メルティ・クリムゾン

■メルティ・クリムゾン
種別:アクター 性別:女 年齢:不明(少なくとも3桁) 所属:紅蓮の旅団 役職:チームメンバー 職位:"自称"次期団長
種族:亜人 メイン:ナイトコーザー サブ:アカシャアーツ マスター:エグゼキューター
身長:140cm(靴底含む。含まない場合139cm) 体重:35kg PL名:刃神氷雨
イメージ:レミリア・スカーレット(東方Project)

「”紅蓮(クリムゾン)”の名を持つ私こそ、この旅団に最も相応しい人材でしょう?」

「今に見ていなさい! 次期旅団長の座はこの私―――メルティ・クリムゾンのものよ!!」



人格及び経歴

《紅蓮の旅団》に殴り込む形でなし崩し的に入団したナイトコーザーのパッと見幼女のような少女。
しかして実年齢は100歳を超える純血統ナイトコーザー、所謂ピュアブリードと呼ばれる血族である。
だがお前年齢詐称してねえかと言わんばかりに性格は外見相応で子供じみており、
「子供の自己勝手さと大人のプライドを併せ持った大問題児」というのが旅団内共通の見解である。
ちなみに旅団に殴り込みを掛けた理由は、「名前が実に私のためにあると思わない?」とのこと。なんていうかその……お察しください。
旅団の重鎮の一人であるヴァンプ・セルに突っかかる姿がしょっちゅう目撃されており、度々戦闘になるが当然今の所全戦全敗。
へそを曲げた彼女をほったらかすと旅団全体の空気が悪くなるので結局周囲のメンバーが折れてヴァンプに頼み、
彼がお菓子を作ってメルティの機嫌を治す、という一連の流れがほぼ毎日のように繰り広げられている。

入団から暫く経ち、団員も増えてチームの規模が大きくなった現在は、前述の猪突猛進癖や短絡的な行動は大きく鳴りを潜めた。
マネージャー陣以外の中では古参に分類されるのを自覚してか、広い視野と聡明さを手に入れ、後進の模範となる行動を心掛けている。
高いリーダーシップと状況判断力を備え、探索メンバーの支柱となることも多いが、挑発や侮辱の類に弱いのは相変わらず。
とはいえ自身の事より仲間の事で怒りを見せるようになったあたりは、明確な成長が見て取れるだろう。

+ Bloodcaller
彼女は元々、地下世界アカシャに古くより伝わる純血統のナイトコーザー、「ブラッドコーラー」家の長女だった。
ナイトコーザーとしての素質に恵まれず、神童と呼ばれた妹と比較され、貶し続けられる毎日を送っていた。
しかしそれでも彼女は前を向き続け、そんな姿を妹は尊敬しており、姉妹仲は極めて良好だった。
彼女自身も妹に誇れる自分であろうと、アカシャアーツの技術をひたすらに磨き続けていた。
たとえ誰から認められずとも、最愛の妹がいるだけで、彼女は幸せだったのだ。

それが崩れたのは、ある日妹が「アカシャの外を見たい」と言いだした日。彼女はそれに応え、妹を連れて地下世界を抜け出した。
……それが、「消失の日」直後の大侵攻であることを知らずに。
数多の魔物や魔族に襲われ、逃げ続ける中、ついに妹が凶刃に斃れた。
逃げる事も、そもそも動く事すらも適わず、「安息の日」を迎え───彼女の妹は、この世界から何も残さず消滅した。

アカシャに帰った彼女を待っていたのは、「彼女という存在の忘却」。その存在が、最初からアカシャになかったものとして扱われた。
元より彼女の事をゴミのように扱っていた父親は完全に無関心となり、母親は精神を壊し、新たに取った養子達を彼女達と誤認識した。
"存在そのものが罪"と、地下世界から烙印を押された彼女は、その日全てを失ったのだ。己の存在も、家族の暖かさも、何もかも。

