クロスボーン・ガンダムX1フルクロス

登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
英名 CROSSBONE GUNDAM X-1 FULL CLOTH
形式番号 XM-X1(機体ベースはF97)
UNKNOWN(EXVS公式サイトおよびライブモニターにおける表記)
全高 UNKNOWN
重量 UNKNOWN
所属 宇宙海賊クロスボーン・バンガード(残党)
主なパイロット トビア・アロナクス
主な装備 バルカン砲×2、胸部ガトリングガン×2、ビームサーベル(ビームガン)×2、ヒートダガー×2、シザー・アンカー、スクリュー・ウェッブ、ザンバスター(ビームザンバー×1+バスターガン×1)、ムラマサブラスター、ピーコックスマッシャー、スカルヘッド・ユニット(Iフィールド発生装置×2)、ブランドマーカー(ビームシールド)×2
特殊装備 コア・ファイター、バイオ・コンピューター、Iフィールド
追加装備 フルクロス

【設定】

クロスボーンガンダムX1改・改「スカルハート」にIF発生装置4基、積層化したABCマントと追加スラスターから構成される「フルクロス」と呼ばれる強化パーツを装着した形態で本編におけるX1の最終仕様。
グレートキャニオンでの影のカリストとの戦いで小破したクロスボーン・ガンダムX1パッチワーク(X1をサナリィが保有していたX3のパーツで改修した機体。パッチワークとは「つぎはぎ」と言う意味)の修理とフルクロスの製造に残存するクロスボーンガンダム系列(フリント)の全ての予備パーツを使用したため、修理すら不可能となった事実上最後のクロスボーン・ガンダムである──ハズなのだが…。

一番の特徴である「フルクロス」は、スラスター内蔵のフレームに残存しているABCマント全てを積層させ張り合わせたもの。積層した枚数分だけビーム耐弾性能がある。(ちなみにABCマント1枚につき平均的なビームライフル5発分の耐性がある)
さらに肩部のスカルヘッドユニットにはX3のIフィールド発生装置が左右2基ずつ計4基内蔵されており、交互に使用することでIフィールドを張り続けることが可能となった。
驚異的な対ビーム防御能力とフルクロス内蔵スラスター、更に可変型スラスターを一方向に纏めての爆発的な加速力を用いて、単騎で大軍に突撃する「強襲」に特化した仕様となっている。

元々このフルクロスはその場にあった物で作ったアドリブ兵装…という設定だったのだが、後作のクロスボーンガンダムゴーストにて「フルクロスは正規の強化プランとして存在し、X1フルクロスの物も在り合わせながら可能な限り再現した」という設定が生えてきた。

登場作品の人気及びその宇宙海賊然としたスタイルのカッコよさ故か立体化の機会が多く、近年では「ガンダムビルドファイターズトライ」にて登場、その際もアニメ本編仕様としてではあるが1/144でキット化された。アニメ本編仕様とあるが本機はカトキ氏のデザイン画稿と漫画の作者長谷川氏の設定画とで細部が違う事もあって、どちらの再現ともいえない中途半端な仕様で立体化されることが多い。顕著なのはフルクロスの外観の違いだが、よく誤解される点として本機は「右腰にシザーアンカー、左腰にスクリューウェッブ」のスカルハート以来の仕様を引き継いでいる(本編のコマの幾つかでこの状態で描かれている)のが正しいので注意されたし。


【武装説明】

ムラマサ・ブラスター(格闘)

元々はX3用に開発された剣状の大型兵器。先端にビームサーベルと兼用のビームガン一門、剣のふちに沿って14基のビームサーベルを内蔵しており、その斬撃を防ぐ手段はIフィールド以外に存在しない。名前の由来は日本の名刀「村正」。
最初は安全装置がかけられておりビームサーベルの展開が不可能だったが、ドゥガチ(MAエレゴレラ内蔵のバイオクローン脳)がムラマサブラスターを奪取した際に安全装置を解除、それ以降は展開可能となった。
本編では、ドゥガチ(MAディビニダド搭乗のれっきとした本人)との決戦の際、先端のサーベルの一太刀で、発射態勢にあった多数の核ミサイルの弾頭部分のみを切り落とすという離れ業をやってのけた。
上記ディビニダドとの決戦時に本兵装は破壊されている為本機が使用するのは新たに建造された物。その為かビーム発振状態の形状が木星戦役時と違うコマが散見される(木星戦役時は鋸刃の様なギザギザだったが、「鋼鉄の七人」戦では全体が一つのビーム刃になっているコマがある)。
EXVSでは格闘CSでセーフティが解除されるのだが、何故か解除後のN格闘はこれを使わず後述のビームザンバー二刀流になる。

