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実況方法/画面取り込み/WME+SCFH DSF - (2008/05/20 (火) 14:14:46) の編集履歴(バックアップ)
概要
SCFH DSFを使うと、SCFHの利点である
- 縮小処理が速くてキレイ
- さらに、縮小処理方法を選択できる
- ドラッグ&ドロップで取り込み対象ウィンドウを一発指定できる
- さらに、取り込み対象を複数選択できる
という特徴と、VHの利点である
- オーバーサンプリング機能により60fps→30fps変換が可能
- 1フレームごとに点滅するエフェクトが表現可能に
- 60FPSでの配信も可能
- さらにWME+SCFH+VHよりも負荷が軽い
両方の利点が得られます。
欠点としては、インストールや設定が少々わずらわしいことくらいでしょうか。
欠点としては、インストールや設定が少々わずらわしいことくらいでしょうか。
興味がある人は、
開発元
からファイルをダウンロードした後、付属のReadme.txtを一読しましょう。
簡単に言ってしまうと、画面の一部を切り取ったものを拡大縮小し、キャプチャしたものとしてWMEに送信するものです(間違ってたらごめんなさい)
インストール方法
まず、SCFH DSFをインストールしましょう。SCFH DSFを任意のフォルダに解凍し、install.batを起動すればOKです。
以降キャプチャドライバとして常駐します。
以降キャプチャドライバとして常駐します。
使用方法
必ずしも以下の順にする必要はありませんが、分かりやすいように説明します。
起動順はWME→SCFH DSFの順ですので間違えないようにしてください。
起動順はWME→SCFH DSFの順ですので間違えないようにしてください。
WMEを起動し、設定する
- WMEを起動します
- SCFH DSFの取り込みサイズ、FPSを決定する
- プロパティの「ソース」タブを選択する
- 入力ソースを「デバイス」にする
- 「ビデオ」の左にチェックをいれ、SCFH DSFを選択する
- ここでSCFH DSFが表示されていない場合、インストールに失敗しています
- 「ビデオ」の右にある「構成」をクリックする
- Width(横幅)、Height(縦幅)、Framerate(FPS)を決定する(※1)
- ここで入力した値はSCFH DSFからWMEに送られる画像の大きさ、頻度です
- ここで入力した値はSCFH DSFからWMEに送られる画像の大きさ、頻度です
- WMEの配信サイズ、FPSを指定する
- プロパティの「圧縮」タブを選択する
- 右上にある「編集」をクリックする
- 配信ビットレートが書いてあるタブを選択する
- 「ビデオサイズ」は「ビデオ入力と同じ」にチェックを入れるか※1で指定したサイズと同じ値にする
- ここで※1と別の値にしてしまうとWMEが拡大縮小をかけようとしてしまい、SCFH DSFの恩恵が得られなくなってしまいます
- 「フレームレート」を※1のFramerateで指定した値と同じ値を入力する
- 必ずしも同じでないといけないというわけではありませんが、整数倍でない場合妙にかくかくします。また、余分な負荷がかかる原因になりますので、同じ値であることを推奨します。
- 必ずしも同じでないといけないというわけではありませんが、整数倍でない場合妙にかくかくします。また、余分な負荷がかかる原因になりますので、同じ値であることを推奨します。
- その他の項目は皆さんの実況環境から自由に選択してください。
SCFH DSFの設定画面を起動する
- SCFH DSFをインストールしたフォルダにある SCFH.exe を起動します
- すると、SCFH DSFが使用できるアプリケーション一覧が表示されるので、wmenc.exeを選択し、OKをおします
- あとはSCFHの設定とほぼ同じです。「レイアウト」をクリックすることでプレビュー画面が見れるので、そこを見ながら設定すると良いでしょう。
- 「Drag here.」をドラッグすることによって、取り込むウィンドウを指定することができます。
- エミュの画面にカーソルを持って行きドロップしましょう。
- エミュの画面にカーソルを持って行きドロップしましょう。
- 複数の領域をキャプチャしたい場合は、「レイアウト」ウィンドウから「パネル」→「追加」とすることで複数の領域からキャプチャできるようになります。
- 「枠表示」しているときの枠をドラックすることで、それぞれの配信画面上の大きさを変更することができます。
- 「レイアウト」ウィンドウ上でクリックしたものが最前面に表示されるので、表示したいものが隠れないように注意してください。
- 「縮小方法」と「スレッド数」以外の設定項目はそれぞれの領域ごとに指定することができます。
- 縮小方法は「DirectDraw(2Pass)」もしくは「Direct3D(2Pass)」をお勧めします。
- 負荷は環境に依存するので一概には言えませんが一般的に1pass<2pass<Softwareの順に重くなります
- 1passよりも2passのほうが滑らかに拡大縮小されます
- Softwareはグラフィックボードを使用せずに拡大縮小します。
これにより、マルチデスクトップ環境やオンボード環境などSCFHが使用できない場合でも使用できることがあります。 - 整数倍の縮小の場合は「Software(Point)」だとつぶれずに縮小することができます。
- 「Drag here.」をドラッグすることによって、取り込むウィンドウを指定することができます。
- なんか最新版はいろいろ英語なので、メイン画面の日本語訳です。
WMEの実行優先度を上げる
- SCFH DSFを使用中にCPUが100%になると音が配信できなくなる現象が起こることがあるので、それを回避するためにWMEの優先度を上げておきましょう。
- CTRL+SHIFT+ESCを押してタスクマネジャーを起動する
- プロセスタブからwmenc.exeを探し、「右クリック」→「優先度の設定」→「通常以上」か「高」に設定する
- 「リアルタイム」はお薦めできません!
配信する
- 以上すべての設定を終えたらWMEのエンコードを開始しましょう。
配信中の設定変更
- 配信中でもSCFH DSFの設定画面で設定できることはすべて動的に変更することができます。
- 取り込み領域の変更
- 縮小方法の変更
- 取り込み領域数の変更
- 表示の大きさの変更
- そのたいろいろと
- WME側で設定することは配信中に基本的に動的に変更することはできません。いったん配信を中止してから変更しましょう。
- 配信画面全体の大きさ
- 配信画面のフレームレート
- 配信画面のビットレート など
- ただし、WME側で複数の「ソース」を作成していた場合、切り替えることは可能。
その場合でもSCFH DSFからWMEに送られてくる画像の大きさやFPSを変更することはできないので、WME側のトリミング処理やFPSを整数倍で指定しておくなど、対応する必要があり。
- ただし、WME側で複数の「ソース」を作成していた場合、切り替えることは可能。