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ワッピティー・ストゥーリー
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gensousyusyu
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ワッピティー・ストゥーリー/Whuppity Stoorie
スコットランドのラナークに伝わる妖精。醜い老婆の姿をしている。
ある農婦の夫が海軍に徴兵された時、1匹しかいない豚が病気にかかってしまった。そこにこの妖精が現れて豚を癒してくれたが、妖精は「自分の名前を当てられなければ、代償として1人息子を貰う」と言う。農婦が森を散歩している時に偶然、妖精が「あの女にはわかるまい、私の名前はワッピティー・ストゥーリー」と上機嫌に歌う声が聞こえた。そこで妖精が赤ん坊を貰いに現れた時、農婦は高らかに「あんたの名前はワッピティー・ストゥーリーだ」と言い、妖精は膨れっ面で帰ったという。
ある農婦の夫が海軍に徴兵された時、1匹しかいない豚が病気にかかってしまった。そこにこの妖精が現れて豚を癒してくれたが、妖精は「自分の名前を当てられなければ、代償として1人息子を貰う」と言う。農婦が森を散歩している時に偶然、妖精が「あの女にはわかるまい、私の名前はワッピティー・ストゥーリー」と上機嫌に歌う声が聞こえた。そこで妖精が赤ん坊を貰いに現れた時、農婦は高らかに「あんたの名前はワッピティー・ストゥーリーだ」と言い、妖精は膨れっ面で帰ったという。
参照
参考文献
- アンナ・フランクリン著/井辻朱美訳『図説妖精百科事典』東洋書林