妖花糖蜜
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gomibukuro_saga
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概要
アルラウネの身体から分泌される魔性の蜜。読みは『ようかとうみつ』。琥珀色の粘性を有した液体であり、濃厚な甘い香りを放っている。ハチミツと同等かそれ以上の糖度をもっているといわれており、剣と魔法の時代には珍味の一つとして数えられていた。曰く『喉が焼け付くかのように甘く、それでいて芳醇な花の香りがする』とのこと。栄養価も高く有用な薬の材料にも使われることもあったが、同時に強い興奮状態を誘発させる成分も含まれていた。適切な手法を用いて解毒しないと使えたものではなく、無用心に摂取してしまうととてつもないことになるという。人族とアルラウネが対峙した記録にその実例がいくつも残されており、いずれも好ましくない末路を辿ったといわれている。
剣と魔法の時代の終わりまで多くの勇者や冒険家を苦しめてきた代物だったが、魔界都市設立を境に性質が変わったといわれている。
剣と魔法の時代の終わりまで多くの勇者や冒険家を苦しめてきた代物だったが、魔界都市設立を境に性質が変わったといわれている。