用語集(人と魔の世界)
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あ行
アンデッド
この世界をさ迷う不死者の総称。ゾンビやスケルトンなどを差す。通常死んだ者は冥界に赴き、別の存在へと転生するための準備が整えられるものだが、何らかの要因でアンデッドへ成り果て、留まることがある。魔力の影響に加え、この世に強い未練を抱いているとそうなるといわれている。アンデッドとして在り続けていると色々不都合な事があるため、地上に赴いた死神達に『健全なる死』による転生を薦められている。
また、アンデッドとなった者は生前持っていた理性を失うケースもあり、そういった場合は他者に害を成す『魔獣』として処理される。
この世界をさ迷う不死者の総称。ゾンビやスケルトンなどを差す。通常死んだ者は冥界に赴き、別の存在へと転生するための準備が整えられるものだが、何らかの要因でアンデッドへ成り果て、留まることがある。魔力の影響に加え、この世に強い未練を抱いているとそうなるといわれている。アンデッドとして在り続けていると色々不都合な事があるため、地上に赴いた死神達に『健全なる死』による転生を薦められている。
また、アンデッドとなった者は生前持っていた理性を失うケースもあり、そういった場合は他者に害を成す『魔獣』として処理される。
亜人族(あじんぞく)
人族とは似て非なる者たちからなる種族。一見人族に似ているが、身体的特徴に異なる点が見られる。
人族とは似て非なる者たちからなる種族。一見人族に似ているが、身体的特徴に異なる点が見られる。
- エルフ:自然と共に暮らす種。エルフの最たる特徴といえば極端に尖った耳であり、彼らを象徴するものである。主に森林の何処か人目のつかないところを秘境と定めて隠れ住んでおり、他種族との交流や火の扱い方などについて厳しい戒律をもっている。剣と魔法の時代中期に外界へ出てくる者が確認されるまで、その存在が幻のものとされていた。また、精霊族に最も近い存在とされており、魔力との親和性が高い他、中には自然の声を聞くことができる者も居る。
- ダークエルフ:エルフの近縁種とされる種。尖った耳は共通するが、最大の特徴は総じて肌が黒いことにある。精霊と決別し魔神との契約を選んだといわれており、そのことから一時期エルフから忌み嫌われていたことがあった。エルフと違って厳しい戒律は定めておらず、炎や氷の魔法も普通に使い他種族とも交流する。
- ドワーフ:岩と金属と共に生きる屈強な種。背丈は低いが強靭な肉体と強い腕力を持っている。力仕事を得意としているが、高度な鍛冶と工芸技能を有する者が多いのも特徴であり、その器用な手先であらゆるものを創ってきた。培われた技能は現代になっても健在であり、機械技術も取り込んで種族全体の更なる発展を促進している。
- ギガント:巨大な身体を持つ種。他種族と比べて非常に巨大な肉体をもっており、その一挙手一投足が一撃必殺となりうる。剣と魔法の時代には動く災害として、あるいは人族最大の味方として伝承に残る程の目立ちっぷりだったが、大厄災以降はその数を大きく減らしてしまった。
エレメンタル
世界を構成するとされる要素。火・水・風・地・光・闇の6つが確認されており、それらを基本とする。
世界を構成するとされる要素。火・水・風・地・光・闇の6つが確認されており、それらを基本とする。
か行
加護(かご)
神から勇者へと与えられた権能の片鱗。
神から勇者へと与えられた権能の片鱗。
怪人(かいじん)
ヒーローと魔法少女に敵対する異形のものたち。鉄と産業の時代からスティルギア大陸と極東列島で確認され始め、総じて特異な身体の作りをもっている。魔族でもなければ人族でもない存在であり、世界征服を目論む悪の『組織』が造り出した悪意ある生命体だといわれている。
ヒーローと魔法少女に敵対する異形のものたち。鉄と産業の時代からスティルギア大陸と極東列島で確認され始め、総じて特異な身体の作りをもっている。魔族でもなければ人族でもない存在であり、世界征服を目論む悪の『組織』が造り出した悪意ある生命体だといわれている。
