魔界都市キヴァ
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概要
世界各地からあらゆる種族が集う、魔界大陸に建設された大都市。高層ビルが立ち並ぶ中心街を軸にいくつかの区画に分けられており、足を踏み入れる度に色々な街並みを見せる。また、大厄災の影響を受け暴走した『変異魔獣』や、他国からの侵略者などの驚異を寄せ付けないように城郭都市の形をとっており、幾重もの壁に覆われている。
大厄災の後、故郷や住処を失った他種族のために作られた経緯がある。最初は小さな町だったが、魔王パシフィクスの主導でどんどん拡大していき、やがて大都市となったここはいつしか、かの『変わり者の魔王』と同じ名で呼ばれるようになる。魔族達が権威復活の基盤として築き上げたとある人は言うが、現状最も平和的で住みやすく、多くの種族が受け入れられている街でもある。
大厄災の後、故郷や住処を失った他種族のために作られた経緯がある。最初は小さな町だったが、魔王パシフィクスの主導でどんどん拡大していき、やがて大都市となったここはいつしか、かの『変わり者の魔王』と同じ名で呼ばれるようになる。魔族達が権威復活の基盤として築き上げたとある人は言うが、現状最も平和的で住みやすく、多くの種族が受け入れられている街でもある。
各区画・施設情報
中心街『魔王の膝元』
魔界都市キヴァの中心に位置する都市部。高層ビルが競い合うように建ち並んでいるのが特徴で、夜になると夜景がとても美しいと評判。魔界都市の中でもっとも安全な場所として知られており、主に富裕層がここに住んでいるという。
魔王城もここに位置しており、重要な会議等はここで行われる。
魔王城もここに位置しており、重要な会議等はここで行われる。
パシフィクス魔王城
自然区画『ドライアドの里』
森林に住む種族のために設けられた居住区。自然環境の再現及び保全を重視しており、レンガ造りの町並みには草木が生い茂っている。主にアルラウネやエルフなどの自然を好む種族が住んでいるが、それ以外にも清浄な空気を吸いに訪れる者や、都会暮らしに疲れ定住する者も居る。また、植物の栽培や農業が盛んで、都市で扱われている食料や薬品の材料のほとんどはここで作られている。
なお、ここでは電化製品はほとんど流通していない。あってもせいぜいラジオなどの必要最低限のものである。
なお、ここでは電化製品はほとんど流通していない。あってもせいぜいラジオなどの必要最低限のものである。
ラウネの製薬店
自然区画に住むラウネ(未)が営む、こじんまりとした製薬店。ここでは滋養強壮や眠気覚ましの薬品や、アロマオイルなどを販売している。
拓也のベーカリー
海洋区画『マーメイドパーク』
水棲種族の為に設けられた海沿いの居住区。主に人魚が多く暮らしているため、その名前がつけられたといわれている。居住区としての側面のみならず、大厄災で著しく数を減らした海洋生物の養殖、保全のための保護区を兼ねている。
リゾート施設が多く、避暑地としても人気があり、夏期になると多くの来訪者がやってくる。しかし、ゴミの処分に関しては大変厳しい。
リゾート施設が多く、避暑地としても人気があり、夏期になると多くの来訪者がやってくる。しかし、ゴミの処分に関しては大変厳しい。
第一工業区画『ピュラリスの火』
魔界都市の工業の大半を支えている工業区画。この街で流通する大半の工業製品や電化製品、魔導具などの生産がここで盛んに行われている。
第二工業区画『ドワーフの金床』
魔界都市を支える二つ目の工業区画。何らかの外的要因で第一工業区画が機能不全になった時、生産力を落とさないよう分散させるために作られた。その名を冠するだけあって、数多くのドワーフが集まり、機械産業等に従事している。
他にも第三、第四の工業区画がそれぞれ別の場所に作られている。
他にも第三、第四の工業区画がそれぞれ別の場所に作られている。
ドヴェルグカンパニー本社
魔法学園区画『ミントの叡智』
現代において数多くの魔導師を輩出している学園区画。
商業開発区画『ハンデルの未来』
大規模な商業施設と研究施設が集中する区画。
ミステリア魔導研究開発局
暗所区画『ゴブリンケイブ』
光が苦手な種族のために設けられた地下居住区。魔界都市が創設された際、真っ先にゴブリンがここに居を構えたことからその名がついたといわれている。かつては他種族を監禁するための収容所や、その種族を強制労働させるための地下資源採掘場などが設けられており、ここにまつわる曰く付きの話が数多かった。しかし、魔王パシフィクスは『二度と他種族を無下にしない』という表れの下、関連設備を全て居住空間や宿泊施設に改装した上、残っていた設備をすべて歴史博物館に寄贈した。また、大厄災を受けても崩壊しなかったこともあり、緊急時の避難所としても利用する想定もされている。
眠らない街『サキュバスの寝床』
魔界都市最大の繁華街。ネオン光が眩しく輝くメインストリートが目を引く場所になっているが、公序良俗の観点から詳しい説明を割愛する。
懲罰区画『』
防衛前線
魔界都市の壁の外側に位置する防衛前線。バリケードや簡素な前線基地が設けられており、魔獣や侵略者などといった外部からの敵の侵入を防ぎ、開拓区域を広げる役割を持っている。主に政府により派遣された兵士が防衛を担うが、有志で集った傭兵や賞金稼ぎもここで戦っている。当然危険が伴うが、魔界都市の更なる発展拡大及び安全保証のために、彼らとここの存在が欠かせないといってもいい。