ユリア
聖戦の系譜に登場するキャラクターで、
クラスは
シャーマン→
セイジ。
6章のガネーシャ城制圧後に仲間になり、10章開始時に一度抜け、終章で再度仲間になる。
アルヴィスと
ディアドラの子供であり、
ユリウスの実妹で、
セリスの異父妹にあたる。
ディアドラの子供のなかで唯一
ナーガを使えるため、その力を危険視したユリウス(ロプトウス)に殺されかけるが、母ディアドラに
ワープで逃がされ、生き延びる。この時に後遺症として記憶喪失になってしまった。
以降
レヴィンに育てられ、6章で
セリスに預けられ、以降
セリスと行動を共にする。
セリスとは色々と会話イベントがあり、恋人のような雰囲気にもなるが、終章で
レヴィンの口から兄妹だと判明するため、最終的に恋人にはならず、エンディングでは、グランベルにもどって王となった
セリスを妹として支えることになる。
ユニットとしては、魔力と魔防の伸びが非常に高い半面、HP、守備、幸運など防御面が低めなので戦闘はやや苦手。
幸い仲間になってすぐにラナから
リライブの杖が貰えるので、最初は杖によるサポートがメインとなるか。
リザイアを使えるため、
闘技場では意外と勝ち続ける事も。
終章で一旦敵になるため、あまり育てておくと泣きを見ることになるので注意。
ナーガを装備するとステータスに凄まじいボーナスが加わるので、多少のキャラ性能など関係なくなり、闘技場だろうが、
十二魔将だろうが、
ユリウスだろうが、一蹴できる反則的なユニットとなる。
下記の関連項目もそうだが、
セリスとの会話イベントは様々である。そしてその中でも特徴的なのが第八章の内容。「邪悪な気配が漂っている気がして怖い(意訳)」とユリアが言うのだが、その直後なにかに取り憑かれたかのように
セリスへ未来の危険を告げる…というもの。
この時のユリアは口調も雰囲気も変貌し、
セリスを様付けではなく呼び捨てしている。この事から「母
ディアドラが娘の体や口を借り、死してなお息子を心配している」という見解がなされている。このイベントにより
セリスは幸運…LUKが1上昇する。
不可思議な現象こそあるものの、これだけなら至って真面目な内容、なのだが。
4コマ漫画本では…
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肉体に死者の霊を憑依させる技能や個人スキルとして解釈されたり、出来るのが当たり前のようにディアドラが喋りだしたり、と面白可笑しくイジられている。通称「イタコネタ」
元ネタはもちろん恐山のアレ。何の因果かシャーマン(巫女)という職業もアレに近いイメージなので、こういった組み合わせもネタを増長させている原因のひとつか。
普段は物静かで大人しい彼女が急に口調を変貌させる、というのは4コマ漫画と相性が良く、多数の作家たちによって様々なネタが生まれていった。
中には対応するセリスまでキャラ崩壊してしまっているネタもある…(ディアドラの気配を幽霊や悪霊と勘違いし必要以上に怯えたり、「なんでいきなり呼び捨てなの?様付けでしょ?」とやたら偉そうな反応をしたり)
セリスもユリアもそんな人物じゃないだろ、とツッコミたくなるが、そういうキャラ崩壊部分も含めて笑い飛ばしながら読むのが当時の4コマ漫画である…と割り切りたいところ。
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最終更新:2024年07月03日 22:57