「聖杯を求める魔術師たちの闘争」
聖杯戦争の始まり
聖杯を得る為の競争行為
聖杯と称するモノが伝説上の聖杯と同じ能力があるのなら、
偽物を巡る戦いでも聖杯戦争と呼ばれる。[出 1]
冬木市の聖杯戦争は特殊で、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムは
冬木市だけのものなのだとか。[出 2]
その準備、取り決めは魔術協会が行い、大部分の権利は協会が抑えているのだが、
聖杯の名を冠する以上聖堂教会も黙ってはいない。[出 3]
その真偽がどうであれ、聖杯は全て我々が管理する ———と聖堂教会は冬木市に
監督役を送り、隙あらば聖杯を魔術師たちから没収しようと企んでいる。[出 3]
……ゲームソフトを作ったのが魔術協会に属する魔術師たちで、
ゲームを動かすハードの利権を持っているのが聖堂教会というコトだ。[出 4]
日本の冬木市を舞台に、約60年に一度の周期で行われている。[出 5]
聖杯に選ばれた7人のマスターと、彼らに召喚された7騎のサーヴァントがそれぞれペアを組み、最後の1組になるまでバトルロイヤルを繰り広げる。[出 6]
その勝者だけがあらゆる願いをかなえるという聖杯を手にすることができる。[出 7]
その実態は200年前、始まりの御三家によって造り出された、[出 8]
聖杯を顕現させるための大規模な魔術儀式。[出 9]
第一次はまともにルールやシステムが構築されておらず、儀式は失敗続きに終わった。だが、200年に渡る過去三度の経験によって次第に洗練されて行き、[出 10]
現代のようなシステマチックなものへと変遷していったという。[出 11]
『聞け、数多の魔術師よ。己が欲望・で地上を照らさんと、諸君らは救世主たる罪人となった。
いかなる時代、いかなる歳月が流れようと、戦いをもって頂点を決するのは人の摂理。
月に招かれた電子の世界の魔術師たちよ。汝、自らを以て最強を証明せよ。
熾天[してん]の玉座は、最も強い願いのみを迎えよう───』
聖杯を得る為の競争行為
聖杯と称するモノが伝説上の聖杯と同じ能力があるのなら、
偽物を巡る戦いでも聖杯戦争と呼ばれる。[出 1]
冬木市の聖杯戦争は特殊で、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムは
冬木市だけのものなのだとか。[出 2]
その準備、取り決めは魔術協会が行い、大部分の権利は協会が抑えているのだが、
聖杯の名を冠する以上聖堂教会も黙ってはいない。[出 3]
その真偽がどうであれ、聖杯は全て我々が管理する ———と聖堂教会は冬木市に
監督役を送り、隙あらば聖杯を魔術師たちから没収しようと企んでいる。[出 3]
……ゲームソフトを作ったのが魔術協会に属する魔術師たちで、
ゲームを動かすハードの利権を持っているのが聖堂教会というコトだ。[出 4]
日本の冬木市を舞台に、約60年に一度の周期で行われている。[出 5]
聖杯に選ばれた7人のマスターと、彼らに召喚された7騎のサーヴァントがそれぞれペアを組み、最後の1組になるまでバトルロイヤルを繰り広げる。[出 6]
その勝者だけがあらゆる願いをかなえるという聖杯を手にすることができる。[出 7]
その実態は200年前、始まりの御三家によって造り出された、[出 8]
聖杯を顕現させるための大規模な魔術儀式。[出 9]
第一次はまともにルールやシステムが構築されておらず、儀式は失敗続きに終わった。だが、200年に渡る過去三度の経験によって次第に洗練されて行き、[出 10]
現代のようなシステマチックなものへと変遷していったという。[出 11]
『聞け、数多の魔術師よ。己が欲望・で地上を照らさんと、諸君らは救世主たる罪人となった。
いかなる時代、いかなる歳月が流れようと、戦いをもって頂点を決するのは人の摂理。
月に招かれた電子の世界の魔術師たちよ。汝、自らを以て最強を証明せよ。
熾天[してん]の玉座は、最も強い願いのみを迎えよう───』
>半角 >で始めると引用文になります。[出 12]
ムーンセルによって開かれた聖杯争奪戦。[出 13]
