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ワルク
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gensousyusyu
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ワルク/Waruk
オーストラリアのアボリジニにおける「夢の時神話」に登場する怪物。
巨大な玉が転がるような姿で、行く手の全ての物を押し潰したり貪り食ったり、変形させたりする。
ある時、腹いせに織物を織っていた老婆を蜘蛛に変えた。その老婆は今でも蜘蛛として生きているという。また、ワルクがひどい癇癪を起した時、プロンゴという者がワルクから逃げるためにワラビーに変身し、藪の中に入って隠れた。ワルクは今でも夜になるとその辺りの藪を倒しながら探しているという。
巨大な玉が転がるような姿で、行く手の全ての物を押し潰したり貪り食ったり、変形させたりする。
ある時、腹いせに織物を織っていた老婆を蜘蛛に変えた。その老婆は今でも蜘蛛として生きているという。また、ワルクがひどい癇癪を起した時、プロンゴという者がワルクから逃げるためにワラビーに変身し、藪の中に入って隠れた。ワルクは今でも夜になるとその辺りの藪を倒しながら探しているという。
参考文献
- キャロル・ローズ著/松村一男監訳『世界の妖精・妖怪事典』原書房