ディートリア組の生き残りであるユイシスは、スジモノを自称している。ユイシスはディートリア組のことを「騎士団」と表現していたが、作中直接的に言及はされていないものの実態はヤクザであることが示唆されている。
登場した団体
ディートリア組
ユイシスが生まれ育った組。ユイシスの父・ウェントが妻であるトレイアと共に率いていたが、アロゲントの反乱によって潰されてしまった。この反乱は計画されたもので、実行時はエルシーネの両親や幹部達、側近までもがアロゲントに寝返っていたという。(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」第1話)
ディートリア組では義侠の者として正義を重んじ、弱きを助けることを仁義としている。在りし頃は、ならず者の討伐やちょっかいを出してきた他所の組の壊滅など、街を守るために様々なことを行っていたという。(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」第2話)
反乱後、街の治安は反乱の余波でボロボロになってしまった。これについて街の住民達はディートリア組への恩義を忘れ、すべての責をディートリア組に向けたという。(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」第2話)
ディートリア組では暗殺を禁じている。(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」第4話)
魔具・ディートリア
ユイシスが持つ魔具・ディートリアはディートリア組の頭の証である(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」第1話)。
剣と盾が合体した武器。(ユイシス アビフェイト※要確認)
使い手の意志に呼応してその力を上げる特性を持っており、ディートリアは仁義を重んじ弱きを助ける義侠心が強ければ強いほど力を増す特性を持っている。ディートリアはただ所持しているだけではだめで、ディートリアを持ち、その力を引き出せることこそが組の頭の証であるという(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」第6話)。
ディートリア流剣術
ディートリア組において伝承されている剣術。ユイシスやエイレアが習得している。「破煌刃・天終」「破煌刃・絶影」「破煌刃・風雅」「破煌刃・絶禍」などの技があり、中でも最終秘奥の技は体への負担が大きい。(同第6話)
エリゴス組(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」)
アロゲントを頭とする組(オープニング)。アロゲントが反乱によってディートリア組を崩壊させた後に立ち上げた(第1話)。傘下にゼリオン組がある(オープニング)。
その規模は大きく、組員全員が荒事に長けているという。(同第6話)
かつては下部組織としてルセリア組を擁していた。(同第1話)
組員達は黒いスーツを纏い、青色のネクタイやリボンなどを身に着けている。(同第2話)
魔具・ヴァースリア
暴戻の魔具・ヴァースリアは、魔具・ディートリアと対になる剣である。緑色の刀身を持ち、使い手の野心が強ければ強いほど力を増すという特性がある。覚醒したヴァースリアは青黒い光を放ち、双剣の形へと変形する。(同第6話)
ルセリア組(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」)
ディートリア組を裏切ってアロゲント側についた者達が、アロゲント率いるエリゴス組の下部組織として起こした組。初代組長は、ユイシスの従妹であるエルシーネの父親。エルシーネ曰く、当初は使い捨ての駒を集めただけの組であったという。(第1話)
イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」時点では、エルシーネが実父や裏切り者達を片付けた上でイクスと共に組を乗っ取って率いており、アロゲント率いるエリゴス組と敵対している。(第1話)
組員たちは紫地に黄色の縦縞が入ったスーツに身を包んでいる。(第1話)
ゼリオン組
エリゴス組傘下の組。ディートリア組が崩壊した後の島において、高いみかじめ料と暴力で幅を利かせている。逆らった者はカタギであるかを問わず、皆粛清として空の底に落とされるという。(ユイシス火SSR アビフェイト)
上位組織であるエリゴス組の頭・アロゲントの指示で、構成員はその親類縁者も含めて全員処分された。(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」オープニング)
フラクタ組(イベント「貫くべき志が紡ぐ義侠の唄」)
ディートリア組が根城としていた街にちょっかいを出してきている新興の組。エルシーネによれば、規模は大したことはなく、三下の集まりであるという。(第2話)