ムーンセルは定期的に地上から人間を呼び集め、
一度だけムーンセルの使用権を与える事を報酬に彼らを競わせる。[出 14]
月の内部に作られた七つの海を舞台にした、128人のマスターによる生存競争[出 15]
戦いはトーナメント方式で行われ、128人のマスターたちが一騎打ちで戦っていき、
最後の一人になるまで続けられる。[出 16]
一回戦ごとに半数のマスターが散っていくデスゲームであり、一度参加した以上、
最後の一人になる事でしか生還は叶わない。[出 17]
ムーンセルは“最強の一人”を求めているのではない。[出 18]
この生存競争そのものが観察対象であり、
人間を知るための物差し[スケール]として機能している。[出 19]
もちろん勝者が何を望み、どんな結果を招くのかも
人間を知るための数値として入力される。[出 20]
万能の願望器である「聖杯」を求め、七人の魔術師(マスター)と
七騎の英霊(サーヴァント)が覇権をめぐる争い[出 21]
第二次大戦末期、帝都において行われた聖杯戦争が
帝都聖杯奇譚Fate/type Redlineである。[出 22]
ムーンセルは定期的に地上から人間を呼び集め、
一度だけムーンセルの使用権を与える事を報酬に彼らを競わせる。[出 14]
月の内部に作られた七つの海を舞台にした、128人のマスターによる生存競争[出 15]
戦いはトーナメント方式で行われ、128人のマスターたちが一騎打ちで戦っていき、
最後の一人になるまで続けられる。[出 16]
一回戦ごとに半数のマスターが散っていくデスゲームであり、一度参加した以上、
最後の一人になる事でしか生還は叶わない。[出 17]
ムーンセルは“最強の一人”を求めているのではない。[出 18]
この生存競争そのものが観察対象であり、
人間を知るための物差し[スケール]として機能している。[出 19]
もちろん勝者が何を望み、どんな結果を招くのかも
人間を知るための数値として入力される。[出 20]
万能の願望器である「聖杯」を求め、七人の魔術師(マスター)と
七騎の英霊(サーヴァント)が覇権をめぐる争い[出 21]
第二次大戦末期、帝都において行われた聖杯戦争が
帝都聖杯奇譚Fate/type Redlineである。[出 22]
魔術刻印**中見出し
魔術師の家系が持つ遺産。[出 23]
生涯を以って鍛え上げ、固定化(安定化)した
神秘を刻印にし、子孫に遺したもの。[出 24]
その血統の歴史全てが刻まれているといっても過言ではなく、[出 25]
魔術刻印を継承した魔術師は一族の無念を背負って、
次の後継者に刻印を譲り渡さねばならない。[出 26]
ある意味、代を重ねて重みを増していく呪いと言える。[出 27]
魔術師の家系が持つ遺産。[出 23]
生涯を以って鍛え上げ、固定化(安定化)した
神秘を刻印にし、子孫に遺したもの。[出 24]
その血統の歴史全てが刻まれているといっても過言ではなく、[出 25]
魔術刻印を継承した魔術師は一族の無念を背負って、
次の後継者に刻印を譲り渡さねばならない。[出 26]
ある意味、代を重ねて重みを増していく呪いと言える。[出 27]
魔術師の家系が持つ遺産***小見出し
魔術師の家系が歴史とともに伝えてきた、最大の家宝というべき品。[出 28]
もうひとつの臓器のようなもので、家系以外の人間には適合しない。[出 29]
魔術世界において、古い家が圧倒的に幅をきかせているのは、
魔術回路の数とこの魔術刻印のふたつによるところが大きい。[出 30]
この刻印に刻まれてきた魔術こそは、魔術師にとって最大の力であり、[出 31]
子孫に至るまでの生涯を縛り付ける呪いである。[出 32]
現在、エルメロイII世の魔術刻印は保管されている。[出 33]
最終回で初公開されたのを観た人もいるだろうが、
これは見事に「四角の枠」でしかない。[出 34]
つまり、中身にまだ何も詰め込まれていないのだ。
呪いができあがってもいない代わりに、この中身を
今後本人や子孫が埋めていくしかない。[出 35]
だからこそ、エルメロイII世は石にかじりついてでも、
この魔術刻印を取り戻さねばならないのだった。[出 36]