ピーコックスマッシャー(メイン射撃)

海賊軍が部材を集めて独自に開発した特殊ビームライフル、見た目は弩に近い。一度に9発のビームを広域に放つことが出来る。前方に集中発射したり、発射時に機体を回転させて複雑な軌道のビームを放つことも可能。
9つあるビーム発射口と銃本体が別パーツとなっており、エネルギー切れの際は前半分を取り外し新しいものと取り換えるカートリッジ方式となっている。
名前の「ピーコック」は孔雀の意。
装備自体はフルクロス改修前の『スカルハート』で登場・使用されている。
17年後の『ゴースト』ではムラマサブラスターとピーコックスマッシャーの二種を合わせ変形し使い分けられる装備「クジャク」が製作されている。

シザーアンカー(サブ射撃)

前腰部フロントアーマーを変形させて射出するアンカー装備。敵の捕縛、武器を掴んで振り回すなど様々な用途に使用できる。
X1改ではスクリューウェッブに取って代わられた装備だが、X1改がトビアに譲渡された際に右腰側が再びシザーアンカーに戻されている。
本兵装の意外な活用が対アマクサ戦やディキトゥスとの決戦で劣勢を覆す基点となる等、クロスボーンガンダムを語る上で外せない武装である。

EXVS.ではシザーアンカーの先にムラマサブラスターをひっかけてぶん回す。基本は打ち上げだが、格闘CS中は横方向にも振り回すことが可能となる。

スカルヘッド・ナックルガード(格闘CS中格闘CS)

正式名称「スカルヘッド・ユニット」
X3のIフィールド発生器を2基内蔵したスカルヘッドユニットを手に装着、Iフィールドにより敵のビーム格闘攻撃を無効化しつつ殴りつける。ただ本来想定された使用方法ではない。
劇中ではトビアの咄嗟の機転により使用され、敵の高出力ビームアックスを破壊しつつ、中に仕込んであったブランド・マーカーを展開という二段構えの突貫により光のカリストを撃破することに成功した。

ビームザンバー(格闘CS中N格闘)

クロスボーン系MSの基本武装。ムラマサ・ブラスター登場以降はこれに出番を取られている。
何故かEXVS.では原作に存在しない二刀流での格闘攻撃を行う。
「この瞬間を待っていたんだ!」という台詞と共に多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた。


【劇中の活躍】

木星軍残党による「神の雷」作戦のタイムリミットが迫る中、地上での「影のカリスト」との戦いで小破したパッチワークをもとに海賊軍及びサナリィのメカニック陣による突貫作業によって作り上げられた。
製作に携わったウモンじいさん曰く、『クロスボーンガンダム関連の全てのパーツをつぎ込んだ"最後のクロスボーンガンダム"』
「鋼鉄の七人」作戦においてはスズキ・ミノル、ミッチェル・ドレック・ナーと共にチームを組み、主に防御を担当。攻撃担当のスズキを守りつつ敵機を多数撃墜する。
木星軍総統カリスト兄弟との戦いでは、持てる力を最大限に発揮して光のカリストが搭乗するMS「ユーリスディス・シニストラ・ディキトゥス」、影のカリストのバイオ脳が搭載されているMS「リーベルダス・デクストラ・ディキトゥス」に対抗。多大な犠牲を払いながらもその機体を半壊させる損害を与え、光のカリストを退かせることに成功する。(影のカリストの方は、ミノル&ドレックの師弟が撃破)
その後コロニーレーザー「シンヴァツ」に攻撃を加え、「神の雷」を阻止。崩壊していくシンヴァツの中で再度光のカリストと対峙する。
長い戦いによって疲弊したムラマサ・ブラスターが破壊され、迫る敵のビームアックスに対しスカルヘッド・ナックルガードで防御。直後敵の虚を突くようにブランドマーカーを展開してコクピットを叩き潰し勝利するも、ついに機体が機能停止。同戦闘に随行していたエウロペの最期の力を振り絞った爆発範囲から遠ざける救済処置にも拘らずシンヴァツの爆発の中に消えていった。
ちなみに、世間的には「女戦士ローズマリー率いる7機のMSの1機として対「神の雷計画」作戦に参加し、彼女を愛する若きパイロットと共に盾となり完全に破壊された」(著:ローズマリー・スズキ「神の雷計画の真実」より)となっているらしい。
それを知った後述の謎のパイロット、カーティスは苦笑いしていた。

