スタークジェガン STARK JEGAN |
登場作品 |
機動戦士ガンダムUC |
型式番号 |
RGM-89S |
全高 |
19.2m |
重量 |
28.4t |
所属 |
地球連邦軍 |
搭乗者 |
連邦軍兵士 |
武装 |
バルカン・ポッド・システム ビーム・サーベル ビーム・ライフル ミサイル・ポッド ハイパー・バズーカ |
【設定】
地球連邦軍の特務仕様型モビルスーツ。
ジェガンD型をベースとしたバリエーション機で、軍縮による時代背景と現場からの要求に応じて生まれた機体。
ジムIIIの運用思想である長距離支援を取り入れており、両肩に支援用のミサイル・ランチャーを装備している。
【武装】
バルカン・ポッド・システム
左側頭部に装備された60mm口径の機関砲。
ビーム・サーベル
近接戦闘用のビーム兵器。
腕部の収納用ボックスはグレネード・ランチャーとの選択式となっている。
ビーム・ライフル
携行型射撃用ビーム兵器。
ジムIIが装備していたタイプの改造型。
ミサイル・ポッド
両肩に設置された支援用の3連装ミサイル・ランチャー・ユニット。
発射ユニット自体にセンサーが付いている為、命中精度が高く、発射後はデッドウェイトにならないようにパージが可能となっている。
ハイパー・バズーカ
380mm口径の実体弾を射出するバズーカ砲。
弾速も遅く装弾数も少ないが、直撃時の破壊力は大きいとされている。
【原作中での活躍】
物語冒頭の
クシャトリヤ戦に2機の通常D型と1機のD型指揮官仕様を特務隊用に改修した本機が登場。
通常型2機はファンネルでバラバラにされ撃墜されたが、本機はバズーカ(Mk-IIと同じ特殊弾頭)と3連装ミサイル・ポッドで弾幕を張り、突破されてファンネルを射出されると即座に格闘戦に切り替えミサイル・ポッドとバズーカをパージしつつ囮にし、増加装甲に若干被弾しつつもファンネルの網を突破、激しい格闘戦を繰り広げた。
しかし太陽を眼暗まし代わりに使いサーベルを突き刺そうとした所を、スラスターの逆噴射で壁を作られ最後はパイロット諸共真っ二つに斬り裂かれた。
この戦闘でスタークジェガンの人気が一気に上がったとか上がってないとか…。
また、「星月の欠片」1巻でも登場。
民間シャトルとジムIII2機がジオン系の宙賊に襲撃された際、ジムIIIのパイロットの一人であるドゥーエ・イスナーンが即席で編み出した信号弾代わりの閃光をキャッチし、もう一機のジムIIIに乗るダニー・セケンドの窮地を救う形で現れた。
そして瞬く間に宙賊の
ドーベン・ウルフ3機と
リゲルグ2機を撃破し、本物のエースの風格を見せつけ、2人に激励の言葉を掛けて去って行った。
顔は見せなかったが、クシャトリヤ戦と同じビームサーベルの構えを見せていたため同一人物と思われるが詳細は不明。
【ゲーム内での活躍】
EXVS.シリーズ
コスト500のCPU専用機体として登場。
武装はビームライフル、3連装ミサイル・ポッド、1段突き格闘のビームサーベル。
他のCPU機と比べると機動力はやや高め。
GVS.
ストライカーとして登場。
3連装ミサイル・ポッドで援護してくれる。
誘導部分は悪いものの、物足りない部分を補った
ザクIと言った感じの性能。
また、CPU機として登場するが、性能はEXVSのものとほぼ同一。
【その他の活躍】
SDガンダムGジェネレーション
『WORLD』で初登場。
戦闘デモでは
ユウ・カジマが乗ってクシャトリヤと交戦するが、設定上ユウはUC時代では既に退役している。
【余談】
元々の初出は「
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSV」であるが、カトキハジメによって再デザインされ、MSV版は初期型のジェガンを改装した運用試験機プロト・スタークジェガンと改めて設定された。
また、これとは別でプロト・スタークジェガン(大型対艦ミサイルを4基装備した複座型)が登場したため、現在はUC版、プロト・スタークジェガン、CCA-MSV版の三種として設定され、いずれもキット化されている。
最終更新:2023年10月31日 13:50