伝導電磁式三連砲:D.D.D.
概要
このクローンに 足りなかったもの…それは
最強 の ウェポン。そう考えたスージーは、
3体の クローンデデデで そうじゅうする
立体砲台D3砲を あたえた。カービィへの
強い とうそう心を むき出しに、発進する。
レベル5「リポジトリム リズム」のボス「クローンデデデ&D3砲」で使われるBGM。
このボス戦の前にまずクローンデデデ三体との戦闘があり、倒すと背景が移り変わって夜景が美しいビルの屋上へ移動する。
そこにクローンデデデ達が砲台兵器「D3砲」に乗り込み戦闘が再開しこの曲が流れる。
D3砲は操縦者であるデデデ三体を示している他に、曲名の「伝(Den)導(Dou)電(Den)磁式三連砲」を略したものだと思われる。
『
カービィファイターズZ』の「
ヒストリー オブ デデデ」のように、過去作で使われたフレーズを組み合したメドレー形式の楽曲となっている。
ただこの曲においては『
SDX』の『
メタナイトの逆襲』で使われたBGMのフレーズが使用されているのが大きな特徴。
「メタナイトの逆襲:戦艦マップ」「
デデデ大王のテーマ」、「
友と夕陽と…」、「メタナイトの帰還」の新規フレーズの順のメドレーとなる。
「メタナイトの逆襲:戦艦マップ」や「
友と夕陽と…」がゲーム中でこういった戦闘でアレンジされて使われるのは初のことであり、かなり新鮮味のある試みである。
曲調の方はボス戦らしいアグレッシブなジャズテイストで、裏でピコピコと電子音が鳴り続けているのがいかにもロボボらしい。
特に「
友と夕陽と…」とのパートは原曲特有の哀愁感漂う雰囲気が一層スケールアップ。背景のビルがそびえたつ夜景の美しさと実にマッチしている。
また、あえて曲の一番盛り上がる部分に「
デデデ大王のテーマ」ではなく「
友と夕陽と…」を持ってきたのは、今回のデデデ大王はクローン=本人ではないことを表現するためだと思われる。
また、もう一つ大きな特徴として敵がクローンデデデ
3体、名前もデが
3つ、武器は立体砲台D
3砲と3尽くしなのに合わせてか曲自体が
3拍子にアレンジされている。
余談になるが、「メタナイトの逆襲:戦艦マップ」がメドレーアレンジされたのはこの曲が初ではなく、実はアニメのほうが先。
アニメの最終盤で使われた「戦艦ハルバード発進!」がそれであり、相方の曲はまさかの「エアライド:プランテス」。
これは「
カービィのエアライド」の開発及び発売時期がアニメの公開時期と重なっていたためである。
また「
友と夕陽と…」はこれ以降の作品で、戦闘曲にフレーズが組み込まれるケースが増えていくが、この曲が与えた影響は決して小さくはないだろう。
この立体砲台は とてつもなく高がくで、
ウィスピーウッズや メタナイトの サイボーグ化の
なんと4倍。あの ギガヴォルトより 50億ハルトマニー
も 高い。それでも、ハルトマンの乗る、純金の
「プレジデンバー」の 4分の1ほど ではある。
ボスやシチュエーションともよく合った素晴らしい音楽だが1つだけ欠点がある。この「クローンデデデ&D3砲」は正直言って弱い。
なぜなら対空攻撃が無いため、飛んでいるカービィには攻撃がほとんど当たらないからである。
複雑なコンビネーションを仕掛けてくる前座のクローンデデデ三体の方がよっぽど強く、この戦闘はこの曲含めてプレイヤーへのある種のサービスだったのかも。
過去ランキング順位
収録サウンドトラック
星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック
KIRBY STAR ALLIES THE ORIGINAl SOUNDTRACK(通常盤)
最終更新:2025年03月21日 21:28