それでも生きる事を諦めなかったのは、かつて彼女の眼に焼き付いた、雷鳴の如き抜刀術を操るワンダラーの姿があったが故である。

+ マキナ・メメントモリ/涙の葬礼
あるひとつの依頼を終えてから一週間後、彼女の精神性はさらなる成長を見せた。
戦況を詳細に見る観察眼、猪突猛進だったスタイルを完全に抑え込み、冷静な状況判断を下せる分析力。
そして、「全員健在」を最優先作戦目標に据える、強固無比なリーダーシップの発揮。
名実共に次期団長としての風格を持つようになった彼女ならば、近い将来本当に旅団のトップに立てる日が来ることだろう。

元より交友関係は広かったが、今ではさらに一歩踏み込むような交友関係も増えるようになってきた。
エリスジュルネに対しては彼女達を妹のように接するようになり、アルマイツキともよく酒を飲み交わす姿が見られる。
似た者同士である星花とも良き交友関係は続いており、紅蓮の旅団内部において交友関係の広さはトップクラスと言っていい。

……なお、現在ポケットマネーで定期的に、とある家屋の維持に初心者エクスプローラー達に清掃の依頼などを出しているそうな。

高いプライドは決して虚勢ではなく実力に裏打ちされたものであり、ナイトコーザーの中でも特に発達した翼による飛行能力に加え、
同レベル帯のエクスプローラーと比較すると文字通り桁違いの機動力を有する。
縦横無尽に戦場を飛び回り、相対する相手を切り刻む戦法を得意としており、彼女を捉えるのは至難の業。
高機動戦闘に於いては同レベル帯のチームメンバーの中でもトップクラスと言っても過言ではない。
アカシャアーツとしての鍛錬も積んでおり、独自の呼吸法と連撃を組み合わせたここ一番の爆発力の高さも持ち合わせており、
ナイトコーザーの打たれ弱さを回避能力で補う、火力とスピードを兼ね備えた優秀なアタッカー。
当人の性格を上手く御することができれば、前線遊撃・吶喊役として非常に頼りになることだろう。

旅団所属後からの濃密な経験を経て、戦闘スタイルは大幅に進化を遂げた。
旅団最速の座はゼインに譲り、自身は速度と連撃、精密性に重きを置いた超高機動戦闘に特化したスタイルを確立、戦術の中核に据えた。
数々の経験を経て手に入れた金剛拳ヴァジュラのカスタム品"紅蓮爪スカーレット"を携え、赤雷を纏って戦場を駆ける様は文字通り紅蓮の如く。
アカシャアーツとしての力もより洗練されており、前述の戦闘術で練り上げた莫大な量の気を、自身や他者の回復に転化することが可能となった。
ただでさえ高い回避力に加え、「生半な攻撃では死ぬ前に再生する」とまで比喩される再生力は尋常ではなく、生存力は極めて高い。

高慢な物言いやプライドの高さとは裏腹に、チームメンバー随一の努力家。ナレッジ近辺の竹林地帯にて鍛錬を行う姿が頻繁に目撃されている。
絶対的な自信こそあれど、それは全て積み上げてきたものの重みを信じて疑わないからこそ。誰よりも自分に厳しい人物とも言えよう。
甘党。酒はワイン派で耐性強め。酒のつまみくらいなら自分でさっと作れる程度には料理もできるハイスペックウーマン。

+ 専用装備&奥義

紅蓮爪スカーレット

金剛拳ヴァジュラが、長い闘いの日々を経てメルティに合わせて「成長」した、彼女だけの武器。
基本性能はベースとなったヴァジュラとほぼ変わりないものの、発せられる電刃が紅色になったり、形状が自在に変わったりなど、
要所要所が彼女に合わせた進化を遂げた、文字通りの専用武器といえる装備である。

