Last Battle -Emilia-
概要
エミリア編のラスボスである「
ディーヴァ」との戦闘で流れるBGM。サウンドモードの曲名は「エミリアボス」。
恋人を殺され、自分にその罪を着せた宿敵「ジョーカー」を教会で待ち受けるエミリア一行。
しかしその時上空から謎の敵が襲来。火の海となった教会でエミリア達の最後の闘いの幕が切って落とされる。
というジョーカー…ではなく、なぜか何の縁もゆかりもない巨大な仏像みたいな姿をしたディーヴァとの戦闘曲。
このディーヴァは本当に何の前触れもなく突然登場するので、別な意味で『サガフロ』の中でも有名なラスボスである。
一応設定としては「人型の敵だとラスボスとして見栄えが悪いので、代わりに部下を登場させた」と言う事なのだが、
ゲーム中はそういった情報は一切ない。あまりにも唐突すぎて唖然とするだろう。
そんなぽっと出もいいところのラスボスだが、曲の方はかなり格好良さ。オルガンをメインに使ったハイテンポなプログレロックサウンド。
伊藤賢治氏にとっても初の本格的なプログレを取り入れた音楽で、「『サガフロ』ではプログレを最低でも1曲は作りたい」と考えていた。
そこで先輩格でプログレに精通している
植松伸夫氏に相談した結果、プログレバンドEL&Pの「Tarkus」を勧められたという。
曲の尺は2分半と結構長めで、その中でガンガン転調を繰り返す上に、リズムも変則的。伊藤氏の今までにないタイプの戦闘曲へと仕上がった。
特筆すべきはループ直前の最終パートで、悲哀を込めた泣きのメロディーが胸にしみ込んでいく。
四苦八苦を乗り越えたエミリアのラストバトルを飾るのに相応しいドラマチック性のある楽曲で、本作の中でも高い人気を持つ。
バトルアレンジアルバム「Re:Birth II 連 / サガ バトルアレンジ」では伊藤氏によるセルフアレンジが収録。
新しくエレキギターとシンセサイザーが導入されているのが特徴で、より戦闘曲らしいダイナミックなアレンジになっている。
過去ランキング順位
サウンドトラック
サガフロンティア ― オリジナル・サウンドトラック
Re:Birth Ⅱ- 連 /サ・ガバトルアレンジ
関連動画
サガ ラストバトル楽曲集
ReBirth II 連 /サガ バトルアレンジ
サガオケ! The Orchestral SaGa -Legend of Music-
最終更新:2025年01月23日 08:59