アルラウネ

概要

分類 妖樹・擬人花系
主な生息地 緑豊かな山地や森林
知能 人間並
属性 光・木・水
危険度 E
備考 幼生体は薬草に擬態する
絶大な生命力を持つ
亜人を自称する

妖樹の一種。
巨大な花の下半身と緑色の肌をした女性の上半身を持つ(実際は両性具有で性別の概念はない)。
花部分からは無数の蔦が生え、手足の役割を果たす。

主に緑豊かな森林の奥地に生息している。
知能は人間とほぼ同等で人間と同じ言語も使用できる。
本能的に森林などの緑豊かな土地を好み、生まれた森からあまり移動しようとしない。
森の中に集落を築いてひっそりとした狩猟生活を送ることが多い。

水と光合成に加えて肉や野菜なども食べるが塩分の多いものは苦手。

幼生体は「マンドラゴラ」とも呼ばれ、不気味な人面と手足を備えたカブのような姿をしている。
茎と葉の形はある程度変幻自在でそれを生かして有用な薬草に擬態し、獲物をおびき寄せたり、逆に危険な毒草に擬態して捕食者を欺いたりもできる。
成長すると身体から蔦や花が生え、やがて花から人間部分が生えて来る。

年中活動でき、ある程度の温度変化にも耐えるが乾燥は苦手。
春には生殖用の花粉を用いて生殖を行い、種を作る。
種は集落の決められた地点に植え、発芽~成体になるまでは親が育てるのが一般的。

古くから人間とは関わりがあり、交易相手になったり森の主導権を巡って戦ったりを繰り返してきた。
その為、地域や個体によって人間達への感情は様々で憎悪している個体もいれば友好的な個体までいる。
本人達は亜人を自称しているが現在は植物系の魔物である妖樹にカテゴリ分けされている。

技・魔法


号泣のアロマ
催涙効果のある花粉を噴射する。

熱愛のアロマ
フェロモン効果のある花粉を噴射。
同種にしか効果が無い。

擬態草
幼生体限定。
茎や葉の形を変え、毒草や薬草に擬態する。

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個体によっては他にも技や魔法を使用する。


経歴



2010年1月6日討伐なりチャ
湿原に生息する魔物としてスレイらと共にマンドラゴラが登場。
ヴィダスタを攻撃して毒状態に陥れるがケビンの銃撃を浴びて一撃で倒された。

2012年4月21日ユキ長編第2章「機動要塞」
とある森に出現した魔物として群れで登場。
ディプスワープに襲いかかるがセルレア達の攻撃やカストルムのフレンドファイアもあって全滅した。

由来


「アルラウネ(Alraune)」…伝承上のマンドラゴラの亜種。マンドラゴラ同様、引き抜くと死に至る悲鳴をあげるが適切な処置を施すと未来予知や秘密の知識を授けてくれるとされる。
「マンドラゴラ(Mandragora)」…「マンドレイク(Mandrake)」とも呼ばれるナス科の植物。時にはヒト型に似た形になる根には強い神経毒がある。形状と毒性からか「引く抜くと悲鳴を上げ、それを聞くと死ぬ」という伝説がある。

最終更新:2012年08月20日 01:51