神の時代(かみのじだい)
神々がこの世界に降り立ち、全てを作った時代。神々の戦いが始まったのもこの時代である。
神々がこの世界に降り立ち、全てを作った時代。神々の戦いが始まったのもこの時代である。
神(かみ)
世界を管理するものの上位存在の総称。神の時代において彼らが主役であり、この世界を創造する役目を担った。対となる魔神が世界を征服せんと攻めてきた時には、その命を賭して戦った守護者でもある。また、剣と魔法の時代には勇者誕生に一役買っており、その時に『加護』という形で人族に力を貸している。
長らく人族の味方として見守ってきたが、人族間戦争の激化を受け、神々を統括する主神が失踪してしまった。それを皮切りに数多の神々がこの世界から去ってしまい、今では冥界神ヘルハデスなどのごく少数の者しか居ない。
世界を管理するものの上位存在の総称。神の時代において彼らが主役であり、この世界を創造する役目を担った。対となる魔神が世界を征服せんと攻めてきた時には、その命を賭して戦った守護者でもある。また、剣と魔法の時代には勇者誕生に一役買っており、その時に『加護』という形で人族に力を貸している。
長らく人族の味方として見守ってきたが、人族間戦争の激化を受け、神々を統括する主神が失踪してしまった。それを皮切りに数多の神々がこの世界から去ってしまい、今では冥界神ヘルハデスなどのごく少数の者しか居ない。
奇跡(きせき)
神から与えられた比類なき力の一部。魔法や加護とは違ってほぼ代償無しで行使することができるそれは、世界のパワーバランスを変えてしまうほどの強大な力を持っており、使い方次第ではまさに『無双』できるといわれている。主に異界転生者を召喚した時に特典として神から送られていたが、万が一その転生者が悪事を働いた時の対抗策として、処罰専門の天使にも与えられる事もあった。所有できる奇跡は基本一人につきひとつまでであり、これ以上は器となる肉体が耐えられず弾けてしまうが、ごく稀に現れる『特異体質』はその限りではない。
神から与えられた比類なき力の一部。魔法や加護とは違ってほぼ代償無しで行使することができるそれは、世界のパワーバランスを変えてしまうほどの強大な力を持っており、使い方次第ではまさに『無双』できるといわれている。主に異界転生者を召喚した時に特典として神から送られていたが、万が一その転生者が悪事を働いた時の対抗策として、処罰専門の天使にも与えられる事もあった。所有できる奇跡は基本一人につきひとつまでであり、これ以上は器となる肉体が耐えられず弾けてしまうが、ごく稀に現れる『特異体質』はその限りではない。
さ行
死骸傀儡(しがいかいらい)
光の王国・白光騎士団の参ノ剣、メメ・ヴァニタートが開発した魔導兵器。生き物の死体、主に人族と近しい種族を素体にしており、それを死霊魔法で操っている。
光の王国・白光騎士団の参ノ剣、メメ・ヴァニタートが開発した魔導兵器。生き物の死体、主に人族と近しい種族を素体にしており、それを死霊魔法で操っている。
死神(しにがみ)
冥界を管理する者たち。普段は冥界神の命のもとに死者を管理していたり、彷徨える魂を導くために地上に赴いたりしている。人魔大戦を経てからは苦怨結晶の回収と処理も担当しており、集めたものを浄化しているという。
時折大鎌を持ち歩いており、見る人を恐怖に震え上がらせているが、これはみだりに人の魂を刈り取るために携えているのではない。彼らが鎌を振るうのは、世界の法則や規律を乱した者を裁く時である。
冥界を管理する者たち。普段は冥界神の命のもとに死者を管理していたり、彷徨える魂を導くために地上に赴いたりしている。人魔大戦を経てからは苦怨結晶の回収と処理も担当しており、集めたものを浄化しているという。
時折大鎌を持ち歩いており、見る人を恐怖に震え上がらせているが、これはみだりに人の魂を刈り取るために携えているのではない。彼らが鎌を振るうのは、世界の法則や規律を乱した者を裁く時である。
獣人族(じゅうじんぞく)
