REON-4213.11/文法
目次
文の外形
ここでは文の大まかな書式について解説する。
括弧
通常の言語では「語順」が文型を表すが、
REONでは語順のほかに ()・[]・{} の3種類の括弧を用いて文型を表す。
REONでは語順のほかに ()・[]・{} の3種類の括弧を用いて文型を表す。
() : 主語オブジェクト(後述)に用いられる。名詞句が入る。
{} : 主語オブジェクトの後に付ける述部括弧や、発動子(後述)名に用いられる。また、文章の切れ目を明確にするために比較的自由に用いられる。
[] : 動作・状態を表すVブロック(後述)にて用いられる。
{} : 主語オブジェクトの後に付ける述部括弧や、発動子(後述)名に用いられる。また、文章の切れ目を明確にするために比較的自由に用いられる。
[] : 動作・状態を表すVブロック(後述)にて用いられる。
文章定義
レオン(文を解釈する仮想生命体OS)に読ませる文では
QuelI->
を必ず先頭に書く。これを文章定義という。
QuelIは/kweli/あるいは/kueli/と発音する。
QuelI->の->/pa/ は読まれないことが多い。
重要な文を強調するときのみ->も発音する。これは1つの詩魔法(楽曲、ジェノメトリクス)の中で1~2か所しか見られない。
QuelI->の->/pa/ は読まれないことが多い。
重要な文を強調するときのみ->も発音する。これは1つの詩魔法(楽曲、ジェノメトリクス)の中で1~2か所しか見られない。
なおQuelIの綴りは末尾2文字が l(小文字エル) I(大文字アイ) になることに注意。
レオンに読ませる必要が無い場合(独白や、人間に向けた情報伝達など)は、QuelI->を書かない。
発動命令(EXブロック)
発動命令
->EXeC->{発動子}
を文末に付けると、発動子の種類に応じたエネルギーで魔法が発動される。
発動子には以下の5種類がある。
発動子には以下の5種類がある。
| TzW | /tau/ | 太陽エネルギー |
| HW | /huː/ | 精神エネルギー |
| UW | /uː/ | 共鳴エネルギー |
| RW | /ruː/ | 時空間形成エネルギー |
| DW | /duː/ | 物質エネルギー |
改行、インデント、句読点
最も単純な形で書いた標準的な文は、下のような形になる。
例文1-1
QuelI->内容->EXeC->{発動子};
(内容)を(発動子)で実行する。
これに対し
改行とインデント(字下げ)
を行うことで、
内容部分が長くなっても読みやすさを保つことができる。
内容部分が長くなっても読みやすさを保つことができる。
例えば上記の文で(内容)の部分が長くなった時には、
① QuelI->(文章定義)の内容全体を{}で囲む
② 内容を行として独立させる
③ 2行目の文字列は全て括弧1つで囲まれているので、1単位分のインデントを加える
② 内容を行として独立させる
③ 2行目の文字列は全て括弧1つで囲まれているので、1単位分のインデントを加える
の3つを行うとよい。これで下の例のような形になる。
例文1-2
QuelI->{
(内容)
}->EXeC->{(発動子)};
インデントの1単位の幅に関しては特に指定はされていない。
公式解説ページでは全角スペース2つ開けている。
公式解説ページでは全角スペース2つ開けている。
品詞と単語、句、節
REONの単語には明確な品詞の区別が無い。
しかし区別しないと説明するうえで混乱が生じるときは、
動作を表す文脈で使われている語は「動詞」、物を表す語は「名詞」、状態を表す語は「形容詞」などと仮に定める。
動作を表す文脈で使われている語は「動詞」、物を表す語は「名詞」、状態を表す語は「形容詞」などと仮に定める。
これはあくまで便宜上の、暫定的な判断である。
同じ単語でも文脈によって品詞が異なることがある。
同じ単語でも文脈によって品詞が異なることがある。
単語、句について下のように定めておく。
単語
=スペースで区切られる文字の集まり。
ds-p(近い)、cez(解放する)、am(~と:並列の接続詞) など。
ds-p(近い)、cez(解放する)、am(~と:並列の接続詞) など。
名詞
=物や概念や人の名前を表す単語。
ciel(世界)、enjea(動力)、hymi(心) など。
ciel(世界)、enjea(動力)、hymi(心) など。
名詞句
=物や概念や人の名前を表す部分。
例えば ciel(世界) は単独でも名詞句になりうるが、
ciel f koh(この世界)、ciel<-{Cls(ih){EX[aaz]}}(私のいる世界) のように修飾を伴った名詞句にもなる。
動詞句や主語オブジェクトも名詞句として機能することがある。
修飾部分の語順は英語と同じになる。
例えば ciel(世界) は単独でも名詞句になりうるが、
ciel f koh(この世界)、ciel<-{Cls(ih){EX[aaz]}}(私のいる世界) のように修飾を伴った名詞句にもなる。
動詞句や主語オブジェクトも名詞句として機能することがある。
修飾部分の語順は英語と同じになる。
動詞
=動作を表す単語がVブロックに入ったもの。
EX[aaz](存在する)、EXaD[dit](見た)、EXmY[reiya](伝えたい) など。
