冥毒の沼液
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gomibukuro_saga
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概要
冥界の蝕獄『ポイゾナス』の毒沼に溜まっている危険な液体。毒々しい紫色で常に気泡を発しており、何ならなぜかうっすらと光を放っている。大抵の種族はおろか、魔族ですら昏倒しかねない毒性の瘴気を止めどなく放ち、吸い込んだだけでもたちまち肺が腐ってしまう。また、極めて強い酸性も有しており、蝕獄に堕ちた罪人たちは日夜この毒沼の中で尋常ならざる責め苦を受けている。その危険性から、基本持ち出しを許可されていない冥界の素材の中で特に固く禁じられており、蝕獄に監視役の死神が配置される程である。万が一現世に持ち出され、化学兵器として悪用されようものなら大厄災以上の大混乱を招くことだろう。