幻想用語データベース @ ウィキ
ンデンゲイ
最終更新:
gensousyusyu
-
view
ンデンゲイ
フィジーの創造神・神蛇。
その姿は石だとする場合もある。カウヴァンドラ山の洞窟の中でとぐろを巻いていて、ンデンゲイが眠ると夜になり、転がると地震が起き、黒い鳩に起こされて目覚めると朝になるという。
ンデンゲイは大地創造のために息子ロコマウトゥを送り、ロコマウトゥは潜水してフィジー諸島を創り上げた。そしてンデンゲイは2つの卵を孵して男女を生み、ヤムイモとバナナ、火の使い方を教えた。ンデンゲイは遠く離れた場所にいるが、人々からの祈りをうけた。
ある時、船大工である甥たちは1日中働くのが嫌になり、ンデンゲイを起こして朝にする黒い鳩を射落としてンデンゲイと戦う準備をした。ンデンゲイは大雨を起こし、彼らの兄弟を方々に散らばせた。その結果、船大工の氏族は首長の家来となったのだという。
ポリネシア人やヨーロッパ人の神が持ち込まれる以前から存在した、フィジー元来の至高神である。
その姿は石だとする場合もある。カウヴァンドラ山の洞窟の中でとぐろを巻いていて、ンデンゲイが眠ると夜になり、転がると地震が起き、黒い鳩に起こされて目覚めると朝になるという。
ンデンゲイは大地創造のために息子ロコマウトゥを送り、ロコマウトゥは潜水してフィジー諸島を創り上げた。そしてンデンゲイは2つの卵を孵して男女を生み、ヤムイモとバナナ、火の使い方を教えた。ンデンゲイは遠く離れた場所にいるが、人々からの祈りをうけた。
ある時、船大工である甥たちは1日中働くのが嫌になり、ンデンゲイを起こして朝にする黒い鳩を射落としてンデンゲイと戦う準備をした。ンデンゲイは大雨を起こし、彼らの兄弟を方々に散らばせた。その結果、船大工の氏族は首長の家来となったのだという。
ポリネシア人やヨーロッパ人の神が持ち込まれる以前から存在した、フィジー元来の至高神である。
参照
参考文献
- D・リーミング,M・リーミング著/松浦俊輔訳『創造神話の事典』青土社
- ロズリン・ポイニャント著/豊田由貴夫訳『オセアニア神話』青土社