一茶


名前


焔咲 一茶(ほむらさき いっさ)

概要


輝石大陸 ステルディアラケルタ島白雨峰に住む人間魔族のハーフの隠者。
鴻江叉岐羅の命の恩人であり、師匠。あの性格の彼が唯一頭の上がらない存在で、非常に慕われている。
オレンジ色の肩より少しくらい長い髪に赤い瞳、服装は大抵は和装(お気に入りは抹茶色の和服。大抵着流し姿)でいることが多い。
温厚な物腰が特徴的な優男であるが、剣術・符術・魔術に精通しており、白雨峰の隠者と呼ばれるその戦闘力は高い。

特に符術に関してはかなりの腕前を持ち、そこそこ強力な魔法でも詠唱無しでぼこぼこ放てる。
剣もそれなりだが、腕力はB程度。熟練の剣士相手には押し負ける。

海賊団「カナロア」所属の元フリーの暗殺者、朔夜こと焔咲 サクヤの実の兄(異母兄弟)。

性格


温厚でどこかぽわーとした雰囲気があり、とても抜けた所がある。
気さくで、人当たりがいい。また沈着であり、激昂するのは非常に少ない。
普段から内心では何を考えているかわからないと言われることが多く、その心の内は弟子であるサキラすら解らない。
可愛いもの好き(特に小動物)。

腹が黒い所があり、また本人は特に意識していないが弟子同様Sっ気がある(その矛先は大抵サキラに向く)。
非道に徹しきれず、囮になりながら自身を殺害しようとしたサキラ達を見逃したり、
龍の封印の解除に大量の供物を用意せず自身を供物にしようとしたりと甘さの残る行動が目立ち、
その行動理念も古の龍の力で脅しをかけた上での人と魔族の調和だったりと黒幕というには余りに優しすぎた。

主な技・魔法


弟子のサキラ、実弟のサクヤ同様、呪符を使った符術が中心。

「起爆札」
術者の意思で爆発する呪符を放つ。
時間差攻撃から罠、奇襲とシンプルながらも優秀な呪符。爆発の規模は術者の魔力に比例する。

「呪符・鉄鎖」
札から鎖を生やして何かを絡みとったり、移動に使う。
捕縛も可能で、一枚の札につきひとつの鎖しか出せないが、何枚もの札を用いればいくつもの鎖を操ることができる。

「呪符・光滅」
光の加護を持つ者を滅する呪符を放つ。天使や光属性を持つ者に特別なダメージを与える。
札は闇の魔法弾となって対象へ飛び、対象を滅する。

「呪詛・龍水破」
呪符を放ち、龍を模した激しき水流を相手にぶつける。

「呪符・凪風」
札の周囲に風が吹きすさぶ場を発生させ、攻撃から身を守る。

「呪符結界」
札の配置により効力が変化する結界を構築する。

呪符結界一覧
名称 枚数 強度 効果
2 B 壁のような魔法障壁を生み出す。迷路も作れる。
4 A ボックス型の結界を生み出す。
8 S+ 凄まじく強力な結界を生み出す。外部からの干渉はほぼ受けないが、内部からの攻撃には脆い。

「光無き呪縛」
呪符・光滅を相手を取り囲むように配置して発動。
無数の闇の光弾が相手を囲んで檻を作り出し、包み込み、無に還す。

「鉄鎖荊裂」
呪符・鉄鎖を無数に発動させ、相手をがらんじめに捕らえ、引き千切る。

「縮小の呪印」
貼りつけた物体(生物は不可能)の大きさを縮小する呪符。

他にも多彩な符術、魔術、更には剣術を扱うことができる。

ちなみに


  • サキラ君のお師匠さん。長編ラケルタ編の黒幕でもありました。色々の反省点の大きい敵キャラですが、大物感が少しでも出てれば何よりです。
  • ちなみに年齢は33。どこぞの変態とそんなに変わらないお歳です。

最終更新:2012年03月27日 19:58