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ワンブリー・ガレシュカ
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gensousyusyu
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ワンブリー・ガレシュカ
北アメリカ西部スー族の一派、ブルーレ・スー族(現在はサウスダコタ州に保留地がある)の神話に登場する鷲。
はるか昔、人間と海蛇の戦いにより大洪水が起きて人間は全滅してしまったが、「偉大なる神秘」が遣わせたワンブリー・ガレシュカが1人の少女だけを助けた。少女を鷲の家である峰(もしくは高い木)に連れて行って妻とし、男女の双子を儲けた。洪水が退くと、ワンブリー・ガレシュカは妻と子に部族を作るよう伝え、彼女らが地上に降りるのを手伝った。後に双子の男女が何人も子を作り、それが部族になった。そのため、スー族は鷲の部族と呼ばれ、彼らはそのことを誇りに思っている。
はるか昔、人間と海蛇の戦いにより大洪水が起きて人間は全滅してしまったが、「偉大なる神秘」が遣わせたワンブリー・ガレシュカが1人の少女だけを助けた。少女を鷲の家である峰(もしくは高い木)に連れて行って妻とし、男女の双子を儲けた。洪水が退くと、ワンブリー・ガレシュカは妻と子に部族を作るよう伝え、彼女らが地上に降りるのを手伝った。後に双子の男女が何人も子を作り、それが部族になった。そのため、スー族は鷲の部族と呼ばれ、彼らはそのことを誇りに思っている。
別名
参考文献
- 庄子大亮著『大洪水が神話になるとき 人類と洪水五〇〇〇年の精神史』河出ブックス
- D・リーミング,M・リーミング著/松浦俊輔訳『創造神話の事典』青土社