ディオスクロイ(Διόσκουροι)

「我らは『ディオスクロイ』、大神ゼウスの子です」
「神ならぬ身の者には、我らは斃せんよ」

概要


神札の一つ、『ゼウスの息子達(ディオスクロイ)』。
ネレイデスと同じく、複数一組の神札で兄カストルと弟ポリュデウケスで構成される。

弟ポリュデウケスは大神ゼウスを父に持つ半神で、不老不死。
兄カストルはスパルタ王テュンダレオスを父に持つ人間。
共に母はレーダーで異父兄弟にあたる。

カストルは雄々しく、ポリュデウケスは丁寧な口調だが、どちらも戦場と強敵を求める武人。
兄弟仲は基本的に良好で協力し合って数々の武勲を立てている。

ポリュデウケスは常識外れの身体能力を誇り、神域にも達した剣術を得意とする。
また、不老不死であり身体を粉々にされようとも何度でも瞬時に再生・復活できる。

カストルは馬術と弓術の達人で、ポリュデウケスの援護が得意。
だがあくまで鍛え上げた人間レベルであり、ポリュデウケスのように逸脱した強さや不死能力は持たない。

ポリュデウケスは如何なる攻撃を受けても復活できるが、カストルが倒されるとポリュデウケスも消滅してしまう。

他の神札らと同様、ヘレネス・ブックに封じられていたが希鳥の手で封印が解かれたことで他の神札らと同様に解放された。
現在はテトに封印されている。




技・魔法

兄弟共に技名のある技は持たないが、神域に至った剣術や達人級の弓術を持つ。


憑依したときの能力

不死の半神
不老不死になり、如何なる負傷や要因でも死亡せず瀕死状態で踏み止まることができる。

超浸食
他の神札に比べて精神浸食が桁違いに早く、1分未満で乗っ取ってしまう。


経歴


2011年4月23日 平原夜討伐なりチャ
ヒュドラクリューサーオール弐ノ首ニヴェルコスらと共に登場。
ルナールセルレアファラデーらと交戦するが劣勢を悟り敗走していった。

2011年7月2日 平原討伐なりチャ
平原に敵として登場。
ロニ竜聖らと交戦、ロニに深手を負わせるが変身したロニにカストルを叩き潰され戦闘不能になり、テトに封印された。




由来


「Dioskuroi(Διόσκουροι)(ディオスクロイ)」…ギリシャ神話に登場する双子カストルとポリュデウケスのことで「ゼウスの息子」という意味を持つ。双子座のモデル。
最終更新:2023年06月25日 12:09