ローリングサンダー

ROLLING THUNDER

機種:AC, FC, PS, PS2, PSP, 360, Wii, NS, PS4
作曲者:小沢純子
開発・発売元:ナムコ
発売日:1986年12月 (AC)、1989年3月17日 (FC)、2022年3月17日 (NS, PS4)

概要

1986年にナムコから発表された2D横スクロールアクション。
当時のナムコとしては非常に斬新なスパイアクションで、ハードボイルドな雰囲気にもこだわって作られている。
しかし、敵の配置や初見殺し、操作性の悪さが相まって、難易度は非常に高い。

開発当初はマブーの部屋にパイプオルガンがあり、ラウンドクリア画面では「オペラ座の怪人」ばりにジャジャーン!とマブーがそれを弾いてくれる予定だったとのこと。*1
なおアーケード版には大きく分けて前期バージョン、後期バージョン、最終バージョンという3つのバージョンが存在する。
前期バージョンではステージBGMが洞窟BGMのみで、ラウンドクリア曲もなかった。
後期バージョンではメインBGMとして知られることになる曲が追加されたほか、BGMのテンポや音声合成の一部などが修正された。
この時点でのメインBGMは終盤の音使いに未完成感があったが、最終バージョンでは修正されテンポもわずかに上がっている。
また最終バージョンではマブー戦専用のBGMを使用しなくなり、マブーとはメインBGMをバックに戦うようになった。

ファミコン版はナムコ製の拡張音源であるN160が使われているため、音色に厚みがある。NES版は2A03を使用しているため、忠実度はかなりダウンしている。
移植担当はノバとアーク(のちのアークシステムワークス)とされているが、クレジットがないため詳細は不明。


収録曲

※曲名は配信版に準拠
曲名 補足 順位
クレジット音
ラウンド・スタート~メインBGM 前期バージョンには未収録
READY!~古ビル *2
最終バージョンでは「メインBGM」部終盤、サビの音色が修正されている
ラウンド・クリア・デモ 前期バージョンには未収録
ラウンド・スタート~洞窟BGM READY!~洞窟 *2
前期バージョンではメインBGMとしても使用
マブーBGM マブー戦
最終バージョンでは未使用
マブーDEAD マブー撃破ジングル
コングラチュレーション CONGRATULATIONS
ゲーム・オーバー 非オールクリア時GAME OVER
ネーム・エントリー TOP 5
『ビデオ ゲーム グラフィティ VOL.3』収録 アレンジバージョン
ROLLING THUNDER 編曲:米光亮

サウンドトラック

ビデオ ゲーム グラフィティ VOL.3

アレンジバージョンを収録

ナムコ・ゲーム・ミュージック VOL.1 (GAME SOUND LEGEND SERIES)


アーケード版(後期バージョン)を収録

NAMCO ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.2


アーケード版(最終バージョン)をデジタル収録

ローリングサンダーオリジナルサウンドトラック (ゲーム・サウンド・エフェクト)

各種サブスクリプションサービスでの配信。アーケード版(後期バージョン)を収録。

関連動画

ローリングサンダー(ROLLING THUNDER)

アーケード版(Wiiバーチャルコンソールアーケードで配信されていたバージョン)のプレイ動画。
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  • FC
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最終更新:2024年11月02日 02:47

*1 『ナムコ ビデオゲーム グラフィティ VOL.3』ブックレット、小沢氏のコメントより

*2 アーケード版フライヤー裏での表記