中島勝

なかじま まさる

日本ファルコムに所属していたゲーム音楽作曲家。
幼少の頃からパソコンによる楽曲制作に慣れ親しんでおり、中学2年の時に作った曲がNEC主催のパソコンアート大賞で見事大賞を受賞している。
80年代中頃~90年代初め頃のゲームミュージックに感化され、パソコンのFM音源、そして当時きってのFM音源の使い手である古代祐三氏の影響を強く受けたという。

1992年頃に古代祐三氏が在籍していたファルコムへ入社。Falcom Sound Team jdkのメンバーとして2000年までのほとんどのファルコム作品のサウンド制作に関わる。
主な作品は『イースIV』・『風の伝説ザナドゥ』・『英雄伝説III 白き魔女』など。90年代におけるファルコムのサウンドを支え続けた。
担当した大半がPC98などのFM音源を使った作品であるため、中島氏がたしなむFM音源のスキルが遺憾なく発揮されている。
Win版『英雄伝説III 白き魔女』のインタビューにおいて、名曲「デュルゼルの手紙」の作曲は中島氏(Win版のアレンジも中島氏)であることを明らかにしている。
またファルコムでの活動と並行して自主音楽活動も行っていて、1999年にボーカル物とインスト曲を収録したファースト自主制作アルバム「White swan」を発表。

2000年にファルコムを退社。以降は中島タケオの名義で「FM音源アーティスト」と称し、フリーランスの音楽活動を継続。
かつては自身のサイトで多数な音楽作品を公開していたが、残念ながら現在では活動を休止しておりサイトも閉鎖されている。

作曲作品の一例

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最終更新:2020年09月30日 15:14