dress
- 外套(コート) = overcoat
- ベール = veil
- ワンピース = one-piece
- ドレス = dress
- エプロンドレス = apron dress
- イブニングドレス = evening dress
- ローブ・デコルテ = robe decolletee
- エプロン = apron
- キャミソール = camisole
- つなぎ = jumpsuit
- ズボン = trousers
- ジーンズ = jeans
- 半ズボン = half trousers(?)
- ニッカーボッカーズ = knickerbockers
- スラックス = slacks
- ハーフパンツ = half pants
- レギンス(レギングス) = leggings
- スパッツ = spats
- スカート = skirt
- ロングスカート = long skirt
- ミニスカート = short skirt
- キュロットスカート = culottes
- ジャンパースカート = jumper skirt(和製英語)
- 吊りスカート = suspenders skirt,pinafore
- サロペットスカート = salopette skirt
- ペティコート(ペチコート) = petticoat
- アンダースコート = under skirt
- (アンダー)パンツ = (under) pants
- パンティー = panties
- パンティーストッキング = pantyhose,tights
- タイツ = tights
- トランクス = boxers,boxer shorts
- ブリーフ = brief
- オーバーパンツ = over pants(?)
- ガードル =girdle
- ビスチェ = bustier
- コルセット = corset
- ブラジャー = brassiere
- スポーツブラ = sports bra
- ヌーブラ = nubra
- ストッキング = stocking
帽子 = hat,cap
頭にかぶる衣類の一種である。一般に布製で、つば(帽子の頭に密着する部分から外に向かって広がる日差し除けとなる部分)の有り無しがある。主に頭部の保護やファッションの目的で用いられる。様々な種類の帽子がある。
スカーフ = scarf
主に女性が装飾用に身につける正方形の薄手の布のことである。制服の一部として使われる場合はネッカチーフと呼ばれる。主に頭を覆ったり、首に巻いたりして使う。
マフラー = muffler,scarf
襟巻きとも呼ばれ、首の周囲に巻く事を想定し、短辺に対して長辺が比較的長い長方形をした厚手の布のことである。日本語のマフラーのことを英語ではscarf ということが多いが、日本語のスカーフは女性の装飾用の正方形の布を指す。
ネクタイ = necktie
男性の洋装で、首の周りに装飾として巻く布のことである。多くの場合、シャツのカラーの下を通し、喉の前で結び目を作って体の前に垂らす。制服として女性がネクタイを着用する場合や、カジュアルなファッションアイテムとしてネクタイを着用する場合もある。ボウタイ(蝶ネクタイ) などの種類もある。
シャツ = shirt
上半身の体幹部に着用する衣類。現在では肌着と上着の分類は曖昧であるが、元来は下着である。なお、公式の場ではスーツなどの上着を着用するのがマナーである。
ワイシャツ = (dress) shirt
主に男性の背広の下に着用するシャツである。カッターシャツとも呼ばれる。一般的に前開きで襟とカフスがついていて、このシャツの上にネクタイを装着する。
ブラウス = blouse
主に女性や子供向けのシャツの総称である。男性用作業着や軍装時の上着のことを言う場合もある。形状的にはワイシャツに似ているものが多いが素材は綿や絹などのやわらかい素材が多い。
ポロシャツ = polo shirt
基本的には衿付きで半袖のシャツである。ただ、長袖のもありえる。比較的丈夫で吸汗性に優れている。
Tシャツ = t-shirt
襟の付いていないシャツのこと。夏場は上着としての着用や重ね着などにも用いられるが元々は肌着である。
ランニングシャツ = running shirt