獣の特徴を有する種族。
獣の特徴を有する種族。
- 猫人種
- 犬人種
- 狼人種
- 虎人種
- 鼠人種
賞金稼ぎ(しょうきんかせぎ)
広義には賞金目当てに活動する者たちのこと。ここではデモニックシティの発足した賞金稼ぎギルドに属する者たちのことを差し、クエストをこなすことで生計をたてている。
→賞金稼ぎギルド
広義には賞金目当てに活動する者たちのこと。ここではデモニックシティの発足した賞金稼ぎギルドに属する者たちのことを差し、クエストをこなすことで生計をたてている。
→賞金稼ぎギルド
人族(じんぞく)
この世界の大半を支配する種族。
この世界の大半を支配する種族。
人魔大戦(じんまたいせん)
光の王国と鋼の帝国、そして神魔連合軍の引き起こした三つ巴の世界大戦。
光の王国と鋼の帝国、そして神魔連合軍の引き起こした三つ巴の世界大戦。
人族間戦争(じんぞくかんせんそう)
人族同士の戦争を差す。剣と魔法の時代後期に行われた。
人族同士の戦争を差す。剣と魔法の時代後期に行われた。
精霊族(せいれいぞく)
この世界の自然より生じたとされる種族。森林や湖畔などの自然豊かな場所を住みかにしており、魔力との親和性が高い。人魔大戦や大厄災により自然環境のほとんどが焼き尽くされ、絶滅寸前にまで追いやられたが、デモニックシティの自然区画に保護されることによって人口が回復した。
この世界の自然より生じたとされる種族。森林や湖畔などの自然豊かな場所を住みかにしており、魔力との親和性が高い。人魔大戦や大厄災により自然環境のほとんどが焼き尽くされ、絶滅寸前にまで追いやられたが、デモニックシティの自然区画に保護されることによって人口が回復した。
- ピクシー:蝶のように小さな種族。そのサイズは人の手のひらに乗ってしまう程。
- フェアリー:美麗な蝶羽が備わった可憐な種族。ピクシーと比べるとかなり大きく、人族と遜色ない。
- マーメイド:水に揺蕩う美しい種族。
- ドライアド:森と共に生きる種族。
- コボルト:地下に潜み駆ける種族。外見は犬人種に酷似しており、獣人族に最も近いといわれている。
- ティターニア:全ての精霊を統べるといわれている種族。名前の由来は神の時代に名を残す精霊の始祖からとっている。
た行
退魔師(たいまし)
極東列島に伝わる、人に仇なす妖怪や怪異と戦う者たち。剣と魔法の時代より陰陽師の家系より始まり、妖怪たちと命を懸けた戦いを繰り広げてきた。鉄と産業の時代では『魔と戦う者達』のひとつとして数えられている。
極東列島に伝わる、人に仇なす妖怪や怪異と戦う者たち。剣と魔法の時代より陰陽師の家系より始まり、妖怪たちと命を懸けた戦いを繰り広げてきた。鉄と産業の時代では『魔と戦う者達』のひとつとして数えられている。
大厄災(だいやくさい)
人魔大戦に突如発生した災害、またはそれを引き起こした『存在』のこと。大戦後期に突如現れ、全てを破壊した。
人魔大戦に突如発生した災害、またはそれを引き起こした『存在』のこと。大戦後期に突如現れ、全てを破壊した。
剣と魔法の時代(つるぎとまほうのじだい)
読んで字のごとく、剣と魔法が栄えた時代。勇者と魔王の戦いをはじめ、腕利きの冒険家たちによる冒険譚や歴史をひっくり返すような出来事が数多く記されたこの世界の最盛期であり、様々なロマンが秘められている黄金期でもある。
読んで字のごとく、剣と魔法が栄えた時代。勇者と魔王の戦いをはじめ、腕利きの冒険家たちによる冒険譚や歴史をひっくり返すような出来事が数多く記されたこの世界の最盛期であり、様々なロマンが秘められている黄金期でもある。
鉄と産業の時代(てつとさんぎょうのじだい)
剣と魔法の時代終期より新しく、現代より古い中間の時代を差す。この世界に産業革命がもたらされ、鋼の帝国を中心に技術レベルが飛躍的に上がった転換期とされている。この期を境に人々の生活がより豊かになったのだが、同時に国を焦土に変える程の武器が数多く開発され、それが人魔大戦のきっかけとなったといわれている。
