ここではアンダルシア方言の、特に子音について解説する
s
"s"は、なにかと疎かにされることが多い
語尾のsはhのようになり、ほとんど聞こえない。sのあとに母音が来るとますますhのようになる
舌の使い方を杜撰にすると、舌と上あごとの隙間が大きくなり、摩擦音であるsが弱まるのだと考えられる
※これは日本にも存在する、「そう」を「ほう」の用に発音する方言は珍しくない
n
"n"が"r"の様に聞こえることが少なくない。
例:conmigo → cormigo こるみーご
dと同様に、舌の使い方を杜撰にすると舌先と歯茎との間の閉鎖がよわまり、rの様になるものと考えられる
d
"d"もまた欠落することが多い。これも舌の使い方を杜撰にすることにより、舌先と歯茎との間の閉鎖がよわまったためと考えられる
例:granadina → granaína ぐらないーな
過去分詞の語尾が欠落することも多い
例:comido → comío、
b,v
"b"や"v"がgのようになる場合がある。
例:bueno → güeno ぐえーの、 vuelve → güelve ぐえるべ
これは唇の閉鎖が弱いためと思われる
h
hは読まれない場合がほとんどだが、標準語でのhがアンダルシアでは逆に強い場合がある
例 : hondo → jondo
y
や行っぽく読まれることはほとんどなく、じゃ行である
や行とじゃ行の対応は日本でもあることで、標準語の「〜だ」は関西では「〜や」で岡山などは「〜じゃ」である
や行とじゃ行の対応は日本でもあることで、標準語の「〜だ」は関西では「〜や」で岡山などは「〜じゃ」である
※「じゃ」と「ぢゃ」の違い
現在の日本語ではほとんど区別されないと思われるが、"ja"と"dja"では異なる。「し」に濁点がつくか「ち」に濁点がつくか…であるが、スペイン語の場合ほとんど前者だと思われる。
現在の日本語ではほとんど区別されないと思われるが、"ja"と"dja"では異なる。「し」に濁点がつくか「ち」に濁点がつくか…であるが、スペイン語の場合ほとんど前者だと思われる。