タッチダウンフィーバー

TOUCH DOWN FEVER

機種:AC, FC, PSP
作曲者 (AC):田中敬一
作曲者 (FC):田中敬一 (TARKUN)、YOKO OSAKA (NICO-CHAN YOKO)
サウンドプログラム (FC):田中敬一 (TARKUN)
開発元:エス・エヌ・ケイ
発売元:エス・エヌ・ケイ (AC)、ケイ・アミューズメントリース (FC)
発売日:1987年8月 (AC)、1988年11月11日 (FC)

概要

エス・エヌ・ケイが1987年に発表した、アメフトを題材としたスポーツゲーム。
一見アイレムの『10ヤードファイト』のようだが、ループレバーを採用し差別化を図っている。
最大四人での協力・対戦を楽しむことが出来た。
フォーメーションは百数種類存在し、その中から状況に応じたものが自動的に選択される。*1

サウンドはたーくんこと田中敬一氏が担当。
音源には2オペレータFMのYM3526を使用しており、パワーのあるドラムの音を作るのに苦労したとのこと。
スネアやトムといったリズム音色は2オペFM音源にしてはリアルに仕上がっており、BGMを盛り上げるのに一役買っている。
効果音とボイスはもう一つの音源チップのY8950に任せることで、YM3526はFMチャンネルをふんだんに使用し楽曲を奏でる。
また田中氏が何よりも苦労したのが、本業ではないフォーメーションのデータ作成だった。
本作の曲を聴くと、深夜の静まり返ったオフィスでK氏と作業したのが思い出されるという。

翌年にはケイ・アミューズメントリースからの発売でファミリーコンピュータに移植。
チームセレクトの概念が追加され、2人での対戦プレイが可能となっている。
サウンドにはYOKO OSAKA氏が新たに参加した。

サウンドテストの方法 (FC):
トーナメントモードでゲームをクリアする。
スタッフロールを最後に表示される「PRESENTED BY KAC」の画面で、上、下、A、B、左、右、B、A、セレクト、スタートを押す。
画面に変化はないが、サウンドテストが有効になっている。
上、下:サウンドコード選択 A:サウンド再生 B:サウンド停止

続編として、プレイヤーがより詳細に戦略を決められるようにした『タッチダウンフィーバーII』が存在する。
グラフィックやサウンドも刷新されている。

(次作:タッチダウンフィーバーII)

収録曲 (サントラ収録順)

曲名 作・編曲者 補足 順位
アーケード版収録曲
スタート 田中敬一 ゲームモード決定ファンファーレ
(FC) 対戦相手確定
キックオフ KICK OFF!
FC版でも同様に使用
DON'T DODER (メイン1) 1P、2P側 第四試合 オフェンス時BGM
悲しみのTENDERNESS (メイン2) 1P、2P側 第一試合 オフェンス時BGM
3P、4P側 第四試合 オフェンス時BGM
CONEY'S BEAT (メイン3) 1P、2P側 第二試合 オフェンス時BGM
インターセプト
IMAGINATION ROCK (メイン4) 3P、4P側 第二試合 オフェンス時BGM
KING OF FIELD (メイン5) 1P、2P側 第三試合 オフェンス時BGM
FIGHTING MAN (メイン6) 3P、4P側 第一、第三試合 オフェンス時BGM
タッチダウン TOUCH DOWN!
GOAL!
勝利 勝利時You Win!
曲名不明 (サントラ収録なし)
FC版でも同様に使用
ネーミング 実際は初回キックオフ前に行う
(FC) メニュー
ゲームオーバー 敗北時GAME OVER
(FC) 敗北

サウンドトラック

ゲームサウンド エス・エヌ・ケイ ―G.S.M. SNK 1―


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最終更新:2023年11月02日 11:56

*1 『タッチダウンフィーバー ルール&攻略本』p. 13より