剣と魔法の時代終期より新しく、現代より古い中間の時代を差す。この世界に産業革命がもたらされ、鋼の帝国を中心に技術レベルが飛躍的に上がった転換期とされている。この期を境に人々の生活がより豊かになったのだが、同時に国を焦土に変える程の武器が数多く開発され、それが人魔大戦のきっかけとなったといわれている。
天使(てんし)
神々に仕える天の御使い達。神の時代において世界を創造する際、補助や監視などの目的で作られた。元々は神意を遂行するための道具として自由意思はなかったが、人族との対話目的で与えられたのを皮切りに自分の考えを持つようになった。
神々に仕える天の御使い達。神の時代において世界を創造する際、補助や監視などの目的で作られた。元々は神意を遂行するための道具として自由意思はなかったが、人族との対話目的で与えられたのを皮切りに自分の考えを持つようになった。
な行
忍者(にんじゃ)
闇に生きる存在。日ノ本と呼ばれる島国に居るとされ、鍛え抜かれた肉体と技能、様々な暗器を駆使して任務を遂行していたという。職業柄日ノ本の極秘事項というのもあって、長らくその存在が明かされなかったが、冒険家稼業が最盛期を迎えてから彼らの存在が認知され始めた。これは、度重なる合戦や忍者同士の抗争を受け、敗北した派閥が大陸へ逃れた事によるものとされている。
鉄と産業の時代に突入する頃には、退魔師や魔法少女共々『魔と戦う者達』のひとつとして数えられている。
闇に生きる存在。日ノ本と呼ばれる島国に居るとされ、鍛え抜かれた肉体と技能、様々な暗器を駆使して任務を遂行していたという。職業柄日ノ本の極秘事項というのもあって、長らくその存在が明かされなかったが、冒険家稼業が最盛期を迎えてから彼らの存在が認知され始めた。これは、度重なる合戦や忍者同士の抗争を受け、敗北した派閥が大陸へ逃れた事によるものとされている。
鉄と産業の時代に突入する頃には、退魔師や魔法少女共々『魔と戦う者達』のひとつとして数えられている。
は行
半獣人族(はんじゅうじんぞく)
人と獣の特徴を併せ持つ種族。
人と獣の特徴を併せ持つ種族。
- 猫耳種:猫のような耳と尻尾を備えた種族。
- 犬耳種:犬のような耳と尻尾を備えた種族。
- 狼耳種:
- 虎耳種:
- 栗尾種:栗鼠の特徴を備えた種族。
- 鼠耳種
半竜人族(はんりゅうじんぞく)
人と竜の混血とされる種族。
人と竜の混血とされる種族。
ヒーロー
鍛え抜かれた肉体と超人的な技能をもって悪と戦う者たちのこと。魔王無き世界にて『魔と戦う者達』のひとつとして数えられ、鉄と産業の時代に鋼の帝国に現れた。
鍛え抜かれた肉体と超人的な技能をもって悪と戦う者たちのこと。魔王無き世界にて『魔と戦う者達』のひとつとして数えられ、鉄と産業の時代に鋼の帝国に現れた。
変異魔獣(へんいまじゅう)
大厄災の影響を受けて変異した魔獣の総称。今まで確認されてきた魔獣と比べると桁違いの危険性を持っており、計り知れない生命力や凶暴性を有するのがほとんど。ものによっては一夜で国を滅亡させたものも確認されている。
多種族の生存圏が著しく狭まる要因であり、一時期滅亡もささやかれていた程。しかし、彼らから得られる素材はより有益なものが多く、討伐法が確立された時に再び繁栄の切っ掛けにもなった。
→変異魔獣
大厄災の影響を受けて変異した魔獣の総称。今まで確認されてきた魔獣と比べると桁違いの危険性を持っており、計り知れない生命力や凶暴性を有するのがほとんど。ものによっては一夜で国を滅亡させたものも確認されている。
多種族の生存圏が著しく狭まる要因であり、一時期滅亡もささやかれていた程。しかし、彼らから得られる素材はより有益なものが多く、討伐法が確立された時に再び繁栄の切っ掛けにもなった。
→変異魔獣
冒険家ギルド(ぼうけんかぎるど)
剣と魔法の時代にて冒険家の活動を支援するために設立された組織。彼らが運営する施設では冒険家への依頼の斡旋や必要な道具の提供・販売、戦利品獲得の手続きなどが行われている。
剣と魔法の時代にて冒険家の活動を支援するために設立された組織。彼らが運営する施設では冒険家への依頼の斡旋や必要な道具の提供・販売、戦利品獲得の手続きなどが行われている。
