竜骸油
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gomibukuro_saga
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概要
古竜の骸が永い時を経て変じたとされる黒い油。読みは『りゅうがいゆ』。地中深くに埋蔵されており、剣と魔法の時代には発見されなかったが、その時代の終わり頃に砂の国が偶然堀り当てたことからその存在が認知された。粘りのあり燃えやすい流動体であり、この状態では利用法は殆どないと言っていいが、精製することで重油、ガソリン、ガスなどの様々な物質を取り出すことができる。また、元が龍なだけあって高い魔力を帯びており、それを抽出することも可能。
この物質の発見があらゆる新技術の開発に繋がり、鉄と産業の時代において発展の大きな要となった。しかし、燃焼時に大気汚染を招く原因として、環境に悪影響をもたらしたのも事実である。また、この油をめぐって砂の国と近隣諸国の争いの火種にもなり、その際幾度も採掘施設の破壊による流出と燃焼が繰り返された。
この物質の発見があらゆる新技術の開発に繋がり、鉄と産業の時代において発展の大きな要となった。しかし、燃焼時に大気汚染を招く原因として、環境に悪影響をもたらしたのも事実である。また、この油をめぐって砂の国と近隣諸国の争いの火種にもなり、その際幾度も採掘施設の破壊による流出と燃焼が繰り返された。
また、竜骸油の量にも限りがあるとされており、近い将来それが枯渇するといわれている。再び生成させようにもこの世界に現存する竜種は極めて少なく、今から始めることができたとしても千年単位の気が遠くなる程の時間を費やすため、事実上不可能といってもいい。