1: 名前
本名「シラード・テイラー」。
今の身体を家族に見つかり拒絶されるのを恐れ、「ラジオ」と名乗る。

2: 年齢
24歳

3: 性別
男性

4: 種族
人工フェアリー(元人間)

5: 外見
若干巻き毛気味の黄土髪で、後ろは外側にハネ広がっている。
焦燥と恐怖で生活が乱れているからか髪の毛は少々油っぽい。
掘りの深い顔立ちで、無精髭がもっさりと上唇とアゴから頬にかけて顔の下半分を包むように生えている。
瞳は青色で、鼻が高い。
深いヒゲで輪郭は見えないが、ゴツゴツとした男らしいもの。
普段から能力の発露を制御する為に抑制用のアーマーを纏っており、濃紺尽くめの姿をしている事が多い。
頭部マスクは一線型カメラ・アイを採用した縦長の球形である為、その姿はさながら宇宙人。

身長:185cm 体重:75kg
身長(アーマー無し):181cm 体重(アーマー無し):65kg

6: 性格
能力の影響によって、常に被害妄想と攻撃衝動に苛まされており、猜疑心が強く不安定。
本来は善良な一小市民だった為、良心によって必死にそれを抑えているが、ストレスに満ちた生活によって理性と衝動の間の壁が非常に薄くなっている為それが自分にも信用出来ない。
「自らが核爆弾であるかもしれない」というあまりのストレスにより、その性格は非常に暗い、後ろ向きのモノとなっている。
人に対する気遣いは有る方だが、現在はそういう余裕は少ない。
一般市民の感覚から抜け出せておらず、戦場にて冷徹に振舞う事が出来ない。

7: 過去
ネストの紛争地帯で、兵器工場の一社員として働いていた。
家族は両親と弟妹、自分の5人構成で、貧しくもそこそこには幸せであった。
荒れに荒れた国土の中で、戦争を長引かせる手の一つになるかも知れずとも、金を稼ぐ為には仕方ない、と仕事を選ばず職に就いていた。
最近においては鉄の千年財団事件により発生した被害の復興に借り出されており、兵器生産から一時的に解かれる。
罪悪感から少しでも開放されるこの仕事を喜んでいたが、程なくして「ライニグング」の残骸を狙ったテロリストの襲撃に巻き込まれる。
少数のアーク警備兵と本格的に重武装したテロリストの戦闘の中を逃げ惑うが、程なくして致命傷を負う。
小競り合いはテロリストの勝利に終わり、負傷兵達は兼ねてよりテロリストの用意していた「人工フェアリー能力制御計画」の被験者に選ばれる。
その中で、「実験台は一人でも多い方が良い」とされ、気絶していたシラードをも回収。

「フェアリー達のように全身の臓器・肉体を変異させその制御方法を脳に書き込む事によって強力な能力・高度な制御を付与する」という目的のもと、全身に及ぶ
改造手術によって一命を取り留め、負傷前以上の身体能力、感覚制御を手に入れたシラードだったが、付与された能力は「放射性物質」。
全身から無意識に放射性物質を放出し、自らと他人を蝕み、更に感情の高ぶりにより程度に様々な差異は有れど小さな核爆発や高熱の発現を可能とする。
本来は「重金属粒子の収束・荷電開放の付与による人間荷電粒子砲化」という能力を予定されていたが、シラードの負傷が予想以上に致命的だったために進捗状況が歪曲。
期せずしてそのような能力が発生する事となってしまった。

危険な能力をテロリスト達は好機と見て、より高度な制御、量産体制を得ようと彼を洗脳し解剖しようとしたが、洗脳処置前にシラードが反抗。
彼の激情から生まれた極小の核爆発によりテロリスト達は基地もろとも消滅、基地の在所も不毛の土地と化してしまう。
自らは高温と放射線への耐性により事無きを得るが、それからはどうしていいかも分からず彷徨い、現在に至る。
特殊アーマーのお陰で他人を被爆させる事は無いものの、自らは完璧な耐性を持たない為、少しずつ被爆し、それによる死に追い込まれ始めている。

一人で孤独に死のうかと考えた事も有ったが、身体強化のせいで生半可な破壊や毒では死ねず、それどころか死の恐怖による感情の昂ぶりにて能力暴走の兆候すら現れ始める。
心のコントロールを学びながら、孤独や恐怖による暴走無く安らかに死ねる方法を探している。
傭兵をやっているのは、微々たるものでも人との交流を得、魔物や悪人を討伐する事で少しでも自らの能力を人の役に立てているという実感を得て心の安定を図る為。
無償のクライムファイターは生活が苦しく、心が荒むので止めた。