「魔術師を裏切らせないという意味では、最高の担保だよ。最初から生きがいを奪っておくようなものなんだから」 >半角 >で始めると引用文になります。 >半角 >で始めると引用文になります。[出 37]
魔術師の家系が歴史とともに伝えてきた、最大の家宝というべき品。[出 28]
もうひとつの臓器のようなもので、家系以外の人間には適合しない。[出 29]
魔術世界において、古い家が圧倒的に幅をきかせているのは、
魔術回路の数とこの魔術刻印のふたつによるところが大きい。[出 30]
この刻印に刻まれてきた魔術こそは、魔術師にとって最大の力であり、[出 31]
子孫に至るまでの生涯を縛り付ける呪いである。[出 32]
現在、エルメロイII世の魔術刻印は保管されている。[出 33]
最終回で初公開されたのを観た人もいるだろうが、
これは見事に「四角の枠」でしかない。[出 34]
つまり、中身にまだ何も詰め込まれていないのだ。
呪いができあがってもいない代わりに、この中身を
今後本人や子孫が埋めていくしかない。[出 35]
だからこそ、エルメロイII世は石にかじりついてでも、
この魔術刻印を取り戻さねばならないのだった。[出 36]
「魔術師を裏切らせないという意味では、最高の担保だよ。最初から生きがいを奪っておくようなものなんだから」 >半角 >で始めると引用文になります。 >半角 >で始めると引用文になります。[出 37]
概要 *大見出し
広義には**中見出し
「あらゆる願いを叶えるとされる万能の願望機・聖杯の所有をめぐり、一定のルールを設けて繰り広げる争い」それら全てを聖杯戦争と呼ぶ。[出 38]
なお、聖杯を求める戦いであるなら
「聖杯とされるものが出品されたオークションだって聖杯戦争」とされる。[出 39]
「あらゆる願いを叶えるとされる万能の願望機・聖杯の所有をめぐり、一定のルールを設けて繰り広げる争い」それら全てを聖杯戦争と呼ぶ。[出 38]
なお、聖杯を求める戦いであるなら
「聖杯とされるものが出品されたオークションだって聖杯戦争」とされる。[出 39]
狭義には**中見出し
日本の冬木市で行われたものを発端とする[出 40]
「サーヴァントと呼ばれる英霊を使い魔として従えて戦う聖杯戦争」を指す[出 41]
日本の冬木市で行われたものを発端とする[出 40]
「サーヴァントと呼ばれる英霊を使い魔として従えて戦う聖杯戦争」を指す[出 41]
基本ルール **中見出し
聖杯によって選ばれた魔術師(マスター)とそのサーヴァントが
生き残りを懸けて戦う。[出 42]
参加条件は聖杯に選ばれ令呪を宿し、そしてサーヴァントを召喚すること。[出 43]
マスターは令呪を使うことで、サーヴァントに対して3回まで
どんな内容でも命令を強制できる。[出 44]
サーヴァントは必殺の武器である宝具を最少でも1つ、
どんなに多くても2つ所持[出 44]
サーヴァントとして「英霊」が召喚され、
その能力に応じてクラスが割り当てられる。[出 45]
割り当てられるクラスは場合にもよるが、「剣士」、「弓兵」、「槍兵」、
「騎乗兵」、「魔術師」、「暗殺者」、「狂戦士」の7種が基本クラス。[出 46]
クラスに対応して、それぞれ「対魔力」「騎乗」「単独行動」などと
いったクラススキルが付与される。[出 47]
なお、サーヴァント自体に紐づけされる固有スキルも存在する。[出 48]
最後まで勝ち残った1組のみ、聖杯にて己の願望を叶える事が出来る。[出 49]
聖杯によって選ばれた魔術師(マスター)とそのサーヴァントが
生き残りを懸けて戦う。[出 42]
参加条件は聖杯に選ばれ令呪を宿し、そしてサーヴァントを召喚すること。[出 43]
マスターは令呪を使うことで、サーヴァントに対して3回まで
どんな内容でも命令を強制できる。[出 44]
サーヴァントは必殺の武器である宝具を最少でも1つ、
どんなに多くても2つ所持[出 44]
サーヴァントとして「英霊」が召喚され、
その能力に応じてクラスが割り当てられる。[出 45]
割り当てられるクラスは場合にもよるが、「剣士」、「弓兵」、「槍兵」、
「騎乗兵」、「魔術師」、「暗殺者」、「狂戦士」の7種が基本クラス。[出 46]
クラスに対応して、それぞれ「対魔力」「騎乗」「単独行動」などと
いったクラススキルが付与される。[出 47]
なお、サーヴァント自体に紐づけされる固有スキルも存在する。[出 48]
最後まで勝ち残った1組のみ、聖杯にて己の願望を叶える事が出来る。[出 49]
冬木の聖杯戦争 **中見出し
「Zeroは『stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界』」[出 50]
遠坂・間桐・アインツベルンの「始まりの御三家」によって開始された、[出 51]
とある魔術儀式を基にした聖杯戦争。[出 52]
後の派生作品に登場する聖杯戦争のほとんどはこれの模倣である。[出 53]
霊地の管理者だった遠坂が「土地」を、[出 54]
呪術に優れていた間桐(マキリ)が「サーヴァントの技術」を、[出 55]
そして錬金術と第三魔法を司るアインツベルンが「聖杯」を提供し、[出 56]
行われた令呪はその時の各御三家の者に優先して宿る。[出 57]
「Zeroは『stay nightと条件は同じだけど微妙に違う世界』」[出 50]
遠坂・間桐・アインツベルンの「始まりの御三家」によって開始された、[出 51]
とある魔術儀式を基にした聖杯戦争。[出 52]
後の派生作品に登場する聖杯戦争のほとんどはこれの模倣である。[出 53]
霊地の管理者だった遠坂が「土地」を、[出 54]
呪術に優れていた間桐(マキリ)が「サーヴァントの技術」を、[出 55]
そして錬金術と第三魔法を司るアインツベルンが「聖杯」を提供し、[出 56]
行われた令呪はその時の各御三家の者に優先して宿る。[出 57]
基本ルールのほかに、**中見出し
ルールや暗黙の了解が存在する。***小見出し
聖杯戦争に参加できるのは7名の魔術師と7騎のサーヴァント。[出 58]
召喚できるサーヴァントは、
(聖杯自体が西洋の概念なので)基本的に西洋の英霊のみ。[出 59]
ハサン(イラン)に関しては印欧語族という見方で言えば
根源的にはヨーロッパ人とはなる。[出 60]
「知名度が高ければ西洋じゃなくても召喚出来る」という仮説もあるが、
西洋の英雄じゃないにも関わらず召喚されている[出 61]
ギルガメッシュが作中とプロフィールで知名度の低い英雄と明確に言われているので、別の理由があると思われる。[出 62]
「暗殺者」のサーヴァントだけは、
歴代の「ハサン・サッバーハ」に限定される。[出 63]
反英雄は召喚出来ない。聖杯が泥に汚染されている状態は例外。[出 64]
サーヴァントを失ったマスターと、マスターを失ったサーヴァントが
再契約を結ぶ事は許可されている。[出 65]
監視役として、聖堂教会から監督者が派遣される。[出 66]
神秘の秘匿のため、戦闘は夜または人目に付かない場所で行う。[出 67]
違反者には監督役から罰則や他のマスターへ討伐指令が
出されるといったペナルティが発生する。[出 68]
これらは他作品のうち現実世界で行われる
「聖杯戦争」にも共通している事が多い。[出 69]
現在までに5回行われているが、基本的に1回の聖杯降臨のための
魔力貯蔵に60年の歳月を有する。[出 70]
第五次聖杯戦争から10年後、当時の遠坂家当主ととある時計塔講師によって
聖杯は完全に解体され、冬木の聖杯戦争は200年の歴史に幕を閉じた。[出 71]
なお、この歴史はあくまで“本編世界線における話”であるため、
派生作品では大小異なった歴史を辿っている場合もある。[出 72]
ルールや暗黙の了解が存在する。***小見出し
聖杯戦争に参加できるのは7名の魔術師と7騎のサーヴァント。[出 58]
召喚できるサーヴァントは、
(聖杯自体が西洋の概念なので)基本的に西洋の英霊のみ。[出 59]
ハサン(イラン)に関しては印欧語族という見方で言えば
根源的にはヨーロッパ人とはなる。[出 60]
「知名度が高ければ西洋じゃなくても召喚出来る」という仮説もあるが、
西洋の英雄じゃないにも関わらず召喚されている[出 61]
ギルガメッシュが作中とプロフィールで知名度の低い英雄と明確に言われているので、別の理由があると思われる。[出 62]
「暗殺者」のサーヴァントだけは、
歴代の「ハサン・サッバーハ」に限定される。[出 63]
反英雄は召喚出来ない。聖杯が泥に汚染されている状態は例外。[出 64]
サーヴァントを失ったマスターと、マスターを失ったサーヴァントが
再契約を結ぶ事は許可されている。[出 65]
監視役として、聖堂教会から監督者が派遣される。[出 66]
神秘の秘匿のため、戦闘は夜または人目に付かない場所で行う。[出 67]
違反者には監督役から罰則や他のマスターへ討伐指令が
出されるといったペナルティが発生する。[出 68]
これらは他作品のうち現実世界で行われる
「聖杯戦争」にも共通している事が多い。[出 69]
現在までに5回行われているが、基本的に1回の聖杯降臨のための
魔力貯蔵に60年の歳月を有する。[出 70]
第五次聖杯戦争から10年後、当時の遠坂家当主ととある時計塔講師によって
聖杯は完全に解体され、冬木の聖杯戦争は200年の歴史に幕を閉じた。[出 71]
なお、この歴史はあくまで“本編世界線における話”であるため、
派生作品では大小異なった歴史を辿っている場合もある。[出 72]
第一次聖杯戦争**中見出し
元々単に儀式を成功させるだけなら参加者同士が争い合う必要はなかったため、
初回ではまともなルールが規定されていなかった。[出 73]
参加者達は完成した聖杯の権利を独占しようと殺し合いを始めてしまい、[出 74]
さらに令呪のシステムすら存在しなかった為サーヴァントが制御不能になる[出 75]
など大規模な混乱が発生し、儀式としての体をなさず失敗に終わる。[出 76]
(殺し合いをしている間に終わってしまったらしい。)[出 77]
元々単に儀式を成功させるだけなら参加者同士が争い合う必要はなかったため、
初回ではまともなルールが規定されていなかった。[出 73]
参加者達は完成した聖杯の権利を独占しようと殺し合いを始めてしまい、[出 74]
さらに令呪のシステムすら存在しなかった為サーヴァントが制御不能になる[出 75]
など大規模な混乱が発生し、儀式としての体をなさず失敗に終わる。[出 76]
(殺し合いをしている間に終わってしまったらしい。)[出 77]
第二次聖杯戦争**中見出し
令呪を始めとする細部のルールを整備して、[出 78]
ようやく「聖杯戦争」というシステムが機能し出す。[出 79]
しかし儀式は失敗に終わる。 [出 80]
令呪を始めとする細部のルールを整備して、[出 78]
ようやく「聖杯戦争」というシステムが機能し出す。[出 79]
しかし儀式は失敗に終わる。 [出 80]
第三次聖杯戦争**中見出し
第二次もまた大まかな取り決めしかないルール無用の殺し合いになったため、[出 80]
第三次ではルールがさらに細かく決められた。[出 81]
開催時期が第二次世界大戦の直前だったために帝国陸軍やナチスが介入し、[出 82]
帝都で戦いが繰り広げられる。[出 83]
結果、「聖杯の器」が途中で破壊され、無効となった。[出 84]
初めて魔術協会と聖堂教会が介入し、言峰璃正を監督役として置いた。[出 85]
アインツベルンが必勝を期して
「復讐者」のサーヴァントを召喚するも早期に敗退。[出 86]
しかし、敗れた「復讐者」と聖杯が干渉した事で[出 87]
「この世全ての悪」が誕生し、聖杯と術式が密かに汚染されてしまう。[出 88]
エーデルフェルトの双子姉妹が参戦したが、妹が戦死。[出 89]
姉はなんとか生還し、この一件で同家の日本嫌いが始まる。[出 90]
とある世界線ではこの聖杯戦争を参考にして、アサシンのマスターとして[出 91]
参加していた魔術師の一族がシステムを模倣し、末裔に当たる[出 92]
ファルデウスの所属する組織の手によって後述する[出 93]
スノーフィールドにおける「偽りの聖杯戦争」が開催される。[出 94]『Fate/Apocrypha』の世界では、ユグドミレニアとナチスによる[出 95]
大聖杯強奪事件が発生し、冬木における聖杯戦争は幕を閉じる。[出 96]
ただしこの世界ではアインツベルンが召喚したのは「復讐者」ではなく、[出 97]
代わりに「裁定者」のサーヴァントが
召喚されたことで聖杯の汚染は起こらなかった。[出 98]
非公式ではあるが、アインツベルンが復讐者を召喚し、かつ帝国陸軍が[出 99]
聖杯を奪取する結果となった場合、
『帝都聖杯奇譚』の物語に繋がることが示唆されている。[出 100]
第二次もまた大まかな取り決めしかないルール無用の殺し合いになったため、[出 80]
第三次ではルールがさらに細かく決められた。[出 81]
開催時期が第二次世界大戦の直前だったために帝国陸軍やナチスが介入し、[出 82]
帝都で戦いが繰り広げられる。[出 83]
結果、「聖杯の器」が途中で破壊され、無効となった。[出 84]
初めて魔術協会と聖堂教会が介入し、言峰璃正を監督役として置いた。[出 85]
アインツベルンが必勝を期して
「復讐者」のサーヴァントを召喚するも早期に敗退。[出 86]
しかし、敗れた「復讐者」と聖杯が干渉した事で[出 87]
「この世全ての悪」が誕生し、聖杯と術式が密かに汚染されてしまう。[出 88]
エーデルフェルトの双子姉妹が参戦したが、妹が戦死。[出 89]
姉はなんとか生還し、この一件で同家の日本嫌いが始まる。[出 90]
とある世界線ではこの聖杯戦争を参考にして、アサシンのマスターとして[出 91]
参加していた魔術師の一族がシステムを模倣し、末裔に当たる[出 92]
ファルデウスの所属する組織の手によって後述する[出 93]
スノーフィールドにおける「偽りの聖杯戦争」が開催される。[出 94]『Fate/Apocrypha』の世界では、ユグドミレニアとナチスによる[出 95]
大聖杯強奪事件が発生し、冬木における聖杯戦争は幕を閉じる。[出 96]
ただしこの世界ではアインツベルンが召喚したのは「復讐者」ではなく、[出 97]
代わりに「裁定者」のサーヴァントが
召喚されたことで聖杯の汚染は起こらなかった。[出 98]
非公式ではあるが、アインツベルンが復讐者を召喚し、かつ帝国陸軍が[出 99]
聖杯を奪取する結果となった場合、
『帝都聖杯奇譚』の物語に繋がることが示唆されている。[出 100]
第四次聖杯戦争**中見出し
上記から約60年後。終結の際に「冬木大火災」と呼ばれる[出 101]
大火事が発生し、街に大きな爪痕を残している。[出 102]
『Fate/Zero』の世界では冬木大火災が起こった[出 103]
タイミングは『Fate/staynight』における第四次聖杯戦争と微妙に違う。[出 104]
上記から約60年後。終結の際に「冬木大火災」と呼ばれる[出 101]
大火事が発生し、街に大きな爪痕を残している。[出 102]
『Fate/Zero』の世界では冬木大火災が起こった[出 103]
タイミングは『Fate/staynight』における第四次聖杯戦争と微妙に違う。[出 104]
第五次聖杯戦争**中見出し
上記から10年後。ルートによって経過は異なるが、この戦いをもって
大聖杯は破壊され、聖杯戦争は幕を閉じる。[出 105]
なお上記の通り更に10年後に完全に解体されることになるが、
その際にも教会などを巻き込んで一悶着が起こった様子。[出 106]
上記から10年後。ルートによって経過は異なるが、この戦いをもって
大聖杯は破壊され、聖杯戦争は幕を閉じる。[出 105]
なお上記の通り更に10年後に完全に解体されることになるが、
その際にも教会などを巻き込んで一悶着が起こった様子。[出 106]
月の聖杯戦争 **中見出し
本編とは異なる平行世界にて行われた月面電脳空間での聖杯戦争。[出 107]
太古から月面に存在する自動書記装置「ムーンセル」。[出 108]
その霊子虚構世界「SE.RA.PH(セラフ)」に接続し、予選を突破した
128人の魔術師(霊子ハッカー)たち。[出 109]
聖杯は己が担い手たる者を選ぶため、厳然たるルールを敷き、
トーナメントによって勝者を選ぶ。[出 110]
本編の現実世界を舞台に行われた聖杯戦争とは、
ルールや条件が大きく異なるのが特徴。[出 111]
サーヴァントは全世界のあらゆる歴史・伝承から「再現」された存在。[出 112]
英霊召喚に触媒を用いず、ムーンセルによって
相性の良い英霊が自動的に選ばれる。[出 113]
対戦相手は事前に運営側から通達、掲示版に提示される。[出 114]
6日間の準備期間ののち、
7日目に闘技場にて対戦相手と1対1での対決を行う。[出 115]
アリーナ以外での戦闘や不正行為を
行ったマスターにはペナルティーを与える。[出 116]
敗北したマスターとサーヴァントは、
戦闘後の生死に関わらず必ず消去される。[出 117]
敗北する前にマスターが
令呪を3画全て消費した場合、その時点で失格となる。[出 118]
パートナーを失ったマスターやサーヴァントが
別の人物と再契約を行うのは不可能。[出 119]
現実世界の聖杯戦争と違い、マスター以外で会場に存在するのは
運営NPCのみ(一部例外もいる)なので、神秘の秘匿を気にする必要がない。[出 120]
またムーンセルによって厳格に制御されている事から
闇討ち・奇襲等の行為は基本的に禁止され、[出 121]
各マスターには絶対安全圏であるマイルームが支給されているなど、[出 122]
戦争というよりはより決闘に近い形式が取られている。[出 123]
その為アサシンやキャスターのクラスは、大半が圧倒的に
不利な戦いを強いられる。[出 124]
ただし、敗北したマスターに待っているのは
「あらゆる形での退場」ではなく「免れない死のみ」である。[出 125]
聖杯戦争終了後、SE.RA.PHが新天地として解放された[出 126]
現在でも月の覇権を賭けた戦い、[出 127]
ヴェルバーの侵略など月の聖杯(ムーンセル)を巡る戦いは続いている。[出 128]
本編とは異なる平行世界にて行われた月面電脳空間での聖杯戦争。[出 107]
太古から月面に存在する自動書記装置「ムーンセル」。[出 108]
その霊子虚構世界「SE.RA.PH(セラフ)」に接続し、予選を突破した
128人の魔術師(霊子ハッカー)たち。[出 109]
聖杯は己が担い手たる者を選ぶため、厳然たるルールを敷き、
トーナメントによって勝者を選ぶ。[出 110]
本編の現実世界を舞台に行われた聖杯戦争とは、
ルールや条件が大きく異なるのが特徴。[出 111]
サーヴァントは全世界のあらゆる歴史・伝承から「再現」された存在。[出 112]
英霊召喚に触媒を用いず、ムーンセルによって
相性の良い英霊が自動的に選ばれる。[出 113]
対戦相手は事前に運営側から通達、掲示版に提示される。[出 114]
6日間の準備期間ののち、
7日目に闘技場にて対戦相手と1対1での対決を行う。[出 115]
アリーナ以外での戦闘や不正行為を
行ったマスターにはペナルティーを与える。[出 116]
敗北したマスターとサーヴァントは、
戦闘後の生死に関わらず必ず消去される。[出 117]
敗北する前にマスターが
令呪を3画全て消費した場合、その時点で失格となる。[出 118]
パートナーを失ったマスターやサーヴァントが
別の人物と再契約を行うのは不可能。[出 119]
現実世界の聖杯戦争と違い、マスター以外で会場に存在するのは
運営NPCのみ(一部例外もいる)なので、神秘の秘匿を気にする必要がない。[出 120]
またムーンセルによって厳格に制御されている事から
闇討ち・奇襲等の行為は基本的に禁止され、[出 121]
各マスターには絶対安全圏であるマイルームが支給されているなど、[出 122]
戦争というよりはより決闘に近い形式が取られている。[出 123]
その為アサシンやキャスターのクラスは、大半が圧倒的に
不利な戦いを強いられる。[出 124]
ただし、敗北したマスターに待っているのは
「あらゆる形での退場」ではなく「免れない死のみ」である。[出 125]
聖杯戦争終了後、SE.RA.PHが新天地として解放された[出 126]
現在でも月の覇権を賭けた戦い、[出 127]
ヴェルバーの侵略など月の聖杯(ムーンセル)を巡る戦いは続いている。[出 128]