機能点検

その他

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機能点検の所要条件

経年に因る判定
- 点検間隔
  - 初回
    - 化学泡消火器:設置後1年の経過に対し実施
    - 他の消火器:製造後3年の経過に対し実施
  - 初回以外
    半年毎に実施
- 対象の選定方法
  - 抽出に因り検査
    - 粉末消火器
    - 2酸化炭素･ハロゲン化物を除く蓄圧式消火器
  - 全数に対し検査
- 点検における制約
  - 点検要素･整備の判定基準
    - 消火剤:固化
    - 内面:塗膜の剥離等
  - 点検方法:放射に因る判定
  - 例外
    下記に対し質量に限定し判定
    - 2酸化炭素消火器
    - ハロン1301消火器

粉末･蓄圧式の抽出単位･方法
- 抽出単位
  - ロット
    下記に因り単一抽出単位を構成
    - 消火器の種類
    - 圧送方式
    - 容量
  - 例外
    製造後8年の経過に対し別ロットとして換算
- 抽出方法
  - 製造年に対し3年超･8年以下の消火器
    5年間内に全数を点検
    - 抽出方法
      - 製造年昇順に抽出
      - 5年間･6ヶ月毎に対し概ね均等に全ロットを分割し点検
    - 計算方法
      - FE_t:対象総消火器数
      - FE_k:年式分割単位毎の消火器数
      - L_an:年式分割単位
      - FE_l:機能点検単位
        算出式:
        $FE_{t}=\sum_{k=1}^{10}FE_{k}$
        $\left \{\begin{array}{llllllllll}FE_{1}:L_{a7.5} \\FE_{2}:L_{a7.0} \\FE_{3}:L_{a6.5} \\FE_{4}:L_{a6.0} \\FE_{5}:L_{a5.5} \\FE_{6}:L_{a5.0} \\FE_{7}:L_{a4.5} \\FE_{8}:L_{a4.0} \\FE_{9}:L_{a3.5} \\FE_{10}:L_{a3.0} \\\end{array}\right .$
        $FE_{l}\simeq\frac{FE_{t}}{5\times2}$
  - 製造年に対し8年超の消火器
    2.5年間内に全数を点検
    - 抽出方法
      - 製造年昇順に抽出
      - 2.5年間･6ヶ月毎に対し概ね均等に全ロットを分割し点検
    - 計算方法
      算出式:
      $FE_{t}=\sum_{k=1}^{n}FE_{k}$
      $\left \{\begin{array}{llllll}FE_{1}:L_{an} \\\cdot \\\cdot \\\cdot \\FE_{n-1}:L_{a8.5} \\FE_{n}:L_{a8.0} \\\end{array}\right .$
      $FE_{l}\simeq\frac{FE_{t}}{2.5\times2}$
- 例外
  下記蓄圧式は制約外
  - 2酸化炭素消火器
  - ハロン1301消火器

抽出検査固有の対処
- 点検項目①
  - 点検要素･整備の判定基準
    - 消火剤:固化
    - 内面:塗膜の剥離等
  - 判定基準への到達
    当該ロットを「良」として取扱
  - 不具合の検出への対処
    下記が同一の全数消火器に対し当該不具合を調査、必要に応じ修繕
    - メーカー
    - 質量
    - 製造年
- 点検項目②
  上記点検内容を除く不具合の検出に対し該当消火器毎に修繕

消火器別の各種点検制約

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経年に伴う機能点検参考

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最終更新：2010年11月14日 17:20