EX[aaz](存在する)、EXaD[dit](見た)、EXmY[reiya](伝えたい) など。
動詞句
=動詞、あるいはそれに修飾部分が付いた部分。
例えば EX[aaz](存在する) は単独でも動詞句になりうるが、
EX[aaz]->{ciel f koh}(この世界に存在する) のように修飾を伴った動詞句にもなる。
例えば EX[aaz](存在する) は単独でも動詞句になりうるが、
EX[aaz]->{ciel f koh}(この世界に存在する) のように修飾を伴った動詞句にもなる。
Vブロックと動詞句
動作を表すにはVブロック
EX[]
を用いる。
このWikiでは、EX[]の[]内に単語が入ったものを 動詞 と呼ぶ。
このWikiでは、EX[]の[]内に単語が入ったものを 動詞 と呼ぶ。
動詞は単独で、あるいは修飾や目的語を伴って、動詞句として機能する。
例文2-1
QuelI->EX[cez]->EXeC->{RW};
(私は)解放する (QuelI->EX[cez]->{kranz}; より)}
Vブロックは時制などの情報を補うために次のように活用する。
EX[] /ek/ 通常形(~する) EXiV[] /eksiv/ 命令形(~せよ) EXeI[] /ekuei/ 仮定形(~したら) EXaD[] /ekuad/ 過去形(~した) EXlP[] /eklip/ 進行形(~している) EXwI[] /ekwi/ 未来形(~するだろう) EXmY[] /ekmii/ 願望形(~したい、してほしい) XeEX[] /egzeks/ 否定形(~しない)
例文2-2
QuelI->EXiV[cez]->EXeC->{TzW};
解放せよ。
動詞の修飾
EX[単語]->{名詞}
の構文で動詞を修飾することができる。
通常は動詞の目的語(動作の対象)を表す。
和訳は「~を…する」となる。
{ 例文2-3
QuelI->{
EX[cez]->{iyon}
}->EXeC->{RW};
(私は)あなたを解放する。}
動詞によっては目的語以外を表すことがある。
下に例を示す。
aaz(存在する):
EX[aaz]->{名詞} で「 (場所)に いる/存在する」
wan(羽ばたく):
EX[wan]->{名詞} で「 (場所)へ 羽ばたく」
obe(従う):
EX[obe]->{名詞} で「 (人)に 従う」
次のように動詞が->による修飾を複数受けることもある。
{ 例文3
EXmY[reiya]->{
EX[pot]->{hymel} am {hymeli}
->{syec hymi}
->{nx-que-hyma yez vebe};
};
伝えたい 育み始めた まだ名も無き想いを
声に乗せて 歌に乗せて 心の深い場所へ
(QuelI->{ein te hyme}; より)}
動名詞としての使用
原形の動詞を持つ動詞句は英語でいう「動名詞」のように用いられることがある。
この場合は名詞句として機能する。
主語オブジェクト
主述構造を表すには Cls(主部){述部} を用いる。
Clsは/klas/と発音する。
主部には名詞句が、述部には動詞句が入る。
例文4
QuelI->{
Cls(ih){EX[pam]};
}->EXeC->{HW};
私は誓う。
自分と、EXiV[]で命令する相手の動作を言う時には、
Cls(ih){
や Cls(iyon){} を省略することが多い。
特殊なClsの用法
Cls(名詞1)->{名詞2};
で「名詞1は名詞2である」の意味を表すことが確認されている。
例文5
Cls(hymm)->{wei};
詩は光 (Class::EXSPHERE_NOSURGE; より)
接続命令と助詞
接続命令
ブロック同士を繋げるために以下の
接続命令
を使用する。
| 表記 | 発音 | 説明 | 和訳の例 |
| {A}<-{B} | /rek/ | B(形容詞句)がA(名詞句)を修飾する | BなA |
| {A}=>{B} | /tak/ | 単純接続(A,Bの品詞は自由) | A、そしてB |
| {A}am{B} | /am/ | 並列、添加(A,Bは名詞句) ※1 | AとB AもBも |
| {A}flip{B} | /flip/ | 逆接(A,Bの品詞は自由) | A、しかしB |
| {A}ee{B} | /ii/ | 比喩、例示 ※2 | BのようにAする |
助詞
単語の文法的な役割を分かりやすくするために以下の助詞を使用する。
| 表記 | 発音 | 説明 | 用例と訳 |
| f | /f/ | の(所有/所属) 英語のof | hymi f ih (私の心) |
| te | /te/ | と(共同の相手/引用) | ein te hyme (絆と共にある) |
| & | /to/ | と、も(並立、列挙) 英語のand ※1 | ih & iyon(私とあなた) |
| n | /n/ | ~へ(方向、終着点) | |
| s | /s/ | ||
| de | /de/ | を~とする(対象)、~としての(説明) | A de B (=AとしてのB) |
| || | /ka/ | または(論理式のOR) | |
| x| | /ku/ | どちらか(論理式のXOR) |