「スーパーロボット対戦V」だと、新造機体となっており、キンケドゥから譲り受けた方のX1はキンケドゥに返還されることになる…のだが、キンケドゥが同作のMS乗りの中で最強クラスの能力を持っており、宇宙世紀のMSは乗り換えることが出来るのでキンケドゥにフルクロスを奪われることも。

【パイロット】

トビア・アロナクス


鋼鉄の7人以前に関してはこちらこちらを参照。

木星戦役後は再び宇宙に上がり、海賊軍のメンバーと共に運送会社「ブラックロー運送」を立ち上げ運送業で働く傍ら、正規の手段では解決できない問題に対しては、宇宙海賊クロスボーン・バンガードとしてクロスボーン・ガンダムX1改・改スカルハートを駆り、問題の解決に当たっていた。
あるとき、木星軍に追われる女性「エウロペ・ドゥガチ」を保護したことから木星軍残党による「神の雷」作戦のことを知り、解決に乗り出す。
木星に到達するための手段としてミノフスキードライブ搭載型試験MS「レコードブレーカー」を受領するため、月のサナリィ第二研究所へと赴くが、そこで木星軍を統べる双子の兄弟の弟「影のカリスト」に完膚なきまでに叩きのめされ、レコードブレーカーを含めたミノフスキードライブ関連技術を根こそぎ破壊されてしまう。
残った手段として地上に墜落したアナハイム・エレクトロニクス社のミノフスキードライブ実験機「イカロス」の探索に赴く。
そこでかつて戦った「デス・ゲイルズ」のメンバーを仲間に迎え、影のカリストを撃破しイカロスの防衛に成功。決死の阻止作戦「鋼鉄の七人」を開始することとなった。
木星決戦では多大な犠牲を払いながらもコロニーレーザーを破壊、カリスト兄弟の撃破に成功するが乗機が機能停止。コロニーレーザーの爆発に巻き込まれた。

「鋼鉄の七人」作戦は成功を収めたが、帰還できたのはミノル・スズキ、ローズマリー・ラズベリーの二名だけであった…

「神の雷」の戦いから数年後、木星に帰還した「テテニス・ドゥガチ」の隣に寄り添う、トビアと思しき盲目の青年の姿が確認されている。

ちなみに17年後の『ゴースト』ではそのテテニスに瓜二つの娘ベルの父親(口では否定しているが)でさらにクロスボーン・ガンダムについて熟知しており、さらにブラックロー運送の会長と懇意で更にローズマリーと共に「神の雷計画戦」を戦ったりという過去を持つ謎の男「カーティス」が登場している。
彼は両目が見えていないのだが、周囲の音を頼りにMS戦すら行うこともでき、機転にも優れるなどパイロットとしても一流。いうまでもなくベルのことは非常に大切に思っており、主人公フォントに「ちょっかい出したら死刑だよ」と牽制したり別の女性に気が向くように仕向けたりしている。
また、更なる続編「DUST」にはテテニスに息子が誕生しているのだが、その姿はトビアに似ており、その愛機もクロスボーン・ガンダムと謎は深まるばかりである。
カーティス・ロスコ…その正体は一体誰なのか…クワトロ・バジーナやアレックス・ディノ、3代目メイジン・カワグチの正体同様に気になるところである。
…まあ読者には勿論モロバレで、作中でもローズマリーから「トビ…と言われたりと隠すつもりもあんまりなかったが、作中では終盤に意外な人物がその正体を明言することになる。


【原作名言集】

  • そうだ!あんたとやりあうなら動きを封じるしかない!俺はこの時を!この瞬間を待っていたんだーっ!
    • 地球での影のカリスト戦で、敵機「インプルース・コルニグス」をアンカーシールドのワイヤーで絡め取った時の台詞。余談だが、この台詞はフルクロスではなくパッチワーク搭乗時のもの。
  • 貴方に手渡されていたものを、今こそ全て受け継ぎます!キンケドゥさん!
  • 「トビア・アロナクス」は行けなくても、「ぼく」はきっと行く!約束だ。また・な!
    • 地球での影のカリスト戦の後、「鋼鉄の七人」作戦の成功を信じ、作戦後の木星圏の再建とトビアたちを安全に地球に返すために「テテニス・ドゥガチ」に戻ることを決意したベルナデッドからトビアは別れを告げられていた。
      かつて木星戦役時、木星帝国と戦うため「ベラ・ロナ」を演じることを決意したセシリーに付き合うために「キンケドゥ・ナウ」と名乗ったシーブックの決意に思いを馳せたトビアは、自分もまたテテニスにつきあうために「トビア・アロナクス」の名を捨てる決意をする。


【ゲーム内での活躍】

EXVS.