袖がなく襟を深くくくっているシャツのことで、陸上競技などで着用されていたり男性用下着として使われていたりする。
タンクトップ = tank-top
袖なしで、かつ、襟ぐりが幅広ないし深く、また、合わせや衿のない上半身用下着、上衣または水着である。上衣としては男性用・女性用のいずれも存在するが、下着としては通例女性用のものをさし、男性用のものは、ランニングシャツに分類される。また、水着はもっぱら女性用である。
ジャケット = jacket
通常は袖つき前開きで丈の短い上着である。なお、丈がこれより長いものはコートと呼ばれる。アイゼンハワージャケット、アワードジャケット、イートンジャケット、サファリジャケット、ストレートジャケット、スモーキングジャケット、ダウンジャケット、テーラードジャケット、トラックジャケット、ピージャケット、フライトジャケット、マオカラージャケット、ライフジャケット、レザージャケット、ロッカージャケット、ワークジャケット、アノラック、ウィンドブレーカー、ウェストコート、カーディガン、ガウン、裃、CPOシャツ、ジャーキン、ジャンパー、丹前、ドリズラー、長着、パーカー、羽織、法被、フリース、ブレザー、ベスト、ボレロ、ヤッケなど実に様々な種類がある。
ボレロ = bolero,bolero jacker,bolero suit
トップスの一つで、日本では主として女性向けの衣類として着用される。 形状や素材はジャケットやカーディガンと同様で、丈がウエストよりも短く、前立てや打ち合わせがなく前が開いているものの総称である。 スペインの闘牛士が着ている上着は典型的なボレロである。通常、ワンピースやキャミソール、ビスチェなどの上に重ね着する。フォーマルからカジュアルまで場面を問わず用いられ、学生服の一部としてや、幼児向けのものもある。
ブレザー = blazer
上着、ジャケットの一種であり、形状により「リーファージャケット」あるいは「スポーツ・ジャケット」とも呼ばれる。金属製のシャンクボタンや左胸のパッチポケットに貼り付けられたエンブレム等が特徴として挙げられる。生地は耐久性のあるウール(ウールサージ)が多いが、綿や革製等のものも存在する。色は紺系統又は黒のものが多いが、原色系を含む様々な色やストライプ等の柄が入ったものもある。フォーマルに着られるもの、学校や航空会社等の制服には紺系統又は黒のものが多く、カジュアルなものやスポーツクラブの制服には派手な色や柄のものが多く見られる。前合わせがシングルのものとダブルのものに大別される。これらは起源も異なり、別のタイプの上着が同じブレザーという名前で呼ばれるようになったと考えられている。スポーツ・ジャケットと呼ばれるのは一般的にシングルのものである。胸にエンブレムが付くことが多く、明るい色調のものも多く見られる。リーファージャケット(ネイビーブレザー)は金属製シャンクボタンのダブル形式で、左胸にウェルトポケット、腰に切り込み式のフラップポケットが付く。色は濃紺又は黒で、一部に白のものが見られる。世界中の殆どの海軍及び沿岸警備隊(日本では海上保安庁)に制服として採用されている。
ウインドブレーカー =wind-breaker
寒さや風をしのぎ、主に寒い時期に着用するトレーニングウェアである。ウインドブレーカー上下上下ともジャージの上から着用する場合も多い。生地はナイロン製またはポリエステル製のなめらかな生地でできている。ジャージと同様にシャツとパンツで上下になっているものが多い。厚手の裏地がついている、ウォームアップスーツの機能を併せ持ったものもあり、「ウインドアップ」とも呼ばれている。
ガウン = gown
綿やウール、絹、ポリエステル、ナイロン、アクリル繊維、フリース、ニット、麻(夏用)で出来たジャケットのことで、主に室内着として着用する。室内着のため来客の応対やポストの手紙を取りに行く、ゴミ捨てに行く以外では外出に用いることはない。
ローブ = robe
ガウンの一種で、主に上下が一続きになっており、袖のついているワンピース形式のゆったりとした外套を指す。
キャソック = cassock
