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ワイト
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gensousyusyu
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ワイト/Wight
スカンディナヴィアにおいてドワーフ・妖精・超自然的存在を包括的に表す言葉。ブリテンでは霊や妖精を表す。
古ゲルマン語の「存在するもの」「生き物」の意が転じて邪悪な精霊を表すようになった。古語サクソン語の「ウンセーレー・ウィヒト(unsele wiht)」は神秘的な生き物の意。
14世紀から16世紀にかけては「インプ」の意を含んで用いられた。
『カンタベリー物語』では危険なエルフと同等のものとされた。その後、J.R.R.トールキン『指輪物語』では動く死体として登場し、日本語では「塚人(つかびと)」と訳されている。
古ゲルマン語の「存在するもの」「生き物」の意が転じて邪悪な精霊を表すようになった。古語サクソン語の「ウンセーレー・ウィヒト(unsele wiht)」は神秘的な生き物の意。
14世紀から16世紀にかけては「インプ」の意を含んで用いられた。
『カンタベリー物語』では危険なエルフと同等のものとされた。その後、J.R.R.トールキン『指輪物語』では動く死体として登場し、日本語では「塚人(つかびと)」と訳されている。
参照
参考文献
- キャロル・ローズ著/松村一男監訳『世界の妖精・妖怪事典』原書房
- アンナ・フランクリン著/井辻朱美訳『図説妖精百科事典』東洋書林
- 草野巧著『幻想動物事典』新紀元社
- 山北篤著『幻想生物 西洋編』新紀元社