幻想用語データベース @ ウィキ
炉端のロブ(ろばた-)
最終更新:
gensousyusyu
-
view
炉端のロブ/ろばたのロブ/Lob-lie-by-the-fire
イングランドの民間伝承に登場する妖精。
家事を手伝う好意的な妖精で、主に夜の家事や家畜小屋の作業を手伝うが、悪戯好きでもある。しかし人々はこの妖精に親しみを持ち、炉端のロブが農場を去ると惜しんだという。イングランド北部のウェリングボローの農家に住みついた際は、大きな人間の姿で現れ、炉端に坐り込んでいた。
イギリスの作家ミルトン、ブレイク、ユーイングらは、作品にラバーフェンドとして登場させた。ユーイングはまた、炉端のロブはエルフだとし、大きな真っ黒な体を持ち、粗野であったという。牛飼いたちによる口承の度、その姿に関する描写は誇張されていったと思われる。
家事を手伝う好意的な妖精で、主に夜の家事や家畜小屋の作業を手伝うが、悪戯好きでもある。しかし人々はこの妖精に親しみを持ち、炉端のロブが農場を去ると惜しんだという。イングランド北部のウェリングボローの農家に住みついた際は、大きな人間の姿で現れ、炉端に坐り込んでいた。
イギリスの作家ミルトン、ブレイク、ユーイングらは、作品にラバーフェンドとして登場させた。ユーイングはまた、炉端のロブはエルフだとし、大きな真っ黒な体を持ち、粗野であったという。牛飼いたちによる口承の度、その姿に関する描写は誇張されていったと思われる。
参考文献
- キャロル・ローズ著/松村一男監訳『世界の妖精・妖怪事典』原書房
- アンナ・フランクリン著/井辻朱美訳『図説妖精百科事典』東洋書林