カトリック教会の神父や聖公会の聖職の平服に用いられている立襟の祭服のことである。司祭平服、あるいはフランス語でスータン(soutane)ともいう。正教会でのリヤサ、ポドリャスニクに相当する。外見は足丈のマオカラースーツに似ている。司祭は黒、司教は赤紫、枢機卿は赤、教皇は白色のキャソックを着ることになっている。その上にケープに似た外套やラソ(リャサやアウターカソックとも)を羽織る。下着にはローマン・カラーと言うスタンドカラーに似た服を着用する。スタンドカラーとの違いは、ローマン・カラーは衿の後ろにボタンが付いていること。ミサや礼拝には別の祭服を用いる。
バスローブ = bath robes
厚手のタオル地で出来たガウンのことで、主に入浴後に着用する。
外套 = overcoat
防寒等のために特に着る外衣をいう。なお、日本語では「コート」を略して単に「オーバー」、あるいは「オーバー」を略して「コート」ということもある(もっとも、日本語で「コート」とは外套のみを意味するのではない。)
トレンチコート = trench coat
冬季用の外套(オーバーコート)およびレインコートの一種である。生地にはギャバジン(防水加工した綿生地)ないしウールを用いるのが普通であるが、近年は合成繊維や皮革も用いられる。肩にはボタン留めのショルダーストラップ(エポレットとも言う。肩章と同一視されることもあるが厳密には異なる)が付き、水筒や双眼鏡、ランヤード(拳銃吊り紐)等を吊ったり、ベルトを掛けたりすることができる。襟元にはチン・ストラップと呼ばれる帯が付き、また手首にもストラップを備え、これらを適宜締めることで寒風を防ぐことができる。ウエスト位置のベルトはトレンチコート最大の特徴で、腹部を暖かく保つと共に、整ったシルエットを形作る。右胸(肩)に縫い付けられた当て布は、本来そこに小銃のストックを当てるために、すり切れ防止用としてつけられていたが、現在は単なる飾りである。
マント = mantle
外套の一種で、釣鐘型の袖の無い、身頃(みごろ)のみの形状の外套を言う。現代の日本では、子供服や婦人服として着用されることがある。マントは、キャラクター性を際立たせる演出的に優れた衣裳として、現代の創作作品(舞台芸術、映画、テレビドラマ、小説、漫画、アニメ、ゲーム等々)の中で数多くの着用例がある。
ケープ = cape
肩や背を覆う、袖のない外套のことでマントの短いものといえる。下半身まで届くものはケープではなくクロークという。前が閉じていないものは肩掛けにも分類できる。イブニング・ケープ、インバネス・ケープ、オペラ・ケープ、サーキュラー・ケープ、タルマ、トライアングル・ケープ、パラティン、ペルリーヌなどの種類がある。
クローク = cloak
袖のない外套の一種である。マントとの区別はあいまいだが、マントよりは、体を包み込むものという意味合いが強い。
インバネスコート = inverness coat
男性用の外套の一種である。単にインバネスと呼ばれることもある。丈が長いコートに、ケープを合わせたデザインを持つ。コート部分は袖のあるものと、無いものがある。ケープの長さは、袖無しの場合は手首程度までの丈の物が多く、袖のある場合は肘~手首程度の範囲の丈の物が多い。ケープは取り外しが出来る物と出来ない物があり、袖無しの物は取り外せない場合が多い。 ケープの背中部分がコートの背中部分と一体化している物もある。
毛皮 = fur
体毛が密生している哺乳類の皮膚を毛を残したままで皮革として加工したものである。特に防寒用としては他に代替物がないほどの効果がある。
セーター = sweater
編み物による上着の総称でスエーターとも言われる。形状としてはプルオーバーとガーディガンが代表的である。ただし、日本ではプルオーバーだけをセーターと認識する場合が多い。
プルオーバー = pullover
プルオーバーとは「頭からかぶって着る服」のこと。前後にボタンなどの開きがなく、かぶり式の衣服をいう。プルオーバーは長袖で、腰丈またはウエスト丈の上着。特にセーターを指し、スマートで活動的な外着として19世紀末から20世紀初めに着用されていた。第一次世界大戦中は、軍用服として女性が編み、戦地で戦う兵士が着ていたという悲しい歴史がある。最近では素材が何かという点にはこだわらず、コットンなどでも、かぶって着るタイプの上着を単にプルオーバーと呼ぶ場合も多い。また、かぶり形式で丈の長いプルオーバーコート、プルオーバードレスがあり、どちらもルーズなシルエットをベルトなどで留めて着る。