9月末に勢力戦による先行解禁の候補としてついに登場、対抗馬はラファエルガンダムである。 勢力戦に勝利し、10月27日に解禁された。

主兵装は任意リロード可能なピーコックスマッシャーで、飛び道具はそれだけ。ただ特殊射撃による一斉発射はなかなか有効である。
また、任意リロードコマンドの特格関連の自由落下テクがある。
X1改のマントと同じく、ビーム属性の射撃を一定値防ぐフルクロスを装備している。X1改と違い、この機体の場合はコストオーバーを起こしても再出撃で補充される。
最大の特徴はCSと格闘CSで、CSではスカルヘッドユニットからIFを発生させ、メインの弾数増加や威力も強化され、赤ロックとBD持続も伸びる。格闘CSではムラマサブラスターの安全装置が解除され格闘性能(一部モーションやダメージ)と機動力全般が強化される他、サブ射撃も強化される。踏み込み速度や範囲が強化されたNサブが非常に当てやすくなりそこからフルコンへ繋げれるようになる他、なぎ払い(横サブ)も追加される。しかも性能はかつてのマスターガンダムの横サブと同レベルで、その分範囲はX1より狭い。
両方を開放させている間は被ダメージが2割軽減され、覚醒も絡めると3割以上軽減する。

覚醒技はギリ専用ビギナ・ギナII呼出。大破した赤いビギナ・ギナIIが出現し特攻、着弾地点に核爆発を引き起こす。原作にてコロニーレーザーの射線を逸らした場面の再現。
ちなみにギリを演じたのは本作でオペレーターとして登場しているシーマ役の真柴摩利氏だが、インパルスと違い台詞は無い(GジェネレーションOWで鋼鉄の7人に初めて声が付いたが、鋼鉄の7人のギリは一気に成長した時に声変わりをしており岩永哲哉氏が演じている)。

通常時、この機体の性能(素の耐久値を含む)は3000でも最低レベル(特に機動力と格闘性能)で、射撃CSを使用しても3000としては重く格闘CSの使い時に注意が必要な他、クロスボーン・ガンダム特有の懐(至近距離)での弱さもそのまま継承しているので敵との間合いにも気を配る必要が出てくる等、特殊な武装や機体の基本性能も含めて3000コストとしては扱いづらい機体。
なお、各CSには使用後効果時間以上のリロードがあるため、射撃CS→終了したら格闘CSといったように発動しても素の状態で耐えなければならない時間帯が生じる。覚醒しても一瞬でリロードするわけではない(リロード速度は上昇する)ので特に格闘CSは覚醒との兼ね合いにも注意。
とはいえ格闘CS開放時の機動力上昇、N格闘、各サブ射撃の性能は凄まじく、3000&2500で組んでコストオーバーしてもABCマント+両CS開放での生存性も相俟ってコスト3000の中でも評価はずば抜けて高い。

EXVS.FB

引き続きコスト3000で登場。
耐久力の低下・猛威を振るったNサブ・格CS開放中N格の弱体化・コストオーバー時のフルクロス削除などの弱体化を受けた。
前作のように無理やりN格やNサブを捻じ込む事が難しくなったため、各種CSを使用するタイミングを見極めないとコスト2500未満の働きしかできなくなってしまう。
一方でスカルヘッド・ナックルガードの大幅強化等でいくつかの新しい動きができるようになった。

GVS

覚醒技がピーコックスマッシャー【照射】に変更された。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)

勝利ポーズ

フルクロス有:右腕を何かを掴もうとするように高く掲げる。コミックス3巻の絵より
フルクロス無:スカルヘッド・ナックルガードを右腕に装着し拳を前に突き出す

敗北ポーズ

空中で上下逆に、左腕と左脚を破壊された状態でショートしている。
原作ラストシーンのコロニーレーザー破壊後、最後に発見されたときのX1を再現。
なお、原作ではコロニーレーザー爆発の余波で全身の装甲が焼けただれている。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)

上記に加えて追加された。
覚醒中:ピーコックスマッシャーを右手で突き出し、ビーム刃を展開したムラマサブラスターを左手で肩に担ぐ。フルクロスの有無も反映される。

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