ヒストリー オブ デデデ
概要
元祖ラスボス、大王様の大逆襲。
…さあ、次はお前たちの番だ!と、言っても
仲間は全員ミニサイズ。不覚だがやむをえない。
やい!しにぞこないのピンクだま!
チーム決戦の機は熟したぞ!いざ…やらいでか!
ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフト、『カービィファイターズZ』のレベル『めちゃむず』ラスボス、チーム・DDD64戦闘BGM。
上記の文章は「メタナイトの逆襲」や「大王の逆襲」の台詞のセルフパロディである。
デデデ大王を64体も相手取る凄まじい内容となっており、前哨戦となる「ミニデデデ大王」61体を倒すと、少し大きめの「コンビデデデ大王」2体連れて登場するタイミングでこの曲が流れる。
ちなみに「ミニデデデ大王」との対決は『
夢の泉DX』の「
夢の泉」が流れる。
今作最高難易度の『めちゃむず』のラストでしか流れないため、聞くためには相当の実力が必要となる。
そして今作のデデデ大王、数の暴力の時点でただでさえツライのにもかかわらず、デデデ大王本体が多数の攻撃モーションと凄まじい攻撃力で攻め立ててくるトンデモないものとなっている。
特に超高速でハンマーを連打する「ハンマーファーマー」は恐怖すら感じさせる代物。
これらの実力から、今作のデデデ大王は歴代最強との呼び声が高い。
聞くのが非常に困難な曲であったが、『
星のカービィ スターアライズ』において「Theアルティメットチョイス」のデデデ大王戦で使用されたことにより、サウンドルーム及びサウンドトラックでお手軽に聞くことができるようになった。
『星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス』での演目の一つである「ハル研ドリームバンドによるデデデ大王フェス」は、「
マッチョ オブ デデデ」「VS.メカデデデ」「
マスクド・デデデのテーマ」の三曲演奏であることから、夢の泉を除いた「ヒストリー オブ デデデ」の演奏と言えなくもない。
この演目の編曲は、パンフレットでのインタビューから
小笠原雄太氏が行ったことが判明している。
さて、このハル研ドリームバンドなのだが…
ギター:
酒井省吾、エレキベース:
安藤浩和、ドラム:
小笠原雄太、キーボード・フルート・ボーカル:
大原萌、シンセサイザー・パーカッション:
石川淳、アルトサックス・ソプラノサックス・ウィンドシンセ:
池上正
と、
HAL研究所のサウンドチーム総出という衝撃のバンドメンバーであった。
トドメに「
マスクド・デデデのテーマ」ではCV:デデデ大王でも知られる熊崎信也ディレクターが乱入。
事実上の「
BAD MASKED WILD:D.D.D.」というべき熊崎氏のシャウトを交えた演奏で〆るという、最初から最後までインパクトの塊と言って良い演目である。
しかも熊崎氏だけは事前に練習しておらず、カービィカフェ TOKYOの夜の営業時間外の間に行われた収録前のリハーサルのみで調整という、事実上のガチ乱入だったことがニンテンドードリーム23年6月号で明かされている。
これだけでも十分なサプライズなのだが、感謝の気持ちがこれでも足りないと言いたいのか、なんと『
カービィのグルメフェス』のごほうびメニューにおける最後の解放曲にこの曲が収録されていたのである。
作曲者総出での演奏ということで、作曲者を判別する音符の色は唯一の
全色。
サウンドチームの生演奏どころか、演奏会の曲が任天堂のゲームに収録されるなど初の事態であり、一ヶ月の間に二度も驚愕させられることとなった。
そしてこの曲の「
マスクド・デデデのテーマ」のフレーズが『
テトリス99』でのテト1カップ「
カービィのグルメフェス コラボ祭!」での残り人数10人以下のBGMに抜擢されており、
ディスカバリーでのコラボに続いてまたしても熊崎氏のシャウトが落ちゲーの極限の舞台で木霊することになった。
過去ランキング順位
カービィファイターズZ「ヒストリー オブ デデデ」
カービィのグルメフェス「Kirby 30th Music Fest:ハル研ドリームバンド楽曲」
サウンドトラック
KIRBY STAR ALLIES THE ORIGINAl SOUNDTRACK(初回限定生産盤)
KIRBY STAR ALLIES THE ORIGINAl SOUNDTRACK(通常盤)
関連動画
第31回テト1カップ「カービィのグルメフェス コラボ祭!」
最終更新:2024年03月06日 04:17