スウェットシャツ = sweat shirt
スウェット素材で作った、スポーツ用のセーターのことである。動きやすいようにゆったりしている。
カーディガン = cardigan
毛糸編みもしくはニットで作られた前開き式の上着で、ジャケット形式のセーターであるが日本ではセーターとは区別される場合が多い。長袖が一般的だが半袖のものもある。ただし袖がないものはベストと呼ばれて区別される。
ジャンパー = jumper
男女、子供ともに着用する上着のことで、フランス語のブルゾン(仏: Blouson)にあたる。日本ではジャンバーと呼ばれることも多い。もとは、粗綿、麻などで作った仕事着で、運動量に富んだゆったりとしたジャケットのことをいったが、現在はスポーツウェア、レジャーウェア、普段着など広範囲に着られる。デザインは前開きボタン留め、またはファスナー付き、あるいはプルオーバーふうのものなので、裾や袖口にベルトやボタン、ゴム編みの付いたものがみられる。
ベスト = vest
胴着の一種で、本来は下着と上着の間に着用する中衣であった。日本では、袖のない前合わせの中衣もしくはフォーマルでない上着のことを意味する。
ジャージー = jersey
糸を編むことで伸縮性を持たせた布(メリアス)そのものおよびその布で作られた衣類である。動きやすいためトレーニングウェアやスポーツのユニフォームに使われることが多い。素材はポリエステルが多いが、ウールや綿も使われている。
パーカー = parka
首の根元に帽子となるフードが付いているもので、特にフード付きのスウェットシャツのことを指す場合が多い。
ウェストコート = waistcoat
男性の洋装において上衣の下に着用して胴体部分を覆う被服である。日本では主に正装や礼装用の上着、或はスーツの下に着る袖の無いベスト(アメリカ英語: vest、イギリス英語: waistcoat )を意味する。胴着や胴衣とも呼ばれている。
チョッキ = vest,waistcoat
毛糸で編まれたウェストコートと同じ形のもの(ニット系ベスト)は「チョッキ」とも呼ばれ、主に普段着の防寒用として使用される。
スリーピース・スーツ = Three Piece Suit
スーツの種類であり、その名称の通り、上着(背広)、ベスト、ズボンの3つのセットから成る。日本では明治時代以降に伝わった。現在でも「三つ揃え」スーツとして呼ばれる。現在、殆どのスーツはヴェストがセットされていないツーピースであるためスリーピースは古風なイメージもあるかもしれない。ワイシャツなどを着た後、スラックスを履き、ボタン式のサスペンダーで吊り(ウェストコートの下が浮くのを防ぐためスリーピースにベルトは使わない)、ウェストコートを着用し、その上から上着を羽織る。スーツとウェストコートは基本的に同じ生地のものでなければならない。好みによってあえて別の柄を着る事もあるが、原則、同じ仕立てのものでなければならないとされる。背広は2つ掛け以上の場合は最下部のボタンを外すのが正式。ウェストコートは5つ掛けなら全てボタンを掛け、6つ掛け以上ならボタンが一直線に並んでいる状態なら全て掛け、最下部のボタンが離れているなら最後のボタンは掛けないで外しておく。カーディガンも同様にする。
背広(スーツ) = suit
男子が平服として用いる洋服で、共布で作った上着とズボン(場合によってはウェストコート=ヴェスト)が一組となったものを言う。この上着の下にはワイシャツを着用し、ネクタイを結ぶことになる。
タキシード = dinner jacket,tuxedo
男性用の礼服の一つで、本来は夜間のみ着用される物であるが、現代の日本では午後からの会合に着用されることも多い。同じく夜間用の礼服である燕尾服よりもやや略式なものとみなされる。
モーニングコート = morning dress
男性の昼の最上級正装の一つで、カット・アウェイ・フロックコートとも言われる。極めて面倒な着こなしが求められる。
燕尾服 = evening tailcoat,full evening dress
男性の夜の最上級正礼服の一つ。裾が燕の尾のようなのでそう呼ばれた。白い蝶ネクタイを用いるため、ホワイトタイとも呼ばれる。公式の晩餐会をはじめ、格調高い結婚式や披露宴、それに準じる舞踏会・音楽会・着席型のパーティなどで使われる。