紅魔装衣ヴァンピリッシュ

アカシャアーツの闘気に呼応してその外見を変化させる特性を持った、聖衣ミラージュローブのフルアタッチメント品。
豪奢で威圧的な外観となり、ナイトコーザーの持つ羽根が外装に包まれ大型化。戦闘機動時は羽根が真紅の光に包まれる。
外見変更の機能が追加されただけで基本性能は据え置きだが、元が課金アイテムなので性能は極めて高い。

「紅蓮華(ぐれんか)」

血の滲むような、気の遠くなるほどの鍛錬の果てに体得した、メルティ・クリムゾン最大の技であり彼女の「奥義」。
全身に赤雷を纏って突撃、轢き撥ねて高空に打ち上げ、自身も飛翔し追撃。全方位からの乱撃の後に直上から全霊の一撃を叩き込む。
最後の一撃はそのまま切り裂くように拳を振り抜く、拳をめり込ませ地に叩き付ける、頭を鷲掴みにして地に激突させると状況で変わるが、
共通するのは最後の一撃と同時に、対象を中心に赤雷が花弁のように拡散する点である。
「放たれる全ての攻撃がクリティカルヒット」、かつ連撃であるため、【コード:クリティカル】や【コード:ノーダメージ】での対処は不可能。
正道を以て外道を突き破る、イリーガル殺しの切り札である。
+ ...
追い求めたのは、在りし日に見た雷鳴の閃き。
少しは、あの輝きに近付けただろうか。

「赫華狂咲(しゃっかきょうしょう)」

上述の「紅蓮華」をさらに昇華させた、メルティ・クリムゾンの秘奥。
基本的には「紅蓮華」と同じ動きだが、最後の一撃だった叩き落としから、さらにピンボールのごとく跳ね飛ばす3連撃を行い、
最後に敵より先んじて大地に着地。全霊の拳を天に突き上げ、天を衝く轟雷によって対象を撃ち貫く。


所持特異点

プラス特異点
  • 超音波視覚(【猫の目】【狐の耳】の効果を両方得る)
「目と耳の良さで簡単に遅れを取るつもりはないわよ? まぁ任せておきなさい!」
  • ビビット反射(回避+1)
「……ふぅん。お前の"音速"、随分遅いのね」
  • ビビット反射→白き神の使い→ハードトゥーダイ(「★死亡」するダメージを受けた際、[意思]判定成功で「★死亡」する[HP]+1で生き残る。(「★気絶」は受ける))
「残念だったわね。 私相手にその程度じゃあ───"殺し切る前に再生してしまう"わよ」
  • 緑色の血液([HP]を回復する効果を受けた際の回復量+5。)※Wish Starにより取得※
「ほらね、この通り」
  • 真実を追う者(一部マスクデータの情報規制解除。【ハッキング】習得可能。)※Wish Starにより取得※
「"一緒の世界を見る"って約束したものね。 ……しっかし、【データ検索】とか慣れないわねー」
マイナス特異点
  • 聴覚過敏(「ソニック」「ボイス」「サウンド」と名の付く特技の対象になった場合、FPを10点失う)
「に"ぃぃぃ! 目と耳の良さがぁぁぁ!!」
  • 脳みそ筋肉→借金地獄(シナリオ終了ごとに1000GPを支払う。重複可。)
「……どうしても、ね。 遺したい場所が、できたのよ」


PickUp

【ピンポイントアタック】+【六合】による確定クリティカル連撃から成る、継続打点重視のアタッカー寄りマルチロールキャラクター。
3連続攻撃の奥義と鬼神の仮面、【ディレイドアタック】を駆使することで、1Rで最大14もの気を回収することが可能。
大量に回収した気は【集気】や【闘気注入】で自他の回復に使用し、余らせた気で再度【六合】で攻撃、気を回収する。
【六合】+鬼神の仮面の追加攻撃が全段クリティカルするだけでも気を8回収し、全て【集気】に使うとその回復量は3d+120。
生半可な攻撃では文字通り「死ぬ前に全て再生する」異次元のタフネスを有し、実際の耐久力は額面を遥かに上回る。
水準以上の回避値に加え【緊急回避】や自己ダメージの軽減手段も持ち、アタッカーとしては自衛力はかなり高い部類に入る。
射程こそ短いものの、いざという時は【闘気注入】で他PCのHP・FP・BS回復を狙えるため一発限りの回復役としても期待できる。
長らくマッスルリング装備の弊害で戦闘中に消耗品を使えない難点を抱えていたが、堕天使のぱんつ装備によりついに欠点を克服。
また、【絆の突撃】を取得したことにより全体への強化手段を獲得し、単なる自己完結型アタッカーに終わらない活躍が見込めるように。
アタッカーとしても【龍の波動】、【ブラッディカース】を習得し、他PCから受けた致傷力バフの発射台としてもより優秀となった。



