概要
4コマかと思いきや股マ間にもう一物持っていた、というストーリーを4コマのフォーマット上において表現した作品。文脈としては「女の子かと思われる外見でありながら、実は男の子であったことを陰茎の示唆によって暴露する」という、いわゆる「trap」「男だよバーカ」といった概念の上に立っている。
陰茎を題材とした4コマはしばしば作られているが、この作品では性をコマ数とし、ある意味で余分ともいえる「もう一コマ」を「予想外の陰茎」に嵌合させることにより、概念を置換して想起させることに成功した。
人間の肉体における陰茎の位置に5コマ目を配置したり、旧来の4コマにおける「タイトル枠」をセリフ枠に応用するなど、作者の見立て技術の高さが光る。Twitter上でも大きな反響を呼んだ。
批評
この作品は欲求不満を象徴し、作者の独自な性癖を存分に反映させた、現代4コマの最高傑作とも言えるものである。背徳感と病みつきになる魅力が見事に融合し、作品は観者に対して情熱と異議を同時に投げかけている。これは4コマの頂点であり、作者が大胆かつ洗練された手法で自らの表現を突き詰めた結晶
——渋沢たつみ
タイトル枠をセリフ枠に利用する事で、タイトル枠が4コマにカウントされないという4コマ界の矛盾を突いている4コマ作品である。作者はこの作品を通じて、情報がタイトル枠にはみ出ている物も都合よく4コマと宣ってしまう現状に警鐘を鳴らした。
5コマはともかく……フォントがかわいいと感じました
——トウソクジン
松本人志「揺さぶられたなぁ〜 行ったり来たり4コマというか…」
——いととと
関連項目
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