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ギリ専用ビギナ・ギナII - (2013/06/11 (火) 01:48:32) の編集履歴(バックアップ)
| 登場作品 |
機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人 |
| 英名 |
VIGNA GHINA II |
| 形式番号 |
XM-07B |
| 所属 |
宇宙海賊クロスボーン・バンガード |
| 主なパイロット |
ギリ・ガデューカ・アスピス |
| 主な装備 |
スネークハンド×1、ヘビーマシンガン内臓ショットランサー×1 |
| 特殊装備 |
小型核弾頭ミサイル×5 |
【設定】
公式的な名称は「ビギナ・ギナⅡ木星決戦仕様」。
元々のビギナ・ギナⅡはF91-MSVで
ビギナ・ギナの発展仕様として位置づけられている機体。改良型ショットランサーと出力強化型ビームシールドを装備しており、ドレル・ロナが搭乗する予定であったらしいが詳細は不明である。入手した
ガンダムF91のデータと同機の外観的特長を元に設計されているため、ガンダムタイプに近い顔の造りとヴェスバーのような形状の大型スラスターを装備しているがこの機体にはヴェスバーとしての機能はなく、形状が似ただけの推進装置である。「シルエットフォーミュラ」に登場するビギナ・ゼラもおなじくF91のデータを転用しているのだがこちらはちゃんとヴェスバーを装備しているので技術的には装備できたと考えられるが何らかの理由によりヴェスバーとしての機能は持たされなかった。
C.V建国戦争時に鹵獲されたらしいビギナ・ギナⅡを、木星決戦のためにサナリィが調達。そして「デス・ゲイルズ」のリーダーであるギリの戦闘スタイルと、アタッカーとしての役割に応じて調整を行ったのが本機となる。
出力強化型ビームシールドはギリの愛機「クァバーゼ」のスネークハンドに換装され、小型核弾頭ミサイルを内臓した実体型のショットランサー兼ビームライフルを装備している。
【武装説明】
スネークハンド
元々はギリの愛機「クァバーゼ」の主兵装であり、蛇腹状の鞭の先端にビーム・ソーを備えている。木星戦役時に
クロスボーン・ガンダムの接近戦闘スタイルに対抗するために考案された武器で、その射程はクロスボーン・ガンダムの間合いを一回り上回っている。この武器を高速で振り回す攻撃と、「防御」担当MSのトトゥガ、「けん制｣担当MSのアビジョとの連携でキンケドゥの駆るX1をおおいに苦しめた。
ギリはこの武器の扱いに自信を持っており、カリスト兄弟の放ったファンネルをこの武器で叩き切るという腕前を見せている。
小型核弾頭ミサイル
「鋼鉄の七人」作戦において攻撃を担当する本機とF90Iタイプ木星決戦仕様に装備され、本機はヘビーマシンガン内臓ショットランサーに5発内臓している。
「シンヴァツ」の射線変更及び破壊を行うための装備であったが、本機は「シンヴァツ」に近づく前にカリスト兄弟に両腕を破壊され、使用不可能となった。
【劇中の活躍】
「鋼鉄の七人」作戦のBチーム｢デス・ゲイルズ」の攻撃担当。日程的に慣熟飛行などもやっていないと思われるが、ギリは見事に乗りこなしてみせ、圧倒的戦力差をものともせずに進軍していった。
しかし「光のカリスト」と「影のカリスト(バイオ脳)」の駆るMS「ディキトゥス」との交戦でチームは壊滅、本機も両腕を失い戦闘不能となるが、ギリのカリスト兄弟に対する意地でコロニーレーザーに特攻、爆散する。この特攻によりコロニーレーザーの射線がわずかにずれ、放たれた一発目のビームは地球に命中せずにすんだ。
【パイロット】
ギリ・ガデューカ・アスピス
木星帝国の諜報員カラスが「スクール」と呼ばれる場所で教育していたエリートで、「デス・ゲイルズ｣のリーダーとしてトビアとキンケドゥを大いに苦しめた。
木星戦役時はトビアと同じか、少し小さいくらいの背格好であったが、木星戦役後の3年でかなり成長し、再会したトビアから「ずいぶん伸びたなあ」と驚かれていた。一人称が「僕」から「俺」に変わっているほか、性格も幾分丸くなっている。戦役後は地球でコックとして働いており、その腕前はトビアたちが某料理アニメばりのオーバーリアクションをとってしまうほど。料理を始めた経緯は不明（木星に戻る事も出来ないので一旦の生計を立てる目的で仕事をしていたと考えるのが自然か）だが、本人も調理の面白さを感じ始めていたようで後述のように木星の企みを知った直後は「地球が駄目になるならコロニーに移って食い物の店（レストラン）でも開く」と話していた。
当初は木星帝国軍人としての誇りや作戦の無謀さから「鋼鉄の七人｣作戦への参加を拒否していたが、カリスト兄弟が新総統となっていることを知り一転、参加を表明。スクールでカリスト兄弟に「No.2」と呼ばれ見下されていたことからカリスト兄弟を激しく憎悪しており、それを参加の動機にしているが、トビアに対して「けっしてお前の仲間になるんじゃないからな!｣と発言。ミノルとバーンズにツンデレ呼ばわりされる(その後もツンデレ発言を何度かすることから多分本物のツンデレ)。
地球上では鹵獲したクァバーゼで戦うも、ブランクや重力下での戦闘経験そのものの少なさ、機体性能差もあってか苦戦するもなんとかミノフスキードライブ防衛に成功する。シンヴァツ撃破に向かう際の移動中にもメンバーに食事を振舞っていた。
攻略作戦時には再結成された死の旋風隊のアタッカーとして慣れた宇宙では大暴れしていたが、カリスト兄弟には善戦するも圧倒され両腕を失ってしまうが、最後の力でコロニーレーザーへ突撃を敢行する。既に死亡したと思われていたバーンズの身を呈した援護もあり、機体をコロニーレーザーへぶつけ、その命と引き換えに衝突と爆風でレーザーの射線をずらし地球を救う事に成功。カリスト兄弟に一矢報いている。
【原作名言集】
- 木星に忠誠は誓えても…貴様のような下衆総統に振る尻尾は持ってないんだよ!!
カリスト兄弟に大破させられたビギナ・ギナIIでコロニーレーザーに特攻したときのセリフ。
この後ギリはいわゆる走馬燈を見るのだが、最後に思い出したのは木星にいたころではなくコックとしてトビアと再会した時のことと、かつて自分が作ったであろう料理だった。口ではいろいろ言いつつも内心ではトビアを認めていた自分に驚き、心の中で舌打ちしながら散っていった。直前には「地球などどうでもいいんだよ！」とは言っているが、カリスト兄弟に対しての反発だけではなく、地球にもそれなりに愛着を感じていたのかもしれない
【ゲーム内での活躍】
EXVS.