ま行
魔王(まおう)
魔族の中で最も力と権威を有した者の総称。剣と魔法の時代においては人族最大の敵であり、倒すべき敵とされていた。彼らの持つ能力は千差万別であり、数多の勇者と同じく魔王もまた数多く存在していたが、いずれも共通して世界に対し多大な猛威を振るった。
また、時に領地や資源などを巡ってお互いに滅ぼし合うこともあり、これにより魔王達の軍力は凝縮されていき、より強大化していくこともあった。剣と魔法の時代終期にはひとつの強大な軍が形成されたが、ひとつの『理想』を掲げたとある変わり者の魔王によって、彼らの時代に終止符が打たれることとなる。
魔族の中で最も力と権威を有した者の総称。剣と魔法の時代においては人族最大の敵であり、倒すべき敵とされていた。彼らの持つ能力は千差万別であり、数多の勇者と同じく魔王もまた数多く存在していたが、いずれも共通して世界に対し多大な猛威を振るった。
また、時に領地や資源などを巡ってお互いに滅ぼし合うこともあり、これにより魔王達の軍力は凝縮されていき、より強大化していくこともあった。剣と魔法の時代終期にはひとつの強大な軍が形成されたが、ひとつの『理想』を掲げたとある変わり者の魔王によって、彼らの時代に終止符が打たれることとなる。
魔獣(まじゅう)
既存の生き物から遥かに逸脱した生態と能力を持つ生物の総称。剣と魔法の時代より存在し、神魔大戦に敗北した魔神王が、魔族と共に産み出したといわれている。
その凶暴性と攻撃性で人族をはじめ、様々な種族に危害を加えてきた。中には場にいるだけで生存圏を脅かしかねない強大なものも確認されていたが、入手できる骨や皮などの素材は強力かつ有益なものが多く、同時に恩恵も与えてきたのも事実である。そういった意味では彼らもまた身近な存在ともいえるだろう。
既存の生き物から遥かに逸脱した生態と能力を持つ生物の総称。剣と魔法の時代より存在し、神魔大戦に敗北した魔神王が、魔族と共に産み出したといわれている。
その凶暴性と攻撃性で人族をはじめ、様々な種族に危害を加えてきた。中には場にいるだけで生存圏を脅かしかねない強大なものも確認されていたが、入手できる骨や皮などの素材は強力かつ有益なものが多く、同時に恩恵も与えてきたのも事実である。そういった意味では彼らもまた身近な存在ともいえるだろう。
魔神(まじん)
神に迫る力を持った闇の存在の総称。神々とは対を成す存在であり、この世界を支配するために突如闇から現れた。歴史に記しきれない程の無数の魔神の他に、72柱の大魔神、そして彼らを統率する魔神王が存在していたといわれている。
神の時代にて勃発した神々の戦いにおいて、この世界を支配するために神々と争った。神々との力量差は拮抗していたものの、戦況が進むにつれて少しずつ滅ぼされていき、わずかな差で大戦に敗北した。剣と魔法の時代に名を残す者は、力を大きく削がれつつも辛うじて生き残った者といわれているが、それでも国をひとつ滅ぼす程の力を保持していた。
神に迫る力を持った闇の存在の総称。神々とは対を成す存在であり、この世界を支配するために突如闇から現れた。歴史に記しきれない程の無数の魔神の他に、72柱の大魔神、そして彼らを統率する魔神王が存在していたといわれている。
神の時代にて勃発した神々の戦いにおいて、この世界を支配するために神々と争った。神々との力量差は拮抗していたものの、戦況が進むにつれて少しずつ滅ぼされていき、わずかな差で大戦に敗北した。剣と魔法の時代に名を残す者は、力を大きく削がれつつも辛うじて生き残った者といわれているが、それでも国をひとつ滅ぼす程の力を保持していた。
魔族(まぞく)
人族と対を成す魔の者たち。神々の戦いで敗北した魔神王が、この世界に呪いを遺すため最期に産み出したといわれている。剣と魔法の時代において長らく世界の敵として立ちはだかり、彼らを統べる魔王と共に冒険家や勇者達たちと数多くの激闘を繰り広げてきた。やがて魔王が滅び、鉄と産業の時代に突入しても人族との戦いは続いたが、人魔大戦を経ていつの間にか両者の立場が逆転してしまっている。