Quest Report
+ 190709 夢幻の迷宮

同行PTメンバー:ルミエール/ルンプラン/リリー/タリア

クエストレポートとして残っている最も古い彼女の冒険履歴がこれとなる。
持ち前の身体能力を活かして道中を難なく突破。パーティーメンバー達と共に無事最奥に到着した彼女を待っていたのは。
……一匹のプチリン。だが、その戦闘能力は、"消失の日"以前のものとなっていたのだ。

明らかに異次元の戦闘力を持つそれを、無事連携により討伐。見事に迷宮探索を成し遂げたのであった。
なおこの時点ではキレやすい性格はそのままだったため、ルンプラン相手にキレる姿も多々あったりした。

+ VSサメの日々
夏場はそれはもう大忙しであった。単独任務の多さもさることながら、海に行けばサメ退治の毎日。
いつの間にか手段と目的が逆転したことに真っ先に嘆いた人物でもあったりする。
しかし、このサメ退治の日々の中で、念願であった金剛拳ヴァジュラの取得やそれに伴う戦闘スタイルの確立など、
得るものも多い時間だったため、本人としてはそれほど悪い気はしていないという部分もあったりした。

ちなみにサメ討伐数は全体を通しても最上位クラスの部類に入るが、ジュルネには負けた。

+ 門出の外套

同行PTメンバー:トーリッテ/ミタマ


+ 花妖精と逢魔時

同行PTメンバー:ゼンイチ/ミストレス/アクーラ


+ 機心の値段

同行PTメンバー:エリス/星花/シェラタン/ミタマ


+ 凶兆の黒い猫

同行PTメンバー:エリス/ゼイン/ミストレス/アナイア


+ すごい強いゴリラが出る卓

同行PTメンバー:エリス/タケミ/クラリッサ


+ Marchen Labyrinth

同行PTメンバー:フラウス/ネル/クラリッサ/カレンタ


+ 砂の下の祈り

同行PTメンバー:レイファ/シルフィア/ラピス/ガルソン/ミタマ


+ マキナ・メメントモリ

同行PTメンバー:ルンプラン/ジェイド/アイリーン/イツキ/クラウン

"家族"の暖かみを再び知った日。 そして喪う悲しみを思い出した日。

+ 大型種討伐:異常『青電主レイゼクロス』

同行PTメンバー:エリス/ルミエール/アルヘナ(転猫)/イツキ/ホオズキ


+ 大型種討伐:異常『燼滅刃ブレイダル』

同行PTメンバー:ゼンイチ/星花/エリス/ヴェルーリヤ/フォルテ


+ 0528_『冥府の先導者』

同行PTメンバー:カナタ/アルへナ(名月)/クラリッサ/アルジェント


+ 大型種討伐:異常『天眼ギョクマイヅル』

同行PTメンバー:ラ・ジュルネ/アルマ/イツキ/アルへナ(第三)/アクーラ


+ 討伐:機炎蒼竜

同行PTメンバー:ラ・ジュルネ/カナタ/ネル/アナイア/ポイントレス


+ Encount Stargazer

同行PTメンバー:ルンプラン/アナイア/ヴェルーリヤ

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最終更新:2022年02月07日 15:46