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ワヒレオア
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gensousyusyu
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ワヒレオア
ニュージーランドやハワイのマオリ族の神話の登場人物。雷神タウハキの息子。
タウハキが、父探しの旅の道中に娶った妻(女神)との間に儲けた子で、他人の領土を侵した(あるいはタブーを犯した)タウハキの代わりに捕らわれの身となる。その後、ワヒレオアは息子ラタを儲け、彼もまた父であるワヒレオアを探す旅に出ることになる。
タヒチの神話やツアモツ諸島の伝承ではワヒエロアの名で登場する。プナは、水の妖精タヒチ・トケラウが自分を捨ててワヒエロアの元に走ったことに怒り、彼とタヒチ・トケラウが、子・ラタのために珊瑚の上で蟹を捕らえていた時、呪術をかけた。すると鮫のマトゥク・タゴ・タゴがワヒエロアの頭を食いちぎった。
ある伝説では、ワヒレオアはペレの夫であり、彼女の恋敵に誘惑されたという。
タウハキが、父探しの旅の道中に娶った妻(女神)との間に儲けた子で、他人の領土を侵した(あるいはタブーを犯した)タウハキの代わりに捕らわれの身となる。その後、ワヒレオアは息子ラタを儲け、彼もまた父であるワヒレオアを探す旅に出ることになる。
タヒチの神話やツアモツ諸島の伝承ではワヒエロアの名で登場する。プナは、水の妖精タヒチ・トケラウが自分を捨ててワヒエロアの元に走ったことに怒り、彼とタヒチ・トケラウが、子・ラタのために珊瑚の上で蟹を捕らえていた時、呪術をかけた。すると鮫のマトゥク・タゴ・タゴがワヒエロアの頭を食いちぎった。
ある伝説では、ワヒレオアはペレの夫であり、彼女の恋敵に誘惑されたという。
別名
参考文献
- ロズリン・ポイニャント著/豊田由貴夫訳『オセアニア神話』青土社
- アーサー・コッテル著/左近司祥子,宮元啓一,瀬戸井厚子,伊藤克巳,山口拓夢,左近司彩子訳『世界神話辞典』柏書房