また、共通して瘴気に強い耐性をもっているが、別に生命活動に必須なものではない。むしろアルラウネのように、無い方が健康的に過ごせたりする。
人族と対を成す魔の者たち。神々の戦いで敗北した魔神王が、この世界に呪いを遺すため最期に産み出したといわれている。剣と魔法の時代において長らく世界の敵として立ちはだかり、彼らを統べる魔王と共に冒険家や勇者達たちと数多くの激闘を繰り広げてきた。やがて魔王が滅び、鉄と産業の時代に突入しても人族との戦いは続いたが、人魔大戦を経ていつの間にか両者の立場が逆転してしまっている。
また、共通して瘴気に強い耐性をもっているが、別に生命活動に必須なものではない。むしろアルラウネのように、無い方が健康的に過ごせたりする。
- デーモン:魔族の中で一番馴染み深い種。頭に角などが生えているだけで人族に似ていたり、あるいはそれと逸脱した恐ろしい姿だったりと、その外見は様々。ほとんどの者が頑丈な肉体に強力な魔力を宿しており、高位の者となればそれが顕著である。
- ゴブリン:魔族の中で最も弱小とされる種。緑色の肌と大きな耳が特徴で、総じて小柄な体躯を持つ。オス(男)は鼻が極端に大きく、太くて長いほど異性にモテるのだそう。メス(女)の方は肌の色以外は人族の少女に似ている。臆病な気性で自分より強い者を見かけると即座に逃げてしまうが、群れると増長する危険な一面もある。かつては人語を解すことはできなかったが、とある魔王の長期間にわたる協力により流暢に言葉を話せるようになったらしい。
- オーク:力の象徴とされる種。緑の肌に屈強な肉体が特徴で、人族などと比べると体躯が大きい。その分力も強く、力仕事から正面切っての肉弾戦も得意であり、剣と魔法の時代においては魔王軍の尖兵として人族を苦しめてきた。また、魔族の間では繁栄の象徴として奉られることもあった。
- サキュバス:妖艶な色香を振りまく女型の種。心身を魅了する術と精を搾り尽くす技に長けており、剣と魔法の時代においては数多の男を骨抜きにしてきた。勇者が脱落する最大の原因とされ、一時期人々から恐れられたこともある。食性や生体などが既存の生き物と解離しているところがあり、魔王軍が人族に似せて作り出した人工生命体という説もある。
- ミノタウロス:牛の頭を持った屈強なる種。人族を越える巨躯を持っており、オーク以上の力を宿している。本能がそうさせているのか、総じて牛肉が嫌い。
- ハーピー:腕に翼を備えた鳥人の種。空を飛ぶ技能を備えており、剣と魔法の時代において魔王軍が制空権を握る大きな要因となった。身体的特徴から道具の扱いに不慣れなものが多いが、一部の訓練を積んだ者はその限りではない。
- サハギン:水中に潜む魚人の種。大体のシルエットは人型を保っているが、遊泳に適した身体の作りを有しており、体表面を覆うウロコや身体の随所に生えたヒレなどを持つ。主にエラ呼吸で水中に居を構えるのだが、陸地に上がってもしばらくは活動可能。また、外見にそれぞれ大きな差違が見られ、魚にそのまま手足を生やしたような見た目だったり、人族の特徴を加え洗練されたフォルムを持つ美しい姿をした者もいる。
- ナーガ:下半身が蛇のような人型の種。
- アルラウネ:花弁をなびかせる美しき種。森林などの自然豊かな場所に身を潜め、魔性の芳香で獲物をおびき寄せる。なお、現在に至ってもなお女型しか確認されておらず、一時期どうやって繁殖を行うか疑問視されていた。彼女の元となったであろう植物に当てはめると…………まあ、そういうことである。
魔法少女(まほうしょうじょ)
魔法の力をもった少女たちのこと。天界より遣わされた『使い魔』と契約することにより、魔法少女に変身することができる。マギカドレスと呼ばれる素敵な衣装を見にまとい、奇跡と魔法の力で悪と戦う者たちでもある。
魔王がいなくなった世界において『魔と戦う者達』のひとつとして数えられ、鉄と産業の時代に入り極東列島『日ノ本』に現れた。