外套(コート) = overcoat
防寒などのために特に上着の上から着用する外衣のこと。ただし、日本語の「コート」はもっと広い意味があるので注意すること。
ベール = veil
女性の頭部を覆い隠す薄い布のことである。顔面の前面、または左右両面を、時には両肩までを覆い隠す。素材はシースルーの物が多い。
ワンピース = one-piece
上衣とスカートが一緒となり繋がった形状の女性向けの衣類である。本来はワンピースドレス(one-piece dress)という。上下が縫い合わせられていても全体として一続きならば、それはワンピースとして認められる。また、原則としてそれ1枚だけを着れば服装として成り立つものが「ワンピース」である。
ドレス = dress
主にヨーロッパ地域の女性の民族衣装である。中世の時期には貴族の女性のためのフォーマルで装飾性の高いものが作られ、現在でも様々なデザインのものが考案されている。上半身から脚部までを単一の衣装によって被う、いわゆる「ワンピース」の形態をとっている。日本語で「ドレス」という場合は女性用の、特にある程度フォーマルなものを指す事が多い。
エプロンドレス = apron dress
女性用の衣服のひとつで、ワンピースやドレスの一部としてエプロンを取り入れたものである。エプロン部分は通常のエプロンと同じく取り外せるものとそうでないものがある。なお、子供服として用いられることもあり特にロシアなどではよく利用されている。
イブニングドレス = evening dress
夜間の集会、観劇、晩餐会などで着用する女性用の夜会服である。婦人服のなかでは最も丈が長く、裾も長く引くことがある。袖はなく、上腕をおおうような袖がつくこともある。背、胸が多く露出するように衿ぐりは大きく刳ってあり、首飾り、腕輪を用いる。
ローブ・デコルテ = robe decolletee
ネックラインが深く大きくカットされ、首元や胸元を露わにしたスタイル(デコルテ)のドレスのこと。イブニングドレスの代表的なスタイルの1つである。単に「デコルテ」といった場合に、この衣装を指す場合もある。日本では、1886年(明治19年)に女性の中礼服として採用され、以後社交界などで着用されるようになった。第二次世界大戦後に、本来の女性用大礼服であったマント・ド・クールが用いられなくなると、ローブ・デコルテが大礼服に替わる公式な場における女性用の正装・礼服として用いられるようになった。
エプロン = apron
主に体と衣服の前面を保護するために通常の上着の上から着る服である。衛生面から着られるほか、その下の服が傷付いたり汚れたりすることを防ぐ目的でも着られる。用途に応じて様々な型があり、下腹部から膝上までのものや、胸部から下半身全体を覆うものなど様々である。
キャミソール = camisole
細い肩紐で吊るし肩を露出する形状の袖なしの女性用の上半身用下着ないし上衣である。トップラインは、バストの上でほぼ水平な直線的である(キャミソールトップライン)ことを特徴とするが、前側は、ブラジャーと同様な二つのゆるやかな山形ラインをもつものもある。
つなぎ = jumpsuit
衣服の形状の一つで、作業服や防護服、子供服に多く取り入れられる。「オールインワン」とも呼ばれる。上着とズボンが縫い合わされて完全に繋がった形状の衣服であり、ワンピースの下衣部分をズボンにしたものと言える。通常、首元から股までの前立て部分が1本のファスナーで一度に開くようになっている。ファスナーは上下どちらからも開けられるダブルファスナーが多く、男性の小用の場合はつなぎを脱がずに済ませることができる。多くは着用者の身体を保護する役割が強い丈夫な布で作られている。防水加工や防炎加工がしてある場合もあり、逆に通気性を持たせるため一部をメッシュ素材にしたり開口部を多く設けているものもある。
ズボン = trousers
ボトムズ(下半身用衣装)の一種で、2本に分かれた筒に片脚ずつを入れて穿く形のものを指す。通常は着用中にずり落ちることがないようにベルトかサスペンダーなどで留められる。
ジーンズ = jeans
ジーン生地つまりデニム生地のパンツ(ズボン)のことである。Gパンという呼び名もある。
半ズボン = half trousers(?)
丈の短いズボンの総称だが、通常は小学生以下の男子用の股下2~3センチの短い丈のズボンを挿す。
ニッカーボッカーズ = knickerbockers
ズボンの一種で、長さが膝下までですそが括られた短ズボンのことである。野球、ゴルフなどのスポーツウェアとして広まり、現在日本では土木・建設工事の作業服として多く見られる。ニッカ(ー)ボッカー(ズ)、ニッカポッカ、ニッカズボン、ニッカー(ズ)とも呼ばれる。
スラックス = slacks
衣服の長ズボンの呼び方の一種である。背広や制服など、特定の上着と対で用いるズボンのことを表す言葉である。ただしあくまで定義の一つであり、「ズボン」「パンツ」「スラックス」の言葉の違いはあいまいであるのが実情である。女性用の一部などを除いてほとんどの場合、脚の筒にはセンタープレスが設けられておりベルトを通すためのベルトループがある。サスペンダーを付ける場合はクリップ式なら金具を挟み込み、ボタン式ならボタンをスラックスに設ける必要がある。スラックスの股はファスナーで閉じるのが標準だがボタンで留めるものもある。また、女性用のズボンを指して「スラックス」と呼び区別することもある。とくにスカートと対になる語として用いられている。近年は職業の性差が少なくなってきたことにより、看護師など動きやすさを要求される職業の制服はスラックスに統一されていることがある。
ハーフパンツ = half pants
半ズボン状、スパッツ状またはより裾の短いショートタイプのスポーツ用ボトムズの通称で、男女問わずに着用可能である。
レギンス(レギングス) = leggings
女性用のボトムス(下半身用衣装)であるが、本来は乳幼児が用いる裾口にゴムひもをつけて足裏にかけるニット製のズボン風衣装であった。なおスパッツと同じものだったはずだが、こちらは日本では腰から膝下~足首までを覆い女性のファッション用途主体のものを指すといわれている。
スパッツ = spats
女性用のボトムス(下半身用衣装)であるが、本来は乳幼児が用いる裾口にゴムひもをつけて足裏にかけるニット製のズボン風衣装であった。なおレギンスと同じものだったはずだが、こちらは日本では腰から膝上までを覆いスポーツや見せパン用途主体のものを指すといわれている。
スカート = skirt
主に女性向きの腰より下を覆う筒状の衣装で、筒が股のところで分かれておらずに両脚を1つの筒に包むように着用するのがほとんどである。形状によってゴアードスカート、タイトスカート、セミタイトスカート、ティアードスカート、フレアースカート、セミフレアスカート、プリーツスカート、バルーンスカート、マーメイドスカート、キュロットスカート、ギャザースカート、フレアーギャザースカート、サーキュラースカート、ヒップボーンスカートなど多数の種類がある。またその他の分類法による種別もある。
ロングスカート = long skirt
スカートのうち総丈70cm以上あるような長いもののこと。床まで着くほどのものはマキシスカートと呼ばれることもある。
ミニスカート = short skirt
スカートのうち総丈が膝より上までのもののこと。さらに丈の短いマイクロミニスカートと呼ばれるものもある。
キュロットスカート = culottes
スカートのうち股下があって、半ズボンに似たような構造をした女性用の衣類である。半ズボンと違って裾にむかって広がったゆったりとした作りである。
ジャンパースカート = jumper skirt(和製英語)
身頃のあるワンピース状の婦人や女児用のスカートの総称である。略称は「ジャンスカ」。「ジャンパードレス」と称されることもある。上下が繋がった袖の無いワンピース状のスカートのことで、通常ブラウス、シャツ、セーターなどの上に着用し、一枚では着ない。活動的で胴を締め付けないので、子供服、制服、マタニティドレスに取り入れられることも多い。袖が無いという点がワンピースとは異なる。
吊りスカート = suspenders skirt,pinafore
ウエスト部分に取り付けた一対の紐で肩から吊り下げるようにして着用するスカートの総称である。第二次世界大戦後に日本では主に子供服のカテゴリに採用され、学校の制服を中心に全国で見られるようになったが、その後のめまぐるしい流行の変化で、徐々に吊りスカートは衰退してしまった。
サロペットスカート = salopette skirt
胸当てのある吊りスカートの総称である。サロペットスカートは「胸当ての付いた背中で吊り紐が交差したスカート」のことを指す。しかし、最近では「吊り紐」の付いたスカートや半ズボンのことをサロペットと称して販売されていることが多いが、あくまでもサロペットは胸当てが付いているものに限られるので、胸当ての無いハイウエストの吊りスカート等をサロペットスカートと呼ぶのは明らかに間違いである。現在では、背中クロスのタイプ以外の、ハイバックスタイルのものや、ホルターネックスタイルの胸当てスカートもサロペットスカートに分類されている。
ペティコート(ペチコート) = petticoat
スカートの滑りをよくする目的と、スカートのシルエット形成目的で使われる、スカートの下に装着する女性用の下着・ファウンデーションのことである。普通はスカートの裾丈よりも、5cm から 10cm ほど短い。
アンダースコート = under skirt
スコート(女性用のミニスカートタイプのテニスウェア)の下に着用する専用下着のこと。通称「アンスコ」と言われる。スコートが動きによってめくれ上がったりした時に裾から下着(ショーツ)が見えないように、通常は普通の下着の上に重ねばきする。
(アンダー)パンツ = (under) pants
下着のうち下半身に着るもので、日本においては男女ともにこの言葉が使われる。なお、パンツという言葉には2本に分かれた筒に片脚ずつ入れて穿く形状のボトムズ一般を指すこともあるがこちらはむしろズボンの言葉の方が合っていると思われる。
パンティー = panties
女性用の下半身用下着の一種で、下半身に直接身につけるものである。性器から臀部のおおむね脚の付け根からへその下までを覆い隠すような形状と丈になっているものが多いが、実際の形状や種類は多種多様である。なお、現在ではこっちを「パンツ」と呼称するケースも多いので注意。
パンティーストッキング = pantyhose,tights
主に女性用の下半身を覆う衣料である。略称はパンスト。下着であるパンティーと靴下であるストッキングが一体化した現代的な衣類である。ストッキングのうち爪先から腰までを覆う一足の物を言う。素材の厚さの違いを除けばタイツとほぼ同じようなものだが、こちらは靴下扱いされることが多い。
タイツ = tights
一般的にはストレッチサテン地、ナイロン地など伸縮性を持たせた布地で縫製されたフィット性のあるズボンのことである。素材の厚さの違いを除けばパンティーストッキングとほぼ同じようなものだが、こちらは衣服扱いされることが多い。また男性用もある。
トランクス = boxers,boxer shorts
男性用の下半身用下着の一種で、下半身に直接身につけるものである。
ブリーフ = brief
男性用の下半身用下着の一種で、下半身に直接身につけるものである。こちらは股下を省略した下着であり体に密着する。
オーバーパンツ = over pants(?)
ショーツの上から重ね穿きするパンツで、「オーバーショーツ」とも呼ばれる。主にそれ用に設計された「重ねばきブルマー」「スパッツ」「ショートパンツ」「毛糸のパンツ」などがこれに含まれる。主に婦人用であるが、年代、男女児問わず幼児用として紙おむつやおむつカバーの上から穿く場合もある。また婦人ではスカート着用時の見せパンとしてオーバーパンツを着用し、また、ボトムス全般で毛糸のパンツを防寒目的で着用する。また体育用ブルマーも最近は体育用としての用途は減っているが、重ねばき用オーバーパンツとしての用途は残り、一部では製造、販売は継続されている。
ガードル =girdle
主として女性用ファウンデーションの一種であるが、最近は男性用のも存在する。パンツ型で伸縮性のある素材を用いて、腹部、ヒップ、太ももを広範囲に覆い、腹部を押さえる機能とヒップアップ機能と太ももを押さえる機能があり、ウエストラインやヒップラインを美しく見せる効果がある。したがって、下腹部の突出、ウエストまわり、ヒップラインなど、ラインがくずれやすい部分をしっかりカバーすることができる。補正に於いてハードタイプとソフトタイプがある。主にショートガードルとロングガードルの2種類に分けられ、ショートガードルは脚部まで丈のないもので腹部からヒップまでを覆うのに対し、ロングガードルは脚部まで丈があり腹部から太ももまでを覆う。ロングガードルの場合、細身のパンツをより美しいラインで見せる効果がある。
ビスチェ = bustier
女性用下着の一種である。ビスチエ、ビュスチェ、ビュスチエなどの表記が用いられる場合もある。元々ショルダーストラップ(肩ひも・吊り紐)が無い、丈の長いブラジャー型の下着のことを指すが、今日ではストラップのないキャミソールの事も含めていう。ストラップのないトップで胸部をぴったりと包み、バストラインの上部で水平にカットされている。また、ストッキングを上げるために着脱が可能なガーター紐を持つ物もある。コルセットの様に着用者のウエストを細く見せ、バストの補正を強化する役目を果たす。稀に上着として着用する者もおり、そのために開発されたものもある。また、ビスチェ形態の上着にスカートを組み合わせたビスチェドレスというドレスもある。
コルセット = corset
女性用ファウンデーションの一種で、近代から現代にかけて、欧州大陸で一般に使用された。胸部下部よりウェストにかけてのラインを補正する役割を持ち、ヒップの豊かさの強調と対比的に、胴の部分を細く見せた。イギリスでは、コルセットとほぼ同じ目的の補正下着としてステイズがあった。重層的な構造を持っていたので、ヨーロッパ北部では保温目的でも着用された。20世紀半ば以降は、ファウンデーションの素材の進化とファッションの方向性の変化で、コルセットは廃れ、今日では、医療用や趣味を目的として使用される。コルセットの形状を維持するためのボーンは鯨髭、ないしは鉄鋼製であった。通常、背後にはハトメに紐を通したレース部分があり、ウエスト部分から取り出された紐を締め付ける事によってウェストをぎゅっと細くする。
ブラジャー = brassiere
女性用の胸部下着で、乳房を支えることが目的である。別のページに参考となるべき記述がある。
スポーツブラ = sports bra
スポーツ用ブラジャーのことである。スポブラとも略す。通常のブラジャーは、乳房の形を美しく整えるために作られている。しかし、スポーツなど激しい動きにより肩ひもやアンダーバスト部がずれやすく、また、布地の重なりによる熱さで、着用者が不快に感じることがある。さらに、乳房が激しく揺れると、クーパー靭帯を痛め乳房の下垂の原因となることがある。そこで乳房のサポート効果が高いスポーツブラが使用される。普通のブラジャーよりも着用が楽であるため、日常的に使用している者もいる。
ヌーブラ = nubra
アメリカ合衆国のBragel社が開発した、医療用特殊シリコーンで作られたブラジャーのことであり、似たようなコンセプトのものが他社からも発売されるようになった。シリコーン素材の粘着性と弾力性を利用して、胸の素肌に直接貼りつけて使用する。従来のブラジャーには不可欠だった肩紐(ストラップ)や、腋から背中にまわすベルトなどが付属しないのが特徴である。カップ型のシリコーンを2つの胸にそれぞれ装着したのち、胸のまん中に寄せてホックでとめて固定する。これにより胸の谷間を強調する。
ストッキング = stocking
長い靴下のうち、特に薄手の編地の長靴下のこと。ナイロン製のものは婦人のファッションアイテムとして用いられる。