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ワカンダギ
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gensousyusyu
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ワカンダギ/Wakandagi
アメリカの先住民オマハ族とモホーク族の伝承に登場する水の怪物。
頭に鹿のような角があり、蛇のように長い巨体と蹄のある足を持つ。大きな湖やミズーリ川流域に棲むとされる。滅多に目撃できず、見れたとしても霧を通してのみだという。
領域を侵されると、怒り狂ってその者を殺してしまう。また、水の塊を投げつけて攻撃するという。
モホーク族のある男は、凍った湖でワカンダギを目撃したが、ボートから投げ出されてしまい、空飛ぶ火の玉を見たという。
モホーク族においては加入儀礼を経た者のみ安全だとされた。後にキリスト教がもたらされるとワカンダギは悪魔と見なされ、ワカンダギ・ペツィと呼ばれるようになった。
頭に鹿のような角があり、蛇のように長い巨体と蹄のある足を持つ。大きな湖やミズーリ川流域に棲むとされる。滅多に目撃できず、見れたとしても霧を通してのみだという。
領域を侵されると、怒り狂ってその者を殺してしまう。また、水の塊を投げつけて攻撃するという。
モホーク族のある男は、凍った湖でワカンダギを目撃したが、ボートから投げ出されてしまい、空飛ぶ火の玉を見たという。
モホーク族においては加入儀礼を経た者のみ安全だとされた。後にキリスト教がもたらされるとワカンダギは悪魔と見なされ、ワカンダギ・ペツィと呼ばれるようになった。
参考文献
- キャロル・ローズ著/松村一男監訳『世界の怪物・神獣事典』原書房