ジム・スナイパーII

ジム・スナイパーII
GM SNIPER II
登場作品 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
型式番号 RGM-79SP
全高 18.0m
重量 45.0t
所属 地球連邦軍
武装 バルカン砲
ビーム・サーベル
ビーム・ライフル
ロングレンジ・ビーム・ライフル
搭乗者 マスター・ピース・レイヤー
レオン・リーフェイ
マクシミリアン・バーガー
リド・ウォルフ
地球連邦兵


【設定】

地球連邦軍の量産型モビルスーツ。
ジム系の後期生産型ジム・コマンドをベースに開発された。
頭部のバイザーには精密射撃用センサーと高倍率カメラを備えており、専用の狙撃ライフルによって遠距離の敵を撃滅する。
狙撃性能が一番の特徴だが、機体本体だけでも十分なスペックであり、一部の性能はガンダムを超えている。
ザクI・スナイパータイプジム・スナイパーと違って狙撃専用機というわけではなく、狙撃が得意な万能機という機体に仕上がっている。
有名所ではホワイト・ディンゴ隊の白い機体、リド・ウォルフ少佐の黒い機体がある。

ジオン側にも同じコンセプトでゲルググを発展させたゲルググJ(イェーガー)が存在する。
グリプス戦役でのエゥーゴの主力量産機ネモはこの機体のデータが参考にされている。


【武装】

バルカン砲

60mm口径の小型機関砲。
連邦系MSの標準武装だが、本機の場合は外付けのオプション装備となる。

ビーム・サーベル

接近戦用のビーム兵装。
リア・スカートに2本マウントされている。

ビーム・ライフル

型式番号「XBR-M-79S」
後の百式に発展型が装備されている。

ロングレンジ・ビーム・ライフル

ジム・スナイパーが使用していた狙撃用ビーム・ライフル。


【原作の活躍】

第4話に登場。連邦軍のペガサス級グレイファントム所属のMS部隊であるスカーレット隊の機体の1種である。
ケンプファー出現の報を聞き、グレイファントムから量産型ガンキャノンと共にカッコ良く降下するも、次のシーンではもう消えている。
その後、オペレーターが「スカーレット隊、全滅!」と言うシーンがあるので撃破されたのだろう。
セリフどころか撃破シーンすらなかった。
原因は、コロニー内の戦闘だったために狙撃用ビームライフルを使えなかったこと、スカーレット隊と百戦錬磨のパイロットであるミーシャとの操縦技術の差などが挙げられる。

原作では上記のような扱いだったが、設定上ジム系では最高と言える能力を持つので、一年戦争系の他のゲームでは連邦系最強の量産機として扱われていることが多い。

『コロニーの落ちた地で…』では、ジオンが地球から宇宙へ撤退する作戦「月の階段」と地球上の植物を死に至らしめる生物兵器「アスタロス」の宇宙搬出阻止のため、集結しているヒューエンデン基地襲撃の際にホワイト・ディンゴに3機が配備。連携行動でヒューエンデン基地のジオン残存勢力を壊滅させた。


【搭乗者】

マスター・ピース・レイヤー

CV:なし(原作)/山寺 宏一(一部ゲーム作品)

地球連邦軍オーストラリア方面軍特殊遊撃部隊「ホワイト・ディンゴ」の隊長、コールサインはファング1。
戦闘機乗りから転身した経歴を持ち、格闘よりも射撃を得意とする。
自分を過信せずに常にベストを尽くすという信念をもち、部下からの信頼も厚い。

なお、彼の名前の由来は「マスタープレイヤー」であり主人公、即ちプレイヤーの分身である事を意味している。そのため、原作ゲームではユウ・カジマと同様に担当声優が存在しなかった。

レオン・リーフェイ

CV:幹本雄之

ホワイト・ディンゴ隊員の少尉。コールサインはファング2。
元は戦車兵だった。
実直で真面目な性格だが堅物ではない。
口数は少ないが核心を突く発言が多く、出所不明な噂も知っているなど謎も多い。

実は彼の正体はジャブロー直属の諜報員で、一部権限はホワイト・ディンゴ司令よりも上。トリントン基地防衛戦前に素性を明かした。
時折出所不明の噂を明かしたのは半分は越権行為で仲間を守るためだったらしい。

マクシミリアン・バーガー

CV:宮本充

ホワイト・ディンゴ隊員の少尉。コールサインはファング3で愛称は「マイク」。
元は軍楽隊所属だったが、適性検査によりMSパイロットとなった異色の経歴を持つ。
軽いお調子者風の性格ではあるが、任務にはやりがいを感じて着実に励んでいる。

リド・ウォルフ

CV:山寺宏一(一部ゲーム作品)

機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑」にて存在が確認された地球連邦軍パイロット。
元は戦闘機乗りで、黒い機体で戦場を乱舞するように敵機を次々と撃破していった事からジオン軍からは「踊る黒い死神」と恐れられていた。

アフリカ戦線で多大な戦果を上げた後は宇宙に転属、その際にジム・スナイパーIIを受領、やはり黒に染めていた。
ソロモン攻略戦、ア・バオア・クー攻防戦に参加するが、ア・バオア・クー攻防戦で終戦を迎える前に戦死、最終階級は少佐。
撃墜スコアはMS68機・艦船4隻、これは連邦軍ではアムロ・レイに次ぐ第3位の記録である。


【VS.シリーズの活躍】

ガンダムVS.ガンダム

アレックスのアシストとして登場。
アレックスの両サイドに現れ1発ずつ同時に狙撃用ビーム・ライフルを撃つ。ちなみに狙撃用ビーム・ライフルだがガンダムデュナメスと違って所謂普通のビール・ライフル。
しかし射撃武器が貧弱なアレックス、特にチョバム装着時の中で唯一まともな射撃武器といえる、今日もスカーレット隊はクリスのために強敵達を狙撃していることだろう。

ガンダムVS.ガンダムNEXT

引き続きアレックスのアシストとして登場。

EXVS.シリーズ

引き続きアレックスのアシスト武装として登場。
ライフルの発射回数が増え、きっちり最初から当てれば、強制ダウンまで持っていけるようになっている。
EXVS.2では高弾速のスナイパーライフルを発射するようになり、同時にCPU機も登場している。

GVS

ホワイト・ディンゴ隊仕様がプレイアブル機として参戦。
ケルディムやアルケインを彷彿とさせる超弾速ビームを持つ文字通りのスナイパー。
更に特殊格闘で精密射撃モードとなり、赤ロックと射撃火力が強化される。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:片膝立ちでライフルを肩に担ぐ。
精密射撃モード時:バイザーを降ろしライフルを構える。

敗北ポーズ

崩れ落ちながら、シールドを地面に突き立てる。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

本機をベースにした改造ガンプラ「ジム・スナイパーK9」が登場。
状況に合わせて機体を変えていたアルゼンチン代表レナート兄弟の切り札であり、アビゴルバインやケンプファーアメイジングと対戦。
様々なトラップ戦術を駆使し、対戦相手を追い詰めた。

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE

クガ・ヒロトを雇ったフォースのメンバーが使用するガンプラとして登場。
ガンダムNT-1アレックスと共に信号弾に反応したモビルアーマー「アカツゲー」に追撃されていた。


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最終更新:2025年09月12日 08:12
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