8: 職業
傭兵

9: 口調

「俺は…ラジオ。ラジオって呼んでくれ。名前だ。」

「苗字は…無い。そういう地方なんだよ。生まれた所が」

「熱いだけだと思うなよ。下手すりゃ気付かないうちに死んでる」

「熱いだけってのがどれくらい厄介か分かるか?…だったら今から教えてやる!!」

「顔は…悪いが出せない。出したら…こう、汚いからだよ。あんたの身が危険なくらいに」

「勿体ねぇな…ネストじゃネジも、拾って貯めりゃ売れるもんだ」

「炎なんか効かねぇ…こっちはマグマよりヤバイもんを身体に飼ってるんだ…」

「まぁ、どうせって事もある…よな」

「ただ死ぬ事も難しいって分かったんだよ、なかなか」

10: 一人称、二人称
一人称:俺
二人称:お前、あんた、呼び捨て、~~さん

11: 好きなもの
色々な種類のネジを眺めること
巨大兵器の残骸に座ったりねっころがったりする

12: 嫌いなもの
人体改造
熱さ

13: 好きな人
改造前には居たそうな

14: パートナー
付喪神「経凛々」。
人間ではないのでいざと言う時も放射能汚染で殺してしまう事は無いだろうと思っているので、幾分か気が楽。
だからといってもちろんアーマーを気軽に脱ぐワケでもないし、無機物でも汚染はされるので気にしていない訳ではない。
自分が特別打ち破る術を持たない天魔外道を討つ術として頼りにさせてもらおうかと思っている。
あまり自覚したくはないが、孤独による蝕みを遠ざけてくれる存在としても、心のどこかで期待してしまっている。


15: 属性

16: 苦手な属性

17: 戦闘スタイル
身体能力は普通の人間より高いが基本的に素人なので一般人に毛の生えた程度のケンカ殺法。
テクニックは殆ど無いが、スピード・パワーだけは揃っている。
自らの身体から発生する熱をアーマーに伝えての熱攻撃も得意とする。

18: 精神力
少しの罪悪感に苛まれ続けるような微妙な人生は送ってきたが、特別鍛えていないのでそう高くない。

19: 戦闘熟練度
★☆☆☆☆

20: 技や魔法
「ラジオアクティブ」
『核熱』による高温を纏った拳足の連打。
生半可な鉄や皮などの防具は焼き溶かして貫いてしまう。

「EMPエリア」
能力の変形開放。
電磁パルスを発生させ、機械類を狂わせ、破壊する。

21: 特殊能力・特殊技能

「核熱」
凄まじい温度で発熱する。
感情の高ぶりによって発生し、感情が乱れれば制御は出来ない。
制御によっては熱の発生方向を一定する事も可能。
熱エネルギーによって打撃の威力や腕力自体をアップする事も可能。

「再生能力」
普通の人間より再生力が高く、少しの傷ならたちどころに治してしまう。

「鋭敏感覚」
普通の人間より感覚が鋭敏。
危機察知能力に優れる。

「炎熱無効」
自らの能力により発生している耐性で、炎熱の類を一切無効化する。

「最悪の結果」
制御を失えば全身を核爆弾と化して、周囲を巻き込んで爆裂する。
その際の威力は計り知れない。

22: 必殺技
「メテオノヴァ」
片足にエネルギーを一点集中し、炎の弾丸となって敵に飛び蹴りを打ち込む。
当たった相手は熱エネルギーを体内に伝えられ、内部から爆裂し、あまりの熱で破片は飛び散る前に消滅する。

「バーニングチョッパー」
手に熱エネルギーを一点集中し、「炎の刃」のようなエネルギーを出現させて切り裂くプラズマ・ブレード。
切断能力は凄まじく、打撃の効き難い相手に有効。

「ハイパーパイレクシア」
超高熱を纏った体当たり。
肩口からの体当たりをまともに喰らった相手は粉々に爆裂する効果を持つ。

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]  
体力:A
魔力:E
腕力:A~S+
知力:C
素早さ:A
命中:C

24: 武器やアイテム
「ラジオ・アーマー」
シラードを改造したテロリスト達によって、彼の制御と周辺被害抑止の為に作られた濃紺のアーマー。
放射能を抑制するが熱は伝える為、攻撃に転用可能。
かなり丈夫で、中身が無事でなくても鎧だけが無事という事もままあるらしい。

25: その他
ラジオアクティブマン
経凛々の記述追加承諾ありがとうございますorz

アーマーキック化第3弾
最終更新:2015年03月21日 01:36