魔法の力をもった少女たちのこと。天界より遣わされた『使い魔』と契約することにより、魔法少女に変身することができる。マギカドレスと呼ばれる素敵な衣装を見にまとい、奇跡と魔法の力で悪と戦う者たちでもある。
魔王がいなくなった世界において『魔と戦う者達』のひとつとして数えられ、鉄と産業の時代に入り極東列島『日ノ本』に現れた。
や行
勇者(ゆうしゃ)
人族の希望の象徴として戦った者たち。剣と魔法の時代初期に現れた『光の勇者(未)』を皮切りに多くの勇者が現れ、魔王軍との戦いを繰り広げた。
彼らの活躍を描いた英雄譚は現代に入っても人気であり、魔族ですら一目置いている。
人族の希望の象徴として戦った者たち。剣と魔法の時代初期に現れた『光の勇者(未)』を皮切りに多くの勇者が現れ、魔王軍との戦いを繰り広げた。
彼らの活躍を描いた英雄譚は現代に入っても人気であり、魔族ですら一目置いている。
妖怪(ようかい)
極東列島に隠れ潜む怪異。共通して高い身体能力と豊富な霊力を持っているほか、人族かそれに近しい種族への擬態能力を有している。
極東列島に隠れ潜む怪異。共通して高い身体能力と豊富な霊力を持っているほか、人族かそれに近しい種族への擬態能力を有している。
- 鬼:妖怪の中で最も力のある種。その虜力は人族はおろか、オークと互角かそれ以上といわれている。
- 天狗:背中の羽根で空を駆ける種。天狗と一言で言っても様々な種類があり、木葉天狗、烏天狗、鼻高天狗が存在している。
- 妖狐:狐の種。霊力が高まると尻尾が枝分かれしていく体質を持っている。
- 化狸:狸の種。妖怪が持っている擬態能力に関しては他の追随を許さず、人族の他にもあらゆる生き物や無機物に化けることができる。
- 猫又:
- 河童:水中に沈み息をひそめる種。
- 鎌鼬:風と共に駆け抜け相手を切り裂く種。
- 煙々羅:身体が煙に似た物質でできた種。
- 雪女:極寒の中に佇む種。
蘇りの秘術(よみがえりのひじゅつ)
剣と魔法の時代に存在したとされる秘術。当時は勇者と魔王の戦いの真っ最中であり、両者による激しい命の奪い合いが繰り広げられていた。しかし、勇者に覚醒したとはいえ人族の身体は魔族と比べるとかなり脆弱であり、ロクに経験を積めずして命を落とすことがほとんどだった。そこで、神が人族に対する救済処置として与えたものがこれである。
剣と魔法の時代に存在したとされる秘術。当時は勇者と魔王の戦いの真っ最中であり、両者による激しい命の奪い合いが繰り広げられていた。しかし、勇者に覚醒したとはいえ人族の身体は魔族と比べるとかなり脆弱であり、ロクに経験を積めずして命を落とすことがほとんどだった。そこで、神が人族に対する救済処置として与えたものがこれである。
この秘術を受けた者が死に至ると、即座にその魂が呼び戻され、何度倒れても立ち上がることができた。蘇生時にどんなに身体が損壊していても修復され、かつ一切の後遺症はない。しかし、秘術を発動させるには一度最寄りの教会へ戻る必要があり、その場で戦いを続ける、というわけではないのが欠点。死に至る以前の記憶を払拭することはできないため、それがトラウマとなる勇者も多く、心が折れて挫折する者も居た。冥界神もこの事を懸念しており、当時秘術の実装について反対意見を出していた程である。また、魔王軍の方で秘術の対策法として、勇者を殺さず監禁し拷問を与え続ける方法をとったのも問題となっている。
ら行
竜(りゅう)
かつてこの世界に栄えていた強大なる存在。神の時代において一番最後に創造された生命だと伝えられており、強靭な肉体と膨大な魔力を秘めている。剣と魔法の時代には彼らに関する逸話や文献は数知れない。
かつてこの世界に栄えていた強大なる存在。神の時代において一番最後に創造された生命だと伝えられており、強靭な肉体と膨大な魔力を秘めている。剣と魔法の時代には彼らに関する逸話や文献は数知れない。
竜人族(りゅうじんぞく)
竜の特徴を宿した種族の総称。
竜の特徴を宿した種族の総称。
- 爬虫種:地を這う蜥蜴の種。
- 焔竜種:
- 水竜種:
- 飛竜種:
- 刃竜種:
- 輝竜